日産 サクラの荷室のサイズと収納を紹介!バッテリーを搭載する影響はどの程度あるのか【プロ徹底解説】

サクラ

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日産の軽自動車初となるEVがサクラです。EVとはいえ、使い勝手は重要なポイントです。

駆動用のバッテリーを搭載したことで、サクラの荷室は、どのようになっているのでしょうか? 荷室のサイズと収納を解説します。

文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK

鈴木 ケンイチ

モータージャーナリスト。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。レース経験あり。毎月1回のSA/PAの食べ歩き取材を10年ほど継続中。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 自動車技術会会員 環境社会検定試験(ECO検定)

鈴木 ケンイチ
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ラゲッジ容量は107リットル
室内収納も数多く用意

ラゲッジ容量は107リットル

サクラには、駆動用のバッテリーが20kWh搭載されています。しかし、それは車体の床下にきれいに納められているため、ラゲッジや室内空間への悪影響は、ほとんどありません。
ラゲッジを見ると、エンジン車と同じだけの空間があります。その容量は107リットル。
後席を倒せば、9インチのゴルフバックであれば2個搭載することができます。
後席シートを片側だけ倒せば、3名乗車のまま、ゴルフバック1個を搭載することができます。また、ラゲッジの床下にはラゲッジアンダーボックスも用意されています。
ちなみに、後席はリクライニング機能だけでなく、前後のスライド機能も備わっています。ラゲッジを使わないときは、後席を下げて、後席空間を広げることも可能です。

室内収納も数多く用意

サクラは先進的であるだけでなく、実用面もしっかりと考慮されており、数多くの室内収納が用意されています。
前席でいえば、助手席の前にインストスライドボックスとグローブボックスがあり、助手席のドアには車検証などを収納できる助手席ドアポケットが用意されています。
ダッシュボードの中央の下には、インストセンターロアトレイ、インストセンタードアボックスを用意。
もちろん運転席と助手席には、それぞれのカップホルダーが設置されています。

オプションとしては、助手席の下に靴などを収納できる助手席シートアンダーボックスや、小物入れ付きのアームレストコンソールが用意されています。アームレストコンソールは、インテリアにあわせて、グレー/ブラウン/ブラックの3色から選べるようになっています。

また、インストセンターロアトレイにはオプションで、ワイヤレス充電器を設置することも可能です。
後席まわりでは、助手席シートバックポケット、後席ドアポケットを用意。オプションで、シート下収納のシートアンダードロー(テキスタイル製、引き出し型収納ボックス)を設置することもできます。
日産の軽自動車初のEVであるサクラ。大きな駆動用バッテリーを搭載しますが、床下にきれいに収納したことで、室内空間を減らすことはありませんでした。

その収納力は、エンジン車の軽自動車と同様と言っていいでしょう。
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