アウディ Q5ってどんな車?ライバル車は?
更新日:2024.09.09
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2017年10月に日本にも導入が開始された新型アウディQ5。同社のミドルセダン、A4と同等の車格を与えられたクロスオーバーSUVです。初代モデルは、ミドルクラスのプレミアムSUVとして、世界的なヒットとなりました。はたして、2代目はどのような評価なのでしょう。
*2017年時点の情報になります
*2017年時点の情報になります
アウディ Q5とは?
初代Q5は、Q7に次ぐアウディ社第2のSUVとして2008年にデビューしました。
A4と同様VWグループのMLBプラットフォームを使用したミドルクラスのSUVで、8年間の製造期間で累計販売台数は168万台。モデル末期の2016年でも28万台と、依然として高い人気です。
2017年にモデルチェンジを行い、10月から日本にも導入が開始されています。
A4と同様VWグループのMLBプラットフォームを使用したミドルクラスのSUVで、8年間の製造期間で累計販売台数は168万台。モデル末期の2016年でも28万台と、依然として高い人気です。
2017年にモデルチェンジを行い、10月から日本にも導入が開始されています。
アウディ Q5のメカニズム
新型Q5のプラットフォームは、MLBを進化させた”MLB evo"。対従来車比で60kg軽量化を実現し、動力性能と省燃費性能の向上を図っています。
最高出力185kW(252ps)/5,000-6,000rpm、最大トルク370Nm(37.7kgm)/1,600-4,500rpmを発揮するエンジンは、2.0L直4 TFSIで7速Sトロニックと組み合わせ、その動力は最新のquattroシステムで4輪に伝えられます。
AWDクラッチによって、プロペラントシャフトの接続をコントロールする新しいquattroシステムは、通常はFWD、必要時のみ4WDとすることで低燃費化に貢献しています。
最高出力185kW(252ps)/5,000-6,000rpm、最大トルク370Nm(37.7kgm)/1,600-4,500rpmを発揮するエンジンは、2.0L直4 TFSIで7速Sトロニックと組み合わせ、その動力は最新のquattroシステムで4輪に伝えられます。
AWDクラッチによって、プロペラントシャフトの接続をコントロールする新しいquattroシステムは、通常はFWD、必要時のみ4WDとすることで低燃費化に貢献しています。
アウディQ5の安全性能
新型Q5のアクティブセーフティ装備は、じつに豊富です。
衝突回避支援の「アウディプレセンス シティ」、おもに高速道路の移動時に活躍する「アダプティブクルーズコントロール」と「トラフィックジャムアシスト」、車線逸脱防止機能の「アクティブレーンアシスト」、限定的なレベル3に相当し得る「パークアシスト」を標準装備。
他に、万が一の事故時にはシートベルトを締めつつウインドウやサンルーフを閉じて乗員を保護し、ハザードランプを点滅させて周囲に注意喚起を行う「アウディプレセンスベーシック」、車線変更時に死角にいる他車両の存在を知らせる「サイドアシスト」、右折時衝突回避支援の「ターンアシスト」、降車時に後方から接近する車両の存在を知らせる「エグジットワーニング」などがオプションで用意されています。
衝突回避支援の「アウディプレセンス シティ」、おもに高速道路の移動時に活躍する「アダプティブクルーズコントロール」と「トラフィックジャムアシスト」、車線逸脱防止機能の「アクティブレーンアシスト」、限定的なレベル3に相当し得る「パークアシスト」を標準装備。
他に、万が一の事故時にはシートベルトを締めつつウインドウやサンルーフを閉じて乗員を保護し、ハザードランプを点滅させて周囲に注意喚起を行う「アウディプレセンスベーシック」、車線変更時に死角にいる他車両の存在を知らせる「サイドアシスト」、右折時衝突回避支援の「ターンアシスト」、降車時に後方から接近する車両の存在を知らせる「エグジットワーニング」などがオプションで用意されています。
アウディ Q5の乗り味は?
新型Q5の乗り心地は固めですが、ドイツ車らしい硬質ゴムのような硬さで乗り心地は快適です。アクセルを踏むとスッと軽く発進するのは低速トルクの太さと、7速Sトロニックのギア比の巧みさでしょう。
少々意地悪い目で注視してみると、低速で若干のターボラグを感じます。しかし、通常の使用では気になるほどではありません。
速度を法定速度いっぱいにまで上げてみても、ギアはスムーズにつながり、ギアチェンジしていることすら気付かないレベル。アクセル、ブレーキ、ハンドリングに集中できるのは、ありがたいですね。
少々意地悪い目で注視してみると、低速で若干のターボラグを感じます。しかし、通常の使用では気になるほどではありません。
速度を法定速度いっぱいにまで上げてみても、ギアはスムーズにつながり、ギアチェンジしていることすら気付かないレベル。アクセル、ブレーキ、ハンドリングに集中できるのは、ありがたいですね。
アウディ Q5 画像ギャラリー
このように、非常によく出来た感の強い新型アウディ Q5ですが、世界的な人気カテゴリーに属するためライバル車も多数存在します。どんな車でしょうか?
アウディ Q5のライバル車は?
BMW X3
BMW Xシリーズでライバルになるのは、X3です。2.0Lガソリンターボとディーゼルターボをラインナップしますが、2017年12月現在、日本で販売されているのはディーゼル仕様のみ。
車両重量は新型Q5の1,820kgに対し、1,860kgとやや重め、エンジン特性は新型Q5が最大トルク370Nmを1,600rpmで発生するのに対し、X3は400Nmを1,750rpmで発生。動力性能では互角といえます。
車両本体価格は、アウディQ5 2.0 TFSI quattro S tronicが、657万円。X3 xDrive20i Standardが、639万円とQ5のほうが20万円近く割高になっています。
とはいえ、この価格帯ではそれほど大きな差ではないはずで、決め手となり得るのは、ブランドイメージやどちらがより運転者の趣味に合うかといった非常に主観的な観点だけと言えそうです。
車両重量は新型Q5の1,820kgに対し、1,860kgとやや重め、エンジン特性は新型Q5が最大トルク370Nmを1,600rpmで発生するのに対し、X3は400Nmを1,750rpmで発生。動力性能では互角といえます。
車両本体価格は、アウディQ5 2.0 TFSI quattro S tronicが、657万円。X3 xDrive20i Standardが、639万円とQ5のほうが20万円近く割高になっています。
とはいえ、この価格帯ではそれほど大きな差ではないはずで、決め手となり得るのは、ブランドイメージやどちらがより運転者の趣味に合うかといった非常に主観的な観点だけと言えそうです。
レクサス RX
新型Q5と真っ向対決となるのは、2.0Lターボを搭載したRX300。
条件を合わせるためAWD仕様と比較してみます。まずは車両重量ですが1,970kgと新型Q5より150kg増加しており、最大トルクは350Nmを1,650rpmで発生。スペック的にはかなり重い車両を同等出力のエンジンで動かすので、発進は新型Q5ほどスムーズではなさそうです。
車両本体価格は523.2万円。ただし、現行型RXは2015年より販売しているモデルなので、新型Q5が優れているのは当然と言えます。
条件を合わせるためAWD仕様と比較してみます。まずは車両重量ですが1,970kgと新型Q5より150kg増加しており、最大トルクは350Nmを1,650rpmで発生。スペック的にはかなり重い車両を同等出力のエンジンで動かすので、発進は新型Q5ほどスムーズではなさそうです。
車両本体価格は523.2万円。ただし、現行型RXは2015年より販売しているモデルなので、新型Q5が優れているのは当然と言えます。
ポルシェ マカン
ポルシェとアウディは、ともにVWグループに属し、マカンと旧Q5はプラットフォームを共有する兄弟車。もっともベーシックなマカンの車両本体価格は699万円です。
アウディが新型にモデルチェンジしたことで、走りの差は一目瞭然。MLB evoを採用した新型Q5が0-100加速でマカンを上回ります。
ただしマカンは、ミッションにPDK(ポルシェ・ドッペルクップルング)、4WDシステムをPTM(ポルシェ・トラクション・マネージメントシステム)としており、内外装から発する強烈なオーラは、何ものにも代えがたい魅力となっています。
アウディが新型にモデルチェンジしたことで、走りの差は一目瞭然。MLB evoを採用した新型Q5が0-100加速でマカンを上回ります。
ただしマカンは、ミッションにPDK(ポルシェ・ドッペルクップルング)、4WDシステムをPTM(ポルシェ・トラクション・マネージメントシステム)としており、内外装から発する強烈なオーラは、何ものにも代えがたい魅力となっています。