三菱 eKクロス EVとライバル「日産 サクラ」との違いを比較【プロ徹底解説】
更新日:2024.09.09
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軽自動車に新風を吹き込んだBEVのeKクロスEV。
同じコンセプトのライバルと言えば、現在のところ日産サクラしかありません。
基本性能は同じですが、外観デザインや車両本体価格などが異なっています。
ここではeKクロスEVとライバル車のサクラの違いについて紹介します。
文・写真/萩原 文博
同じコンセプトのライバルと言えば、現在のところ日産サクラしかありません。
基本性能は同じですが、外観デザインや車両本体価格などが異なっています。
ここではeKクロスEVとライバル車のサクラの違いについて紹介します。
文・写真/萩原 文博
- Chapter
- 日産 サクラとは?
- 三菱 eKクロス EVの良い点は?
- 日産 サクラの良い点は?
日産 サクラとは?
三菱 eKクロス EVのライバルとしてピックアップしたのは、日産 サクラです。この2台は、兄弟車といえる存在ですが、各メーカーの意向もあり異なる部分も多いからです。
例えば、eKクロス EVはeK クロスシリーズの最上級モデルというポジションですが、サクラは、NEWモデルという位置づけとなっていることも挙げられます。
ボディサイズは、eKクロス EVが全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,665mmです。なお、eKクロス EVにはメーカーオプションでルーフレールが設定されており、これを装着すると全高は1,670mmとなります。
例えば、eKクロス EVはeK クロスシリーズの最上級モデルというポジションですが、サクラは、NEWモデルという位置づけとなっていることも挙げられます。
ボディサイズは、eKクロス EVが全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,665mmです。なお、eKクロス EVにはメーカーオプションでルーフレールが設定されており、これを装着すると全高は1,670mmとなります。
一方、サクラのボディサイズは全長、全幅はeKクロス EVと同じですが全高は1,655mmと10mm低くなっており、ワイド&ローの安定感あるスタイリングとなっています。
車両本体価格は、eKクロス EVはGグレードの239万8000円〜Pグレードの293万2600円。対してサクラの車両本体価格はX グレードが239万9100円、サクラは294万300円とサクラのほうが車両本体価格は高くなっています。
ただし、エントリーグレードのeK クロスEVのGとサクラのXはプロパイロット(三菱はマイパイロット)などがオプション設定となっています。
しかし上級グレードのeKクロス EVのPは16万5000円の先進安全快適パッケージというオプションとなっているのに対して、サクラのGはプロパイロットをはじめ、プロパイロット緊急停止支援システム(SOSコール機能付)、SOSコールが標準装備となっているので、上級グレード同士ではサクラのほうが割安となっています。
車両本体価格は、eKクロス EVはGグレードの239万8000円〜Pグレードの293万2600円。対してサクラの車両本体価格はX グレードが239万9100円、サクラは294万300円とサクラのほうが車両本体価格は高くなっています。
ただし、エントリーグレードのeK クロスEVのGとサクラのXはプロパイロット(三菱はマイパイロット)などがオプション設定となっています。
しかし上級グレードのeKクロス EVのPは16万5000円の先進安全快適パッケージというオプションとなっているのに対して、サクラのGはプロパイロットをはじめ、プロパイロット緊急停止支援システム(SOSコール機能付)、SOSコールが標準装備となっているので、上級グレード同士ではサクラのほうが割安となっています。
搭載しているパワートレインは、最高出力64ps、最大トルク195Nmを発生するMM48型のモーターで同じです。駆動方式も2WDのみで満充電時の走行可能距離も両車ともに180kmと差はありません。
安全装備面では、細かい名称は異なりますが、機能面では同じです。先ほども話しましたが、サクラの上級グレードGは高速道路走行中に追従走行を可能としたプロパイロットが標準装備となっているのに対して、eKクロス EVは全グレードでオプション設定となっています。
また、3ステップの操作だけで駐車完了までドライバーをアシストするプロパイロットパーキング(三菱はマイパイロットパーキング)は上級グレードのみにオプション設定となっている点は同じです。
安全装備面では、細かい名称は異なりますが、機能面では同じです。先ほども話しましたが、サクラの上級グレードGは高速道路走行中に追従走行を可能としたプロパイロットが標準装備となっているのに対して、eKクロス EVは全グレードでオプション設定となっています。
また、3ステップの操作だけで駐車完了までドライバーをアシストするプロパイロットパーキング(三菱はマイパイロットパーキング)は上級グレードのみにオプション設定となっている点は同じです。
三菱 eKクロス EVの良い点は?
eK クロスEVとサクラを比べて、eK クロスEVの良い点として、取り上げたいのはeK クロスEVにのみ装着されているグリップコントロールです。これは、滑りやすい道での発進をサポートしてくれる機能です。
雪道やぬかるんだ路面で片側の駆動輪が空転した場合、スリップした駆動輪のブレーキを制御。路面をグリップしている駆動輪の駆動力を確保することで発進をサポートしてくれます。
雪道やぬかるんだ路面で片側の駆動輪が空転した場合、スリップした駆動輪のブレーキを制御。路面をグリップしている駆動輪の駆動力を確保することで発進をサポートしてくれます。
日産 サクラの良い点は?
eKクロス EVとサクラを比べてサクラが優れているところは、一目で見てサクラだと認識できることでしょう。eKクロス EVはeKクロスと共通のデザインを採用しているため、リアやサイドに貼られたバッジを見ないとBEVモデルであることは認識することができません。
しかし、サクラは軽ハイトワゴンの日産デイズとは内外装で異なるデザインとなっていますし、特にインテリアは、高級感と上質感を両立した和モダンを追求したデザインを採用しています。
さらに、名前のサクラの花びらをあしらうなど軽BEVという新しいカテゴリーのイメージリーダーになろうという考えが伝わってきます。
しかし、サクラは軽ハイトワゴンの日産デイズとは内外装で異なるデザインとなっていますし、特にインテリアは、高級感と上質感を両立した和モダンを追求したデザインを採用しています。
さらに、名前のサクラの花びらをあしらうなど軽BEVという新しいカテゴリーのイメージリーダーになろうという考えが伝わってきます。
プロパイロットを標準装備しても車両本体価格が300万円を切ったサクラとマイパイロットが全車オプションとなっていながらも上級グレードが300万円近いeKクロス EV。
コストパフォーマンス的にはサクラに軍配があがります。
しかし、グリップコントロールなどeKクロス EVしか設定されていない装備もあります。
基本性能はほぼ同じなので、外観デザインの好みで決めると良いでしょう。
コストパフォーマンス的にはサクラに軍配があがります。
しかし、グリップコントロールなどeKクロス EVしか設定されていない装備もあります。
基本性能はほぼ同じなので、外観デザインの好みで決めると良いでしょう。