思わず振り返る!日本でも買えた風変わりな車9選
更新日:2024.09.09

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街を行き交う車たちを見ていると、時々ハッ!とするような車を見かけて、思わず振り返ることはありませんか?それがカッコイイ車の時もあれば、何か変わったカタチということも。特殊なカスタマイズカーもありますが、ノーマルで十分変わってる車もあります。今回は、そんな一風変わった車たちを紹介しましょう。
①奇妙なスタイル?「フィアット ムルティプラ」
この奇抜というか奇妙なスタイルをした車は、イタリアの大衆車メーカー、フィアットが1998年に発売した、2列6人乗りのミニバンです。スタイルがあまりに奇抜だったので、後にマイナーチェンジで外観が普通になったのは、あまり知られていません。
スタイルも奇妙ですが、もっと奇妙なのはミニバンなのにMT車の設定しか無かったことでした。ATの代わりに、クラッチ操作をシフトレバーにあるボタンで行うことができる「イージークラッチモード」が搭載されたグレードもありました。
しかしクラッチペダルはそのまま残っていて、日本では法規上MT車として扱われます。
スタイルも奇妙ですが、もっと奇妙なのはミニバンなのにMT車の設定しか無かったことでした。ATの代わりに、クラッチ操作をシフトレバーにあるボタンで行うことができる「イージークラッチモード」が搭載されたグレードもありました。
しかしクラッチペダルはそのまま残っていて、日本では法規上MT車として扱われます。
②80年近くモデルチェンジ無し!「モーガン 4/4」
1936年に登場してから現在まで、モーガン家によって経営されている小さなスポーツカーメーカー「モーガン」による、イギリスの木製スポーツカーです。80年近く基本的構造を全く変えておらず、モデルチェンジもされていない驚異の車で、初期にはフレームすら木製でした。
よく「いまでも木製の車を作っている」と勘違いされますが、現在生産されているのは内装にのみ木材を使っています。モーガンオート イワセが代理店となって日本で買えるれっきとした正規輸入モデルです。
よく「いまでも木製の車を作っている」と勘違いされますが、現在生産されているのは内装にのみ木材を使っています。モーガンオート イワセが代理店となって日本で買えるれっきとした正規輸入モデルです。
③漫画にもよく登場?「モーガン スリーホイラー」
モーガンがその設立初期に生産していた1910年代のスポーツカーを、2011年に復刻販売しました。
そのスタイルは、スリーホイラーの名の通り、フロント2輪、リア1輪の3輪車。フロントにオートバイ用のV型2気筒エンジンを搭載し、一輪しか無い後輪を駆動します。
漫画作品などにもときどき登場する車両ですが、こうして実在するモデルだって知っていました?
モーガン4/4と同じく、モーガンオート イワセで購入可能です。
そのスタイルは、スリーホイラーの名の通り、フロント2輪、リア1輪の3輪車。フロントにオートバイ用のV型2気筒エンジンを搭載し、一輪しか無い後輪を駆動します。
漫画作品などにもときどき登場する車両ですが、こうして実在するモデルだって知っていました?
モーガン4/4と同じく、モーガンオート イワセで購入可能です。
④ディーラーは世界で唯一ロンドンのみ「ブリストル」
知る人ぞ知るイギリスの高級車メーカーで、ロンドンにあるディーラーが世界唯一、さらに宣伝もほとんど行わないという、ほとんど趣味で運営されているようなメーカーです。
それもそのはずで、第二次大戦後にヒマになった航空機メーカーである「ブリストル」で、社員のクラブ活動が元で始まったものなのでした。日本にも「603」などが何台か輸入されており、ときどきオークションサイトなどで見ることができます。
それもそのはずで、第二次大戦後にヒマになった航空機メーカーである「ブリストル」で、社員のクラブ活動が元で始まったものなのでした。日本にも「603」などが何台か輸入されており、ときどきオークションサイトなどで見ることができます。
⑤どことなく不思議な造形「リライアント シミター」
どことなく不思議なスタイルのイギリスのスポーツカー。角ばったFRPボディに、フォード製の1.3−1.6Lが搭載したライトウェイトスポーカーでした。
日本には正規代理店が無かったので、輸入されたのはごく少数。当時の英国中小メーカーにはありがちな、品質の悪さが目立ったため、評判が良かったわけではありませんでした。
日本には正規代理店が無かったので、輸入されたのはごく少数。当時の英国中小メーカーにはありがちな、品質の悪さが目立ったため、評判が良かったわけではありませんでした。
⑥旧ソ連が生んだ走るシーラカンス「UAZ3909」
なんとロシア製の1BOXカーで、「ウァズ」と読みます。
開発されたのは旧ソ連時代の1958年で、軍用車両をベースとしていることもありとても頑丈です。極寒のシベリアではラジエターが凍りつくため、冷却水を抜いても走れるというエピソードもあります。
日本の排ガス規制を通らないので、新車販売は無理ですが、2011年までは日本でも代理店を通して買うことができました。
開発されたのは旧ソ連時代の1958年で、軍用車両をベースとしていることもありとても頑丈です。極寒のシベリアではラジエターが凍りつくため、冷却水を抜いても走れるというエピソードもあります。
日本の排ガス規制を通らないので、新車販売は無理ですが、2011年までは日本でも代理店を通して買うことができました。
⑦ダイハツ生まれでBMWの心臓をもつ「ベルトーネ フリークライマー」
ダイハツ・ラガーをベースにBMW製ターボディーゼルを搭載した車です。
日本では西武自動車が代理店として輸入されており、よく見ればダイハツ・ラガーをそのまま4灯式にしたようなデザインですが、どことなくラテン系のルックスをしています。
日本では西武自動車が代理店として輸入されており、よく見ればダイハツ・ラガーをそのまま4灯式にしたようなデザインですが、どことなくラテン系のルックスをしています。
⑧iQが原型より高そう?「アストンマーチン・シグネット」
トヨタiQをベースに、イギリスの高級車メーカー、アストンマーチンがカスタマイズした、超高級コンパクトカーです。環境性能に優れた小型車のラインナップを求めてトヨタから供給を受けています。
しかし、トヨタの日本国内工場から輸出されたiQをアストンマーチンの社内で徹底的に分解し、職人の手によりカスタマイズして再組立を行う手法を取っており、販売されるまでにとても手間暇がかかっています。
日本では50台限定で販売。街中で奇妙なiQと思ったら、とんでもない高級車(コンパクトカーなのに475万円からです)と思うか、アストンにしては安いと思うかですね。
しかし、トヨタの日本国内工場から輸出されたiQをアストンマーチンの社内で徹底的に分解し、職人の手によりカスタマイズして再組立を行う手法を取っており、販売されるまでにとても手間暇がかかっています。
日本では50台限定で販売。街中で奇妙なiQと思ったら、とんでもない高級車(コンパクトカーなのに475万円からです)と思うか、アストンにしては安いと思うかですね。
⑨水陸両用「RMA・アンフィレンジャー2800SR」
ドイツのパイプライン用品会社であるRMA(ライナウアー・マシネン・ウントアーマチャーレンバウ)が1990年代に生産していた水陸両用で、日本では双日が輸入代理店でした。現在でも日本では水陸両用タクシーや、電力会社のパトロール車輌等として使われています。
地味だけどどことなく変わった車もあれば、道で出会った瞬間にギョっとするような車もあったと思います。ひと目でわかるカッコイイ車もいいですが、個性的な車選びをしたいという方は、参考にしてください。
地味だけどどことなく変わった車もあれば、道で出会った瞬間にギョっとするような車もあったと思います。ひと目でわかるカッコイイ車もいいですが、個性的な車選びをしたいという方は、参考にしてください。