懐かしのリトラクタブルヘッドライト車5選を紹介
更新日:2024.09.09
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フロントノーズを低くして空気抵抗を減少させつつ、ヘッドライトの高さを確保するために生まれたリトラクタブルヘッドライト。1970年代~1990年代のスポーツカーに多く採用されました。そんなリトラクタブルヘッドライトを採用した車種はフロントノーズが低くカッコいいクルマ達ばかり、今回は悩みに悩んで選んだ5車種をご紹介!
文・西川昇吾
文・西川昇吾
マツダ RX-7
マツダが世界に誇る唯一無二のエンジンであるロータリーエンジンを搭載したRX-7は初代SA22Cが1978年にデビュー、続くFC3S(コンバーチブルはFC3C)、FD3Sと3世代で一貫してリトラクタブルヘッドライトが採用されてきました。
ファンに惜しまれつつも2002年に生産を終了してしまいますが、最終モデルであるFD3Sは国産車最後のリトラクタブルヘッドライト装備車となりました。コンパクトでパワフルなロータリーエンジンと軽量なボディが生み出す走りは軽快で楽しいものですが、リトラクタブルヘッドライト特集ということなら外せないのがそのエクステリアデザインでしょう。
3世代どのモデルも魅力的なエクステリアデザインなのは間違いないですが、最終モデルであるFD3Sはイギリスの新聞社「テレグラフ」がWeb上で投票を募った「最も美しい車100選」で61位に選ばれました。リトラクタブルヘッドライトによりシンプルな曲線美を描くことを実現しており、実車をみて頂ければ選ばれたことに納得がいくと思います。
ファンに惜しまれつつも2002年に生産を終了してしまいますが、最終モデルであるFD3Sは国産車最後のリトラクタブルヘッドライト装備車となりました。コンパクトでパワフルなロータリーエンジンと軽量なボディが生み出す走りは軽快で楽しいものですが、リトラクタブルヘッドライト特集ということなら外せないのがそのエクステリアデザインでしょう。
3世代どのモデルも魅力的なエクステリアデザインなのは間違いないですが、最終モデルであるFD3Sはイギリスの新聞社「テレグラフ」がWeb上で投票を募った「最も美しい車100選」で61位に選ばれました。リトラクタブルヘッドライトによりシンプルな曲線美を描くことを実現しており、実車をみて頂ければ選ばれたことに納得がいくと思います。
トヨタ MR2(2代目)
初代AW系もリトラクタブルヘッドライトを装備していますが、より洗練されたデザインと感じさせるのが2代目SW系です。
初代に比べ丸みを帯び、よりグラマラスなエクステリアデザインとなりました。初期型はピーキーなハンドリング特性ゆえに難しいクルマと言われていましたが、改良を重ねるごとに乗りやすいクルマへと変わっていきました。
リトラクタブルヘッドライトが装備されたフロントノーズはミドシップであるため、フロントにエンジンが搭載されていないので本当に低いです。ライトを閉じている姿はフロントノーズの低さが際立ってスーパーカーを彷彿とさせるほど。
実際に運転席に座るとほとんどフロント部分が見えないため最初は戸惑ってしまうほど。駐車などのシーンで車体の最前部がどこにあるか把握するのにリトラクタブルヘッドライトが役に立つクルマだったりします。
初代に比べ丸みを帯び、よりグラマラスなエクステリアデザインとなりました。初期型はピーキーなハンドリング特性ゆえに難しいクルマと言われていましたが、改良を重ねるごとに乗りやすいクルマへと変わっていきました。
リトラクタブルヘッドライトが装備されたフロントノーズはミドシップであるため、フロントにエンジンが搭載されていないので本当に低いです。ライトを閉じている姿はフロントノーズの低さが際立ってスーパーカーを彷彿とさせるほど。
実際に運転席に座るとほとんどフロント部分が見えないため最初は戸惑ってしまうほど。駐車などのシーンで車体の最前部がどこにあるか把握するのにリトラクタブルヘッドライトが役に立つクルマだったりします。
ホンダ NSX(初代)
1991年デビューの初代ホンダNSXもリトラクタブルヘッドライトを装備していました。
2005年まで生産された初代NSXですが、ビックマイナーチェンジが行われる2002年までリトラクタブルヘッドライト仕様で販売されていました。1991年に新車価格約1000万円でデビューしたNSXは日本で初めて生まれたスーパーカーとも言える存在です。
軽量なボディはオールアルミ製で、エンジンは当時の国内自主規制いっぱいの280馬力でした。しかし、この280馬力というパワーは国内のライバル達がターボエンジンで達成する中、NSXは唯一NAエンジンで達成。
当時の国産のどのスポーツカーと比べてもお金がかかった造りとなっているのです。エクステリアデザインもフロントからリアまで突き抜けるような直線基調で構成されており、スーパーカーにふさわしいデザインとなっています。
2005年まで生産された初代NSXですが、ビックマイナーチェンジが行われる2002年までリトラクタブルヘッドライト仕様で販売されていました。1991年に新車価格約1000万円でデビューしたNSXは日本で初めて生まれたスーパーカーとも言える存在です。
軽量なボディはオールアルミ製で、エンジンは当時の国内自主規制いっぱいの280馬力でした。しかし、この280馬力というパワーは国内のライバル達がターボエンジンで達成する中、NSXは唯一NAエンジンで達成。
当時の国産のどのスポーツカーと比べてもお金がかかった造りとなっているのです。エクステリアデザインもフロントからリアまで突き抜けるような直線基調で構成されており、スーパーカーにふさわしいデザインとなっています。
マツダユーノス ロードスター
かっこいい…というよりはかわいいという印象のエクステリアデザインのユーノスロードスター。
このクルマが衰退していたオープン2シーターオープンの市場を再び開拓したのは言うまでもありません。ライトを今回紹介したクルマ達は閉じていても様になるのは事実ですが、このユーノスロードスターは特にライトを開いている時が非常にキュートなのです。
ライトを開くと四角い外枠の中に丸いヘッドライトが現れるのですが、まるで目のような姿が愛らしいです。また純正フロントバンパーの開口部の形は笑った口のように見えるため、リトラクタブルヘッドライトを開いた状態はまるで顔のように見えるのがとってもキュート。このような愛らしさが、初代NA型ロードスターが現在でも愛される理由の一つなのかもしれません。
このクルマが衰退していたオープン2シーターオープンの市場を再び開拓したのは言うまでもありません。ライトを今回紹介したクルマ達は閉じていても様になるのは事実ですが、このユーノスロードスターは特にライトを開いている時が非常にキュートなのです。
ライトを開くと四角い外枠の中に丸いヘッドライトが現れるのですが、まるで目のような姿が愛らしいです。また純正フロントバンパーの開口部の形は笑った口のように見えるため、リトラクタブルヘッドライトを開いた状態はまるで顔のように見えるのがとってもキュート。このような愛らしさが、初代NA型ロードスターが現在でも愛される理由の一つなのかもしれません。
トヨタ スープラ(初代70系)
最後に紹介するのは国内モデルとしては初代にあたるスープラです。
2019年春にスープラが復活するということで話題沸騰中ですが、復活するスープラのように2シーターのバリバリなスポーツカーというよりは、当初スープラはアメリカ市場を意識したGTカーの毛色が強く出ていました。
先代モデルにあたるセリカXXを現代風にアレンジしたような70スープラは、マイナーチェンジを受ける度テールライトやフロントマスクの小変更、サイドモールの同色化などでどんどんエクステリアデザインが洗練されていったイメージがあります。
後継の80スープラでリトラクタブルヘッドライトが排除され、よりグラマラスなデザインとなり、それはそれでカッコイイのですが、直線基調のデザインの70スープラにはやはりリトラクタブルヘッドライトでしょう。
2019年春にスープラが復活するということで話題沸騰中ですが、復活するスープラのように2シーターのバリバリなスポーツカーというよりは、当初スープラはアメリカ市場を意識したGTカーの毛色が強く出ていました。
先代モデルにあたるセリカXXを現代風にアレンジしたような70スープラは、マイナーチェンジを受ける度テールライトやフロントマスクの小変更、サイドモールの同色化などでどんどんエクステリアデザインが洗練されていったイメージがあります。
後継の80スープラでリトラクタブルヘッドライトが排除され、よりグラマラスなデザインとなり、それはそれでカッコイイのですが、直線基調のデザインの70スープラにはやはりリトラクタブルヘッドライトでしょう。
【頭文字Dの高橋啓介RX-7 】土屋圭市と五味やすたかがRX-7とRX-8でマツダのロータリーエンジンを80分フル堪能!五味さん、強化クラッチに悪戦苦闘?!CARPRIMEヴィンテージタイムス
西川昇吾
1997年生まれ。富士スピードウェイ近隣で生まれ育ち、大学で自動車に関する学習をする傍ら、自動車ライターとしての活動を始める。過去にはコミュニティFMのモータースポーツコーナーにてレギュラー出演経験あり。「書くこと、喋ることで自動車やモータースポーツの面白さを伝える」ことを目標とし、様々なジャンルのライティングや企画に挑戦中。