全幅1,900mm超えのシボレー カマロ。日本で最適な全幅はいくつ?

レクサス LX570 2016

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シボレー カマロをはじめ、アメリカ車の多くは全幅1,900mmを超えています。また日本で人気の輸入SUV、ボルボ XC90やBMW X5なども全幅1,900mm超がほとんど。なかには、2メートルを超える輸入車も少なくありません。このような幅広な車を日本で使用するのはいかがなものでしょうか?
(ちなみに、5代目カマロは全幅1,915mmですが、2015年発売の現行6代目カマロは全幅1,897mmなので、1,900mm未満です。)
Chapter
2010年以降、日本で販売された全幅が大きな輸入車は?
日本車にもあった!全幅2,000mm以上の車たち
日本で全幅1,900mm以上の車に乗るのは大変?
ボディの全幅だけで、乗りやすさ・停めやすさは決まらない?

2010年以降、日本で販売された全幅が大きな輸入車は?

1、メルセデス・ベンツ G550 4×4 Squared W463 2,100mm
2、キャデラック・エスカレード           2,065mm
3、リンカーン ナビゲーター                                  2,035mm
4、ランボルギーニ・アヴェンタドールLP700-4       2,035mm
5、フォード エクスプローラーXLT EcoBoost          2,000mm

※2017年3月7日時点

1位はG550の特別仕様車でした。やはり2m超えとなるとSUVが多くなっていますね。

スポーツカーではランボルギーニ・アヴェンタドールが2m超。ちなみに、2010年まで発売されていたムルシエラゴ(LP640)も2,085mmと2m超えとなっています。

では、日本車にもこのような2mを超えた車種はあるのでしょうか?

日本車にもあった!全幅2,000mm以上の車たち

実は、日本にも全幅2m超えのスポーツカーがありました!その車は、2009年9月に発売された光岡 オロチです。

オロチのボディサイズは、全長4,560mm×全幅2,035mm×全高1,180mm。全幅はアヴェンタドールと同じ2,035mm!さすがに全幅2m以上となると、国内ではオロチのみですが、過去には1.9m台の全幅の日本車は、意外に多く販売されています。以下、1〜10位までを調べてみました。

現行モデルでもっとも幅が広いのはLX570とランドクルーザー200ですが、ベースは同じです。国産車でもSUVが多勢を占める中、現行車種ではNSXが唯一ランクインしています。こうしてみると、やはり全幅が大きいクルマは海外市場で人気のある車といえるでしょう。

1、光岡オロチ              2,035mm
2、レクサス LX570            1,980mm
3、ランドクルーザー 200                        1,980mm
4、ホンダ MDX Exclusive                       1,955mm
5、ホンダ NSX Sport-Hybrid SH-AWD     1,940mm
6、日産 サファリ Granroad 7人乗り          1,940mm
7、トヨタ ランドクルーザー100 VX-Limited 1,940mm
8、ホンダ ラグレイト                               1,935mm
9、トヨタ ランドクルーザー80 Wagon-VX 1,930mm
10、トヨタ ハイラックスサーフSSR-G        1,910mm

※2017年3月7日時点

日本で全幅1,900mm以上の車に乗るのは大変?

筆者は、かつて全幅2mを超えるSUVで都心に5〜6年間通勤していた過去があります。現在の愛車は、全幅1,870mmの2ドアクーペですが、狭い道や狭い駐車場では、全幅2m超のSUVのほうが楽でした。

車高が約2mあったので、機械式駐車場など物理的に入れられない駐車場はありましたが、ボディの全幅が大きくてもドアのサイズはそれほど大きくはなく、またドアの厚みも薄かったので、狭い駐車場でもドアの開閉でそれほど苦労したことがなかったのです。

反対に現在乗っている車は、2ドアクーペというボディ形状ゆえドアがとても大きい。狭い駐車場では常に隣の車との距離を気にしながら停めることになり、意外とストレスとなっています。また、剛性を確保するという観点からも、2ドアクーペのドアはSUVのドアに比べるとかなり分厚くなります。

その分を考慮すると、狭い駐車場で隣の車にドアを当てないように乗り降りするのは、さらに大変になるというわけです。

ボディの全幅だけで、乗りやすさ・停めやすさは決まらない?

もちろん、全幅が小さければ小さいほど運転も駐車もストレスは少なくなります。しかし前述したように、運転のしやすさや車の停めやすさ、乗り降りのしやすさというのは全幅のサイズだけで決まるものでもないのです。

筆者が乗っていたSUVも確かに大きかったのですが、トラックベースの四角いボディで車高が高いため見切りが良く、車両感覚も掴みやすかったので、狭い道路でのすれ違いでもあまり困らなかったと記憶しています。

ただし、ドアミラーが自動でたためるタイプではなかったので、その点だけ少々面倒でしたね。というのも、アメリカではドアミラーをたたむという習慣がないため、たたみやすさなどはほとんど考慮されていなかったのです。

つまり、同じ車幅という条件で日本で乗ることを考えるなら、スポーツカーよりSUVのほうが扱いやすいといえます。

とはいえ、こういった日本国内では規格外の車両を購入する際は、自宅の駐車場に入れられるかどうか?まずはそれが問題ですよね。


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