SUVで燃費がいい車はどれ?トップ10

トヨタ C-HR

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街乗りしやすいコンパクトサイズから道なき道を突き進む本格的なオフローダーまで、いまやSUVは百花繚乱の時代に突入しています。ヨーロッパの自動車メーカーに端を発したSUVブームは日本にも飛び火し、現在では国産メーカーからも続々とSUVモデルが市場へ投入されています。そんなSUVですが、大柄なボディゆえに”燃費”が気になるという人は少なくありません。そこで今回は、燃費の良いSUVをピックアップしてみました。

※順位は編集部調べ
※燃費はメーカーカタログのJC08モードを参考にしています
Chapter
第1位 トヨタ C-HR(ハイブリッド)30.2km/L
第2位 ホンダ ヴェゼル(ハイブリッド)27.0km/L
第2位 レクサス UX(ハイブリッド)27.0km/L
第4位 ホンダ CR-V(ハイブリッド)25.8km/L
第5位 マツダ CX-3(ディーゼル)25.0km/L
第6位 スズキ クロスビー(ハイブリッド)22.0km/L
第7位 トヨタ ハリアー(ハイブリッド)21.4km/L
第8位 ミニ クロスオーバー(ディーゼル)21.3km/L
第9位 日産 エクストレイル(ハイブリッド)20.8km/L
第10位 アウディ Q2(ガソリン)19.8km/L

第1位 トヨタ C-HR(ハイブリッド)30.2km/L

4代目プリウスと同じプラットフォームを採用し、2018年SUV販売台数No.1に輝いたトヨタ C-HR。センシュアルスピードクロスをコンセプトにした大胆なスタイリングが話題を集めましたが、大人気の理由のひとつとして、ハイブリッドによる優れた燃費性能も見逃せません。

プリウスと同じ1.8L+モーターのハイブリッドシステムの燃費は、30.2km/L。SUVカテゴリーではトップの数値です。C-HRには、ガソリンエンジンとハイブリッドが用意されており、駆動方式はガソリンがFFと4WD、ハイブリッドはFFのみとなっています。

第2位 ホンダ ヴェゼル(ハイブリッド)27.0km/L

2013年にデビューしたホンダ ヴェゼル。洗練されたスタイリングと取り回しの良いサイズ感で人気を博したSUVのハイブリッドモデルが2位となりました。

ヴェゼルにはガソリン車も用意されているのですが、2位にランクインしたのは1.5L+モーターを組み合わせたグレード。トランスミッションは、ガソリン車にCVT、ハイブリッド車は7速ATが組み合わされています。

第2位 レクサス UX(ハイブリッド)27.0km/L

ホンダ ヴェゼルと同じ27.0km/Lの燃費を達成しているのが、レクサス最新のSUV、UXです。

レクサスのなかでは、もっともコンパクトなSUVのUXには、ガソリンエンジンとハイブリッドが用意されており、ランクインしたのは250hというハイブリッドモデル。直噴エンジンによりトップレベルの熱効率を実現した2.0Lエンジンとモーターの組み合わせで、27.0km/Lの燃費を達成しています。ちなみにフルタイム4WDの250hの燃費は、25.2km/Lにとどまります。

第4位 ホンダ CR-V(ハイブリッド)25.8km/L

2018年11月に登場したホンダ CR-V ハイブリッド。EV、ハイブリッド、エンジンという3つのモードを瞬時に切り替えながら、優れた燃費性能とドライブフィールをもたらすスポーツハイブリッドi-MMDを搭載し、FF車で25.8km/L、4WD車でも25.0km/Lを実現しています。

グレードは、2.0L+モーターのEXと、EXをベースにして装備内容が充実してたマスターピースの2つが用意されます。

第5位 マツダ CX-3(ディーゼル)25.0km/L

ここまで上位は、すべてハイブリッドモデルでしましたが、ようやくハイブリッド以外のパワーユニットを載せたモデルがラインクインしました。

そのクルマは、マツダのコンパクトSUVであるCX-3で、パワーユニットにはヨーロッパでも人気のクリーンディーゼルのSKYACTIV-Dが搭載されています。気になる燃費は、25.0km/L。コンパクトクラスのMT車ということを差し引いても、優れた性能と言えるでしょう。

ミッションは、ATとMTが用意され、AT車の燃費は23.0km/L。燃料費を考えると、かなりエコなエンジンと言えるでしょう。

第6位 スズキ クロスビー(ハイブリッド)22.0km/L

全長3.7mのコンパクトボディながら多彩なシートアレンジで使い勝手の良い、人気のSUVが6位にランクインしました。

クロスビーのエンジンは、1.0L直噴エンジン+モーターのマイルドハイブリッドのみという設定。駆動方式はFFと4WDがあり、22.0km/Lを達成しているのはFF車で、4WDは20.6km/Lとなっています。

第7位 トヨタ ハリアー(ハイブリッド)21.4km/L

トヨタのラグジュアリーSUVとして1997年にデビューしたハリアー。2005年には、3.3LV6エンジンにモーターを組み合わせたハリアーハイブリッドが早くもデビューしています。

現行モデルは、2.5L 直4エンジン+モーターという組み合わせで、大排気量ながらも21.4km/Lという優れた燃費を達成。フルタイム4WDで、この数値は立派です。

第8位 ミニ クロスオーバー(ディーゼル)21.3km/L

JC08モードでは燃費を比較すると、国産に比べて不利な輸入車ですが、それでもトップ10に2台がライクインします。その1台が、ミニのSUV、クロスオーバーのディーゼルエンジン車です。

クロスオーバーには、ワン、クーパー、クーパーSが用意されていますが、もっとも燃費が良いのが1.5Lディーゼルターボエンジンを搭載するクーパーDのオール4という4WD車。ちなみに同じクーパーDのFF車は21.2km/Lとなり、4WDと逆転現象が起こっています。

第9位 日産 エクストレイル(ハイブリッド)20.8km/L

2000年デビューの日産 エクストレイル。全グレード2.0L NAエンジンを搭載していますが、ランクインしたのはモーターを組み合わせた20Sハイブリッド。

20SハイブリッドにはFFと4WDがあり、20.8km/LはFF車のデータです。ちなみに、4WD車は20.0km/Lとなっています。

第10位 アウディ Q2(ガソリン)19.8km/L

ミニと並んで燃費が良い輸入SUVがアウディ Q2です。

1.0Lエンジンとシリンダーオンデマンド搭載の1.4Lが用意されていますが、19.8km/Lを達成しているのは、1.0L直3 インタークーラーターボを搭載した30 TFSI。ベスト10のなかでは唯一のガソリンモデルということもトピックです。

JC08モード燃費で比べたSUVベスト10では、そのほとんどが国産ハイブリッドモデル、さらに上位はコンパクトクラスとなりました。

ちなみにアウトランダーPHEVは、EVとの総合で考えればトップクラスですが、カタログに記載されたハイブリッドモードの数値は、18.6km/Lでランクインならず。

また、C-HRのように突出した数値ではないために、あまり目立たないクリーンディーゼルですが、燃料代まで考えるとかなりの節約車であることがわかりました。とはいえ、国内のディーゼルラインナップが少なく、選択肢が少ないことは悩みどころです。

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