日産 アリアの走行性能を紹介!スポーツカー並みの馬力を誇るモデルも【プロ徹底解説】
更新日:2024.09.09
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日産のクロスオーバーEVであるアリア。
ベーシックなグレードは1つのモーターのFF駆動となりますが、上位グレードには前後に2つのモーターを備えた4WDのハイパフォーマンスなグレードも用意されています。
今回は、そのアリアの走行性能を説明します。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
ベーシックなグレードは1つのモーターのFF駆動となりますが、上位グレードには前後に2つのモーターを備えた4WDのハイパフォーマンスなグレードも用意されています。
今回は、そのアリアの走行性能を説明します。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
アリアはバッテリーと駆動方式の組合せで4グレードをラインナップ
アリアはEVなので、走行性能はモーターとバッテリー容量がカギとなります。
そして、アリアは1モーターの2WD(FF)と、2モーターの4WDという2種の駆動方式が用意され、またバッテリーも66kWhを基本に上位の91kWhが用意されています。
そして、アリアは1モーターの2WD(FF)と、2モーターの4WDという2種の駆動方式が用意され、またバッテリーも66kWhを基本に上位の91kWhが用意されています。
そしてグレードは、2つの駆動方式と2つの電池容量の組み合わせとなります。
つまり、66kWhで2WDの「B6」と66kWhで4WDの「B6 e-4ORECE limited」、91kWhで2WDの「B9 limited」、そして4WDで91kWhの「B9 e-4ORECE limited」という4グレード構成となります。
つまり、66kWhで2WDの「B6」と66kWhで4WDの「B6 e-4ORECE limited」、91kWhで2WDの「B9 limited」、そして4WDで91kWhの「B9 e-4ORECE limited」という4グレード構成となります。
走行スペックは、4グレードで異なり、以下のような並びとなります。
「B6」
最高出力160kW、最大トルク300Nm、0-100㎞/h加速7.5秒、最高速度160㎞/h、航続距離470km(WLTCモード)
「B6 e-4ORECE limited」
最高出力250kW、最大トルク560Nm、0-100㎞/h加速5.4秒、最高速度200km/h、航続距離430km(WLTCモード)
「B9 limited」
最高出力178kW、最大トルク300Nm、0-100㎞/h加速7.6秒、最高速度160㎞/h、航続距離610km(WLTCモード)
「B9 e-4ORECE limited」
最高出力290kW、最大トルク600Nm、0-100㎞/h加速5.1秒、最高速度200km/h、航続距離580km(WLTCモード)
「B6」
最高出力160kW、最大トルク300Nm、0-100㎞/h加速7.5秒、最高速度160㎞/h、航続距離470km(WLTCモード)
「B6 e-4ORECE limited」
最高出力250kW、最大トルク560Nm、0-100㎞/h加速5.4秒、最高速度200km/h、航続距離430km(WLTCモード)
「B9 limited」
最高出力178kW、最大トルク300Nm、0-100㎞/h加速7.6秒、最高速度160㎞/h、航続距離610km(WLTCモード)
「B9 e-4ORECE limited」
最高出力290kW、最大トルク600Nm、0-100㎞/h加速5.1秒、最高速度200km/h、航続距離580km(WLTCモード)
アリアは、SUVとしてはスポーティなルックスをしていますが、それでも本格的なスポーツカーではありません。
しかし、最強モデルの最高出力290kW・最大トルク600Nm・0-100㎞/h・加速5.1秒というスペックは、本格的なスポーツカーに迫るものとなっています。
ちなみに、新型のフェアレディZは3リッターのV6ターボで、最高出力298kW・最大トルク475Nm。アリアは、この本格スポーツカーに迫るパワー・スペックを備えているのです。
しかし、最強モデルの最高出力290kW・最大トルク600Nm・0-100㎞/h・加速5.1秒というスペックは、本格的なスポーツカーに迫るものとなっています。
ちなみに、新型のフェアレディZは3リッターのV6ターボで、最高出力298kW・最大トルク475Nm。アリアは、この本格スポーツカーに迫るパワー・スペックを備えているのです。
アリアは優れた操縦安定性と3つのドライブモードを持つ
そんなパワフルなモーターによる走りを支えるのがEV専用プラットフォームです。
アリアのプラットフォームは車体とバッテリーを一体化していることもあり、同じ日産のSUVであるエクストレイルと比較して、ねじり剛性で75%も高く、サブフレームも高剛性で二重防振となっています。
また、高剛性ラックEPSステアリグや高応答大径ダンパー、超軽量タイヤなどを採用。車体の床に重いバッテリーを積むため、重心が低く、かつ前後重量配分も理想値に近いものとなっています。これらの素性の良さがアリアの高い操縦安定性を生み出しているのです。
アリアのプラットフォームは車体とバッテリーを一体化していることもあり、同じ日産のSUVであるエクストレイルと比較して、ねじり剛性で75%も高く、サブフレームも高剛性で二重防振となっています。
また、高剛性ラックEPSステアリグや高応答大径ダンパー、超軽量タイヤなどを採用。車体の床に重いバッテリーを積むため、重心が低く、かつ前後重量配分も理想値に近いものとなっています。これらの素性の良さがアリアの高い操縦安定性を生み出しているのです。
また、「エコ」「ノーマル」「スポーツ」という3つのドライブモードを用意。アクセル操作に対する加減速の強さを好みに調節することができます。
また、さらにアクセルOFF時の減速力を高める「e-Pedal Step」は、低速走行時の使いやすさが進化。「e-Pedal Step」をONにしても、クリープ走行が可能となっています。
低速の裏道から市街地、ワインディング、高速道路まで、幅広いシーンにあわせた走りがより容易になっています。
低速の裏道から市街地、ワインディング、高速道路まで、幅広いシーンにあわせた走りがより容易になっています。
アリアのバッテリーの性能を引き出す新技術
最後にバッテリーの性能を引き出す新技術の採用もアリアのトピックです。アリアには、バッテリーの温度を調整する、バッテリー温調システムが採用されています。
バッテリーの温度が過度に高まることを防ぐため、長距離走行時に急速充電を繰り返しても、充電性能の低下を抑えることができます。また、気温が高すぎたり、低すぎたときの性能低下も抑制します。
バッテリーの温度が過度に高まることを防ぐため、長距離走行時に急速充電を繰り返しても、充電性能の低下を抑えることができます。また、気温が高すぎたり、低すぎたときの性能低下も抑制します。
アリアのスペックをチェックしてみれば、まるでスポーツカーのような素晴らしい値があることが分かります。
日産自動車は、これまで10年以上にわたってEVを製造販売してきました。そうした技術の積み重ねが、アリアのパワートレインの高性能さを実現しているのでしょう。
日産自動車は、これまで10年以上にわたってEVを製造販売してきました。そうした技術の積み重ねが、アリアのパワートレインの高性能さを実現しているのでしょう。