ついにMINIのEVが誕生!MINI エレクトリック コンセプトとは?

MINIエレクトリック・コンセプト

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フランクフルトモーターショー2017にて、MINI エレクトリック コンセプトが世界初公開されます。

ファニーでひと目でそれとわかるデザイン、優れたハンドリングなどで定評のあるMINIは、電気自動車になってどのような進化を遂げるのでしょうか?
Chapter
以前にも開発されていたMINIのEV
MINIエレクトリック コンセプトはどんな車になる?
発売は2019年?

以前にも開発されていたMINIのEV

BMW MINIのEVは、今回が初めてではありません。2008年、BMWとなって2代目のMINIで、MINI Eを開発。600台以上が世界中で実証実験を行っていました。

航続距離は約240kmと、まずまずでしたが、そのために後部座席部分はすべてバッテリーが占領することになり、実用域はかなりスポイルされていました。日本でもわずか20台ながら輸入され、テストが行われていたので、イベントなどで目にしたことがある方もいるかもしれません。

このMINI Eで培われたノウハウは、BMWのi3に受け継がれ、市場に投入されました。

これまで電気自動車といえば、走りを楽しむと言うよりかはランニングコストを安くし、経済性を図る目的の方が重視されていました。しかし、BMWは「駆け抜ける歓び」と掲げているように、EVであっても運転する楽しさを犠牲にはできません。

今回MINIのEVを導入することにより、走りを楽しめるEVとして市場の認識に大きな影響を与えることは間違いないでしょう。

MINIエレクトリック コンセプトはどんな車になる?

MINI エレクトリック コンセプトのベースデザインは、3ドアハッチバック。本来、不要なフロントグリルは、空力を重視したデザインに変更されています。

ホイールは19インチ。BMW i3も同サイズであるため、市販モデルでもこのまま登場する可能性は高いです。(i3はマイナーチェンジで20インチにアップ)

パワートレインは明らかになっていませんが、最高出力125kw(170ps)、最大トルク250Nm(25.5kgm)のi3の動力を流用するのであれば、2.0Lターボエンジンを積むMINIクーパーSに近い性能になるでしょう。

MINIエレクトリック コンセプトは、i3のパワーユニットをベースに開発がすすめられると思われますが、MINIでは十分なバッテリーを搭載しつつ実用スペースを確保できるかが大きな課題となるでしょう。また、発電用エンジンを搭載したレンジエクステンダーの存在も気になるところです。

走りに関しては、EVの特性として初速から最大トルクが発揮できるため、発進は非常にトルクフルなものになります。きびきびした走りが自慢のMINIのイメージにはぴったりです。

発売は2019年?

世界初公開は前述した通り、2017年9月12日から開催されるフランクフルトモーターショー2017。日本でのお披露目は、東京モーターショー2017が濃厚です。

発売は2019年を目標としており、まだ時間があるため、今後大きな仕様変更があるかもしれません。価格も未定ですが、i3がベースということを考えると、400万円台後半になるのではないでしょうか。

もともとがMINIという大衆車からスタートしたモデルでもあるので、もう少し現実的な価格になっていると嬉しいですね。

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