GT-Rの維持費ってどれくらい?

日産 GT-R

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2007年にデビューした日産R35型GT-Rは優れた走行性に絶大な人気を博しています。しかし一方で、維持費の高さが日本車の常識をはるかに上回っているというのも事実。ただ、デビュー当時と比較すると、おもな交換部品の価格が値下がりしているようなのです。
※2016年
Chapter
維持費が高い?その内訳は?
維持費が高額になる理由は?
GT-Rデビュー当時よりも安くなったもの
中古車の魅力高まるGT−R
日本が誇るLFA vs GT-R
R35 GT-Rの素人インプレッション!
NISSAN GT-R R35 エンジン始動&エキゾースト
GT-R 画像ギャラリー

維持費が高い?その内訳は?

それでは実際にGT−Rの維持費はどれくらいなのでしょうか。

1年間の予想平均値を算出すると以下の通りになります。

自動車税 ¥66,500
自動車重量税 ¥16,400
自賠責保険 ¥13,920
自動車保険 ¥50,000 (車両保険無・30歳12等級の平均値)
ガソリン代 ¥280,000 (ハイオク140円・燃費5km/L・年間走行1万kmで算出)

さらに、オイル交換を始めとしとしたメンテンナス費用がかかりまます。

ちなみにGT−Rのランフラットタイヤは、当初、4本セットで約40万円!といわれていました。

維持費が高額になる理由は?

維持費が高額になってしまう理由は、なににあるのでしょうか。

まず、GT-Rはハイオクガソリン指定車なので燃料費がどうしても高くなってしまいます。さらにの燃費はカタログ値で8,8Km/L。実際の走行では、5km/L近くまで落ち込んでしまうそうです。

また、4WDという駆動方式のため、タイヤはほぼ均等に摩耗します。また、前後のサイズが違っているので、一度外してしまったタイヤを使用することは、原則的には不可能です。

GT-Rデビュー当時よりも安くなったもの

その1:足回りの値段!

それでは具体的に、デビュー当時と比べて、なにが安くなったのでしょうか。

まずタイヤです。純正と同じダンロップSP SPORT MAXX GT 600 DSST CTTが、約40万円(4本)から、約35万円に値下げされました!ブリヂストンのPOTENZA RE070R R2なら、さらに安価で約25万円(4本)で購入できます。

タイヤ寿命も、15,000km〜20,000kmといわれていたのですが、現在は30,000km程度まで伸ばされているいるとのことです。

またタイヤ以外にも、ブレーキパッド1台分が176,085円から135,450円に、ブレーキディスクは409,500円から388,500円にと、それぞれ値下げされています。

その2:オイル交換費用!

エンジンオイル交換の費用は、エレメント込みで約2,5〜3万円ですが、デファレンシャルやトランスミッションまでオイル交換を行なうと、ざっと30万円程度掛かるようです。

エンジンオイルの交換サイクルは、油温が110℃を越えなければ、15,000kmまたは1年毎。110-130℃になったときは、5,000km毎。


ファレンシャルやトランスミッションオイルは、交換目安となる温度しきい値が変更され、トランスミッションオイルの温度が120℃を超えなかった場合は、6万Kmまで無交換。油温が120〜140℃を超えてしまうと5,000kmごとに、140℃を超えてしまうとトランスミッションとディファレンシャルオイル双方の、すみやかな交換が必要となっています。

中古車の魅力高まるGT−R

維持費が安くなると中古のGT-Rの魅力が高まりますね。

修理費などを考えると敬遠しがちな初期モデルですが、いわれているほどの修理費はかからないとなると、購入の視野にいれてみるのも良いですね。

また、日産ディーラーで中古車を購入したユーザーには「中古車ワイド保証」が付与され、1年間走行距離無制限で駆動系や電装系などの修理が必要な場合に、GT−R認定テクニカルスタッフが在中するハイパフォーマンスセンターにて修理が出来る等の保証もあります。

いかがでしたか。手に届かない存在だと思っていたGT-Rですが、少しだけ近くに感じられるような気がしせんか。

日本が誇るLFA vs GT-R

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