歴史の長い国産車6選|クラウン・ランクルなど

初代 トヨペット クラウン

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国産車のなかで歴史が長い車種、とりわけ半世紀以上にもわたって発売されてきた車種を紹介します。50年以上も発売され続けるということは、それだけ長い間多くの人々に愛される理由があるようです。
Chapter
歴史の長い車:トヨタ クラウン 初代 1955年〜
歴史の長い車:日産 スカイライン 初代 1957年〜
歴史の長い車:トヨタ ランドクルーザー 初代1951年〜
歴史の長い車:日野 レンジャー 初代 1964年〜
歴史の長い車:三菱 ミニキャブトラック 初代 1966年〜
歴史の長い車:トヨタ ハイエース 初代 1967年〜

歴史の長い車:トヨタ クラウン 初代 1955年〜

トヨタの高級車、クラウン。初代トヨペット クラウンが発売されたのが1955年のことでした。昭和生まれのお父さんには、「いつかはクラウン」のキャッチコピーが刷り込まれ、あこがれの車種のひとつになっています。

2017年の東京モーターショーで、15代目となるクラウンのコンセプトモデルが公開され、ちょっとした話題になりました。

60年以上の歴史を持つ王冠のシンボルは、トヨタを代表する高級車として現在も輝き続けています。

歴史の長い車:日産 スカイライン 初代 1957年〜

日産スカイラインはかつてプリンス自動車工業が開発・製造した車で、その後の合併により日産が販売する自動車になりました。

初代が発売されたのは1957年。現在は13代目で、北米ではインフィニティ Q50として販売されています。

ちなみに、スカイラインの車名は”山並みと青空を区切る稜線”に由来しており、名付け親である桜井眞一郎氏が群馬県の草津町にある山小屋でこの名を思いついたとのことです。

歴史の長い車:トヨタ ランドクルーザー 初代1951年〜

トヨタが発売する最上級SUVであるランドクルーザー。世界的にも有名なSUVですが、歴史も長いです。

初代が発売されたのは1951年。じつは戦時中にトヨタは陸軍の4輪駆動車を製造していた経験があり、その経験をもとに約5ヶ月ほどの開発期間で製造されたジープBJトラックが初代のランドクルーザーでした。

当初、トヨタ ジープと呼ばれていましたが、後にジープは米国の会社の登録商標であったこともあり、1954年ランドクルーザーの名称に変更されました。

歴史の長い車:日野 レンジャー 初代 1964年〜

「トントントントンヒノノ二トン」というCMでお馴染みの日野自動車。おもにトラック・バスを製造する自動車会社ですが、そんな日野自動車が販売する歴史ある中型トラックが日野 レンジャーです。


初代レンジャーが販売されたのは1964年。現在は、6代目レンジャーが製造・販売されているので歴史は半世紀を超えます。

ちなみにこのレンジャー、中型トラックでありながらダカール・ラリーにも出場しており、1997年に行われた第19回大会では1位〜3位までをレンジャーで独占したという輝かしい歴史があります。

歴史の長い車:三菱 ミニキャブトラック 初代 1966年〜

三菱自動車が販売する軽トラック、ミニキャブトラック。

初代トラックが販売されたのは1966年。現在の7代目はスズキ キャリイのOEMですが、その名前には約50年の歴史があります。

2011年には電気自動車型のミニキャブ MiEVも誕生しましたが、販売が振るわず生産終了となりました。

歴史の長い車:トヨタ ハイエース 初代 1967年〜

トヨタが販売するミニバンであるハイエースも歴史が長い車です。初代モデルが販売されたのは1967年。現在は、5代目が製造・販売されています。

耐久性の高さやエンジンの扱いやすさ、積載量の多さから、宅配をはじめとする商業車のほか、マイクロバスとしても活躍しています。

初代モデルは現在の日本でみることはほぼないと思われますが、フィリピンのマニラなどの海外ではいまだに現役で使用されているみたいです。さすがの耐久性ですね。

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