トヨタ 4代目プリウスのシートについて解説!多彩なシートアレンジも可能

トヨタ 4代目プリウス

1997年に世界初の量産型ハイブリッド車として誕生したトヨタ プリウス。今や街中でプリウスを見かけない日はないというくらい、日本中を走り回っています。

2021年6月現在は、トヨタ 4代目プリウス(ZVW51/ZVW55型)が現行車として販売されています。

4代目プリウスはJC08モードで40.8km/Lという驚異的な燃費効率から、営業車などの商用利用からファミリー層や単身世帯まで幅広いユーザーに人気のある車種です。

この記事では、そんな4代目プリウスのシートと多彩なシートアレンジについて解説いたします。

Chapter
トヨタ プリウスの歴史をおさらい
トヨタ 4代目プリウスのシートに施された工夫とは
トヨタ 4代目プリウスのシートアレンジは自由自在

トヨタ プリウスの歴史をおさらい

冒頭で紹介したように、トヨタ 初代プリウスは1997年に世界初の量産型ハイブリッド車として誕生しました。

ハイブリッド車とはエンジンと電気モーターを原動力として走行する車であり、2021年6月現在は各メーカーの主力にもなっている方式です。そのハイブリッド車のパイオニアが初代プリウスであり、まさに全世界に衝撃を与えた1台だと言えるでしょう。

2003年には初めてフルモデルチェンジされ、2代目プリウスが生まれます。多くの人が思い浮かべるトライアングルシルエットが採用され、後のプリウスのイメージを確固たるものにした1台と言えるでしょう。燃費効率は10・15モードで35.5km/Lでした。

さらに2009年に2回目のフルモデルチェンジが行なわれ、3代目プリウスが発売されます。2代目プリウスからそこまで大きな変更はありませんでしたが、10・15モードで38.0km/Lと燃費性能が2代目プリウスより向上しました。

そして2015年には現行モデルである4代目プリウスが誕生します。トライアングルシルエットは踏襲しつつも、低重心でスポーティーなデザインに一新されたことが特徴です。JC08モードでは40.8km/Lの燃費効率を達成しながら、走行性能にもこだわりを持つ1台です。まさにプリウス史上最高の1台だと言えるでしょう。

それでは、4代目プリウスのシートはどのようになっているのでしょうか?

トヨタ 4代目プリウスのシートに施された工夫とは

まずはフロントシート(前席)から。

プリウスのフロントシートは、人の感覚を起点に設計されており、座った瞬間に包み込まれるようなフィット感があるのが特徴と言えるでしょう。他の車では座骨に集中しがちな圧力を、トヨタ独自の技術で周囲に分散しており、長時間のドライブでも快適に過ごすことができます。

続いてリアシート(後席)です。

プリウスは低重心ボディへと進化を遂げましたが、天井の形状を工夫することで乗員の頭と天井のヘッドクリアランスを最大限確保することに成功しました。

また、リアシートもフロントシートと同様にクッション性を向上させており、同時に接触面積を減らすことによる圧力の分散も実現しています。これにより、フロントシートと同様の快適な座り心地を体感することができるようになりました。

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トヨタ 4代目プリウスのシートアレンジは自由自在

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道