ローバー ミニの内装(インテリア)を解説!
更新日:2024.09.09
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ローバーミニの起源をたどると、その歴史は1959年にまで遡ります。
その使命はイギリスの国民車としての要求に応えることでした。その使命が最も表れているのが、インテリアと言えるかもしれません。
コンパクトなボディの中に造られた機能性が溢れたインテリアに注目してご紹介します。
その使命はイギリスの国民車としての要求に応えることでした。その使命が最も表れているのが、インテリアと言えるかもしれません。
コンパクトなボディの中に造られた機能性が溢れたインテリアに注目してご紹介します。
ローバーミニの内装について①|ミニに求められた機能を体現したインテリア
ミニは「大人4人と荷物を載せることができる経済性に優れたクルマ」を第一に重要視されたコンセプトのクルマであり、このコンセプトが中心となって様々なメカニズムやレイアウトが設計されたという経緯があります。その努力の成果が最大限に表れているのがインテリアです。
コンパクトなボディながら最大限にスペースを有効活用し、大人4人がしっかりと座ることができる室内は、外から見た印象を裏切るように広々としているのが特徴的です。ボディサイズの割に大きく平面基調で角度が起こされた窓も、室内を広々と感じさせる要因の1つと言えるでしょう。
撮影車両はカスタマイズが施されているためインパネ周りやシートがノーマルと異なりますが、室内空間を最大限確保するという設計時の努力が感じ取れます。
その努力が最も表れているのが室内高です。ミニは短いボンネットにエンジンとミッションを巧みにレイアウトし、当時としては珍しいFFレイアウトを採用しました。その結果、床下に駆動系メカニズムを配置する必要がなくなり、室内の床を低く、室内高を高く確保しています。
撮影車両の室内寸法は、全長1,640mm・横幅1,160mm・高さ1,120mmとなっています。
コンパクトなボディながら最大限にスペースを有効活用し、大人4人がしっかりと座ることができる室内は、外から見た印象を裏切るように広々としているのが特徴的です。ボディサイズの割に大きく平面基調で角度が起こされた窓も、室内を広々と感じさせる要因の1つと言えるでしょう。
撮影車両はカスタマイズが施されているためインパネ周りやシートがノーマルと異なりますが、室内空間を最大限確保するという設計時の努力が感じ取れます。
その努力が最も表れているのが室内高です。ミニは短いボンネットにエンジンとミッションを巧みにレイアウトし、当時としては珍しいFFレイアウトを採用しました。その結果、床下に駆動系メカニズムを配置する必要がなくなり、室内の床を低く、室内高を高く確保しています。
撮影車両の室内寸法は、全長1,640mm・横幅1,160mm・高さ1,120mmとなっています。
撮影車両は、撮影時にはまだインパネ周りの配線を整理中とのことで、配線関係がむき出しとなっています。
撮影車両は1996年式なので運転席側にメーターが配置されているのが本来の仕様ですが、オーナーのカスタマイズによりセンターメーターへと置き換えられています。
ミニのインパネ周りで特徴的と言えるポイントはインパネの短さでしょう。現代のクルマと比べると、着座時のフロントウィンドウとの近さに驚かされます。
撮影車両は1996年式なので運転席側にメーターが配置されているのが本来の仕様ですが、オーナーのカスタマイズによりセンターメーターへと置き換えられています。
ミニのインパネ周りで特徴的と言えるポイントはインパネの短さでしょう。現代のクルマと比べると、着座時のフロントウィンドウとの近さに驚かされます。
また、インパネ下の足元の空間も意外と広々と感じます。可能な限り室内空間を確保するという努力がインパネの造りからも垣間見ることができます。
センターに付けられたスイッチ類は非常にシンプルで必要最低限という気がしますが、このあたりはカスタマイズの内容や年式によって異なってきます。
センターに付けられたスイッチ類は非常にシンプルで必要最低限という気がしますが、このあたりはカスタマイズの内容や年式によって異なってきます。
ローバーミニの内装について②|シートポジションはスポーツカーを彷彿とさせる低さ
フロントシートはオーナーのカスタマイズによってフルバケットタイプに変更されています。
実際に座ってみるとそのシートポジションの低さが印象的で、大半のスポーツカーと同等の低さを感じることができます。
また、室内高の確保に努力が捧げられただけあって、身長177㎝の筆者が座っても頭上に圧迫感を感じることはありません。
ステアリングに調整機構は付いておらず、ステアリングシャフトの角度がバスのように起きているため、そのドライビングポジションは独特なものとなります。これには慣れが必要と言えるでしょう。
実際に座ってみるとそのシートポジションの低さが印象的で、大半のスポーツカーと同等の低さを感じることができます。
また、室内高の確保に努力が捧げられただけあって、身長177㎝の筆者が座っても頭上に圧迫感を感じることはありません。
ステアリングに調整機構は付いておらず、ステアリングシャフトの角度がバスのように起きているため、そのドライビングポジションは独特なものとなります。これには慣れが必要と言えるでしょう。
撮影車両はロールバーが装着されているため、後部座席に座ることはほぼ不可能です。ロールバーさえなければ広々とまではいきませんが、しっかりと大人が座ることができるスペースが用意されています。
ローバーミニの内装について③|実用的なトランクルーム
トランクルームもしっかりと用意されています。
左側のスペースに鎮座している四角い物体は燃料タンクで、トランクルームに張り出しているのは小さなボディサイズで広い室内を確保するという制約上、仕方のないことだったのでしょう。
よって大きな荷物や長物を載せることは難しいですが、日常使用で困ることはないスペースとなっています。
エンジンなどの熱源から距離があるため、旧車の割にはトランクルーム内の温度も上がりにくいと思われます。
左側のスペースに鎮座している四角い物体は燃料タンクで、トランクルームに張り出しているのは小さなボディサイズで広い室内を確保するという制約上、仕方のないことだったのでしょう。
よって大きな荷物や長物を載せることは難しいですが、日常使用で困ることはないスペースとなっています。
エンジンなどの熱源から距離があるため、旧車の割にはトランクルーム内の温度も上がりにくいと思われます。
コンパクトなボディに最大限の室内空間を確保するため、たゆまぬ努力が捧げられたミニ。
そのインテリアは外から見た様子では想像もできないほど広々としています。実際に座り込んでみると「意外と広い」という感想が出てくるはずです。
しっかりと当初の開発コンセプトを実現していることをインテリアから感じ取ることができます。
そのインテリアは外から見た様子では想像もできないほど広々としています。実際に座り込んでみると「意外と広い」という感想が出てくるはずです。
しっかりと当初の開発コンセプトを実現していることをインテリアから感じ取ることができます。