【東京モーターショー2019】まるでSFの世界?とも言えるほど未来を想像させるタイヤがグッドイヤーブースにて展開中!

TMS 2019グッドイヤー 栗原 祥光

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東京モーターショーのグッドイヤーブースは、未来感満載!車とタイヤの将来の姿が垣間見れるので、ぜひチェックしてほしいブースだ。

文/写真・栗原 祥光

栗原 祥光|くりはら よしみつ

中央大学理工学部卒。通信機器メーカーにて回路設計をした後、長年の趣味であったオーディオへの夢を追い求めて専門雑誌の編集者へと転職。その後、一般誌の編集を経て現在フリーランスのカメラマン&ライターとして主にWeb媒体で活動する。モータースポーツのレポートや新車試乗記のほか、グルメやエンタメ系など幅広い分野で執筆中。

栗原 祥光
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未来のタイヤ?夢がいっぱい詰まったグッドイヤーブースをチェック

未来のタイヤ?夢がいっぱい詰まったグッドイヤーブースをチェック

まずブース中央にあるのは、インホイールモーターのタイヤ。実はこれ、レクサスブースで世界初公開されたレクサスのコンセプトカー「LF-30 Electrified」の足元に装着されたタイヤなのだ。モーターである以上、その冷却方法は重要な課題となるところを、グッドイヤーの空気力学解析技術が貢献しているという。トレッドデザインとタイヤの断面形状はモーターの効率的な冷却効果を狙ったもので、車体側のトレッド部分に微細な毛で覆われたフィンが設けられている。このフィンによって空気の流れをモーターの冷却に最適化し、インホイールモーターの冷却問題を解決。グリップ性能や省燃費性能とは異なる、新しいタイヤ性能のカタチとして注目される。
次に2019年のジュネーブ・モーターショーで発表された、未来の空飛ぶクルマ用に設計されたコンセプトタイヤ「Aero」。地上走行用タイヤとしても空中を飛ぶプロペラとしても機能するツーインワンタイヤだ。まるでSF映画のように車が空を飛ぶ、そんな日が来るかもしれないと思わせるに十分すぎる展示だ。
最後は二酸化炭素を吸収し、酸素を排出するタイヤ「Oxygene」。トレッド面(緑部分)はなんとコケで、車から出た二酸化炭素を吸収し、光合成によって酸素にするという野心的な考えだ。

これらが実現するかしないかはともかく、未来を感じさせる展示は見ていて楽しいもの。今回のモーターショーは現実的な物が多いので、グッドイヤーブースで「子供の頃に描いた夢の続き」をみてはいかがだろう。
ちなみにグッドイヤーブースの新商品はハイグリップタイヤの「イーグルF1アシンメトリック5」。こちらも要注目の1本だ。
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