日産 サクラのグレード比較!グレードの差は安全装備にあり【プロ徹底解説】
更新日:2022.11.16
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日産の軽自動車初のEVとして発売されたサクラ。
いくつかのグレードが用意されていますが、それぞれの違いは、どのようになっているのでしょうか。
グレードごとの違いを紹介します。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
いくつかのグレードが用意されていますが、それぞれの違いは、どのようになっているのでしょうか。
グレードごとの違いを紹介します。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
3グレードあるけれど一般向けには2グレード
日産初の軽自動車のEVとして2022年5月に発表されたサクラ。日産が出したリリースには、サクラには3つのグレードが存在すると明記されています。
それが「S」「X」「G」。価格は、「S」が233万3,100円、「X」が239万9,100円、そして「G」が294万300円です。価格から、3グレードは、エントリーが「S」、ミドルが「X」、上位が「G」であることが判断できます。
ところが日産の公式サイトと見ると、表示されるのは「X」と「G」の2つだけ。どういうことかといえば、実は「S」は法人需要向けで、一般向けには「X」と「G」の2グレードとなっているのです。
そこで、ここでは「X」と「G」の違いを説明します。
それが「S」「X」「G」。価格は、「S」が233万3,100円、「X」が239万9,100円、そして「G」が294万300円です。価格から、3グレードは、エントリーが「S」、ミドルが「X」、上位が「G」であることが判断できます。
ところが日産の公式サイトと見ると、表示されるのは「X」と「G」の2つだけ。どういうことかといえば、実は「S」は法人需要向けで、一般向けには「X」と「G」の2グレードとなっているのです。
そこで、ここでは「X」と「G」の違いを説明します。
基本性能に「X」と「G」の差はほとんどなし
価格的に中位のスタンダードモデルとなるのが「X」グレードで、上位が「G」グレードとなります。
ただし、モーターやバッテリー、パワーや電費、航続距離などの、車の基本性にあたる部分は、ほぼ同じ。ただ一つ、車両重量は異なっており、「X」グレードが10㎏軽い1,070㎏。「G」は1,080㎏となります。
ただし、モーターやバッテリー、パワーや電費、航続距離などの、車の基本性にあたる部分は、ほぼ同じ。ただ一つ、車両重量は異なっており、「X」グレードが10㎏軽い1,070㎏。「G」は1,080㎏となります。
ボディカラーでは「G」がより多くを選べる
ボディカラーの選択肢の多さは上位の「G」が勝ります。
「X」では、日本の四季を感じさせる2トーンのシーズンカラー4色と、単色が6色の合計10色。
一方、「G」では、「X」の10色に加えて、5色の2トーンカラーを用意。合計15色から選ぶことができるのです。
「X」では、日本の四季を感じさせる2トーンのシーズンカラー4色と、単色が6色の合計10色。
一方、「G」では、「X」の10色に加えて、5色の2トーンカラーを用意。合計15色から選ぶことができるのです。
エクステリア関係ではヘッドライトとグリルの違い
エクステリア系の違いはヘッドライトです。どちらもLEDヘッドランプとなりますが、上位の「G」はオートレベライザー付きで、アダプティブLEDヘッドライトシステムが装備されています。「X」はマニュアルレベライザーでハイビームアシスト機能となります。
まだグリル部にあるシールドは「G」がクリアブラックシールド、「X」が通常のシールドとなります。「G」の方が、より上質感が高まっています。
インテリアの違いは加飾とUSB電源
インテリアでの大きな違いは、インストルメンタルパネルとドアのフィニッシャーに「G」だけにカッパー加飾が使われていることです。
一目で上位グレードであることがわかります。また、「G」にはタイプAとタイプCのUSB電源ソケットがそれぞれ1個ずつ標準装備。「X」ではオプションとなっています。
また、オプションのプレミアムインテリアパッケージは上位の「G」だけが選べるのも違いです。
また、オプションのプレミアムインテリアパッケージは上位の「G」だけが選べるのも違いです。
オーディオ&ナビでも上位「G」が優位
オーディオとナビゲーションの内容も上位の「G」が充実しています。「X」グレードは、オーディオレスの2スピーカーが基本。一方、「G」では、EV専用Nissan ConnectナビゲーションシステムとNissan Connect専用車載通信ユニット、ETC2.0ユニットが標準装備となり、6スピーカーとなります。
安全と運転支援システムの違い
安全と運転支援に関係する装備も「X」と「G」の大きな違いとなります。
インテリジェントエマージェンシーブレーキなど、日産が360°セーフティアシストと呼ぶ機能のほとんどは、「X」と「G」の両方に標準装備とされていますが、運転支援の「プロパイロット」と「プロパイロット緊急停止支援システム(SOSコール機能付き)」「SOSコール」は、「G」のみが標準。
また、「SRSニーエアバッグ(運転席)」「ロードリミッター付きプリテンショナーシートベルト(後席)」「インテリジェントアラウンドビューモニター」も上位の「G」だけが標準となっています。
インテリジェントエマージェンシーブレーキなど、日産が360°セーフティアシストと呼ぶ機能のほとんどは、「X」と「G」の両方に標準装備とされていますが、運転支援の「プロパイロット」と「プロパイロット緊急停止支援システム(SOSコール機能付き)」「SOSコール」は、「G」のみが標準。
また、「SRSニーエアバッグ(運転席)」「ロードリミッター付きプリテンショナーシートベルト(後席)」「インテリジェントアラウンドビューモニター」も上位の「G」だけが標準となっています。
日産の軽自動車EVであるサクラ。
一般向けには2つのグレードが用意されています。
走行性能という面では、2グレードの差はほとんどありません。
大きく異なるのは、安全や運転支援システムの充実度の差と言っていいでしょう。
先進の運転支援システムに興味があるのであれば、迷わずに上位の「G」グレードを選ぶのが正解となります。
一般向けには2つのグレードが用意されています。
走行性能という面では、2グレードの差はほとんどありません。
大きく異なるのは、安全や運転支援システムの充実度の差と言っていいでしょう。
先進の運転支援システムに興味があるのであれば、迷わずに上位の「G」グレードを選ぶのが正解となります。