日産 アリアの荷室サイズと収納を紹介!話題の新型EVの積載性と収納力はどれほどか【プロ徹底解説】

アリア

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日産のクロスオーバーEVであるアリア。都会に似合いそうな雰囲気のアリアですが、それでもSUVの一種であることは間違いありません。

SUVであれば、ラゲッジの使い勝手が気になるのは当然のこと。

ここではアリアのラゲッジや収納、使い勝手について解説します。

文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK

鈴木 ケンイチ

モータージャーナリスト。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。レース経験あり。毎月1回のSA/PAの食べ歩き取材を10年ほど継続中。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 自動車技術会会員 環境社会検定試験(ECO検定)

鈴木 ケンイチ
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広くフラットなラゲッジは使い勝手も上々
世界初となる電動のセンターコンソールボックス

広くフラットなラゲッジは使い勝手も上々

アリアは、EV専用のプラットフォームを採用したことで、広い室内空間を実現しています。

室内長2,075×室内幅1,540×室内高1,210mmは、同じ日産のエクストレイルよりも、100mmほども室内長が長くなっています。
駆動用のバッテリーは床下に収納されており、バッテリーの高さが抑えられているので、ラゲッジの床は低く平らになっています。

左右の荷室幅は、最大で1,387mm、高さは682mm、そして後席を使っている状態での荷室の奥行は973mm。9.5インチのゴルフバックを3つ積むこともできます。

荷室容量は、2WDで466リットル、4WDで408リットルあります。
また、後席のシートバックを倒せば、最大で1,901mmの荷室長を実現します。

つまり、前席を使える状態にしたまま、2列目と荷室をフラットにすれば、身長180㎝の人間でも足を伸ばして横になることができるのです。
ちなみにEVですから、停車中にエアコンを使っても大きな音がしません。エアコンを使いながらの車中泊が可能となるのです。
バックドアはキック操作での自動開閉機能が付いています。両手で荷物を持っていても、バンパー下に足先を入れて引き出せば、バックドアが自動でオープン、もしくはクローズします。

ラゲッジのトノカバーは全グレードで標準装備となっています。

世界初となる電動のセンターコンソールボックス

運転席周りの収納の主役となるのがセンターコンソールです。

アリアは、センターコンソールボックスに世界で初めて電動で前後移動する機能を採用しました。スイッチを操作すれば電動で前後150mm動かすことができるのです。
このセンターコンソールボックスには、シフトノブも備わっており、ドライビングポジションにあわせて、シフトノブを使いやすい場所に調整することもできます。
また、センターコンソールボックスにはスマートフォンをワイヤレスで充電するQi規格の機能が備わっています。

コンソールボックスの下には、前席の乗員用に2つのUSB電源ソケット(AタイプとCタイプ)、後ろ側には後席用の2つのUSB電源ソケット(AタイプとCタイプ)が用意されています。
さらにダッシュボード下にも収納があり、その奥にはHDMI端子が用意されています。車内で様々なエンタテインメント端末が使えるように配慮されているのです。
日産 アリアはEV専用プラットフォームを採用することで、広い室内空間と広くフラットな荷室空間を生み出すことができています。

また、電動で開閉できるバックドアや、前後に動くセンターコンソールボックスを採用するなど、利便性にも優れます。

SUVならではの使い勝手の良さもアリアには備わっていると言っていいでしょう。
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