レクサス UXの人気の理由を徹底解説!約10倍近い受注台数を記録
更新日:2024.09.09
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2018年11月27日に発売されたUXは、レクサスにとっては4番目となるSUVで、もっともコンパクトなモデルとなっています。
トヨタの発表によれば、2018年12月25日の時点で8,800台もの受注が入るという人気ぶり。その人気の秘密に迫ります。
文・西山 昭智
※ 2019年12月時点
トヨタの発表によれば、2018年12月25日の時点で8,800台もの受注が入るという人気ぶり。その人気の秘密に迫ります。
文・西山 昭智
※ 2019年12月時点
発売1か月で目標の10倍近い受注台数を記録
2018年上半期の新車販売台数が、過去最高を記録したレクサス。その販売台数は32万7,838台にのぼり、前年比107%増となっています。さらに日本市場に限定すると、前年比150%増という好調ぶり。そんな勢いのあるレクサスに新しく仲間入りしたのがUXです。
2018年11月27日の発売から約1か月後にあたる12月25日時点での受注台数は約8,800台で、月販目標台数900台の10倍近い数字を記録。レクサスではその理由を、以下のように分析しています。
・力強く、俊敏な印象を与える大胆かつ洗練されたデザイン
・素材の質感にこだわり、レクサス独自の美意識を取り入れたインテリアデザイン
・視界が広く、都市における取り回しにも優れたパッケージ
・新開発エンジンを含む最新のパワートレーンやプラットフォームによる俊敏な走りと上質な乗り心地
・車線維持支援機能などを搭載し、安全性・機能性を追求した最新の安全装備
それぞれの項目について見ていきましょう。
2018年11月27日の発売から約1か月後にあたる12月25日時点での受注台数は約8,800台で、月販目標台数900台の10倍近い数字を記録。レクサスではその理由を、以下のように分析しています。
・力強く、俊敏な印象を与える大胆かつ洗練されたデザイン
・素材の質感にこだわり、レクサス独自の美意識を取り入れたインテリアデザイン
・視界が広く、都市における取り回しにも優れたパッケージ
・新開発エンジンを含む最新のパワートレーンやプラットフォームによる俊敏な走りと上質な乗り心地
・車線維持支援機能などを搭載し、安全性・機能性を追求した最新の安全装備
それぞれの項目について見ていきましょう。
「力強く、俊敏な印象を与える大胆かつ洗練されたデザイン」
UXは、すでにLX、RX、NXと3車種が存在するレクサスSUVラインナップのなかで、もっともコンパクトなNXの下のクラスに投入されました。
ボトムレンジとは思えない堂々としたスタイルが、ワンランク上のクラス感を演出しています。
特に、ブロックメッシュパターンによって力強さと華やかさを表現したフロントのスピンドルグリル以上にインパクトがあるのが、リアランプまわりのデザインで、レクサスの象徴ともいえる左右のL字形状をひとつなぎにした真一文字のテールランプを採用。
両端の発光部を縦フィン形状にすることで整流効果を生み出し、走行安定性にも貢献するなど、機能美にもこだわっています。これら意匠によって、レクサスが掲げるCreative Urban Explorerにふさわしい仕上がりとなっています。
ボトムレンジとは思えない堂々としたスタイルが、ワンランク上のクラス感を演出しています。
特に、ブロックメッシュパターンによって力強さと華やかさを表現したフロントのスピンドルグリル以上にインパクトがあるのが、リアランプまわりのデザインで、レクサスの象徴ともいえる左右のL字形状をひとつなぎにした真一文字のテールランプを採用。
両端の発光部を縦フィン形状にすることで整流効果を生み出し、走行安定性にも貢献するなど、機能美にもこだわっています。これら意匠によって、レクサスが掲げるCreative Urban Explorerにふさわしい仕上がりとなっています。
エクステリア
「素材の質感にこだわり、レクサス独自の美意識を取り入れたインテリアデザイン」
インテリアには、TAKUMI CRAFTMANSHIPと呼ばれる和をモチーフにしたデザインを取り入れています。
内と外の境界を曖昧にする日本の建築思想から着想を得たもので、インストルメントパネルの上部からフード、フェンダーへと連続して見えるような造形になっています。
またシートは伝統的な刺繍技法の刺し子をモチーフにしたステッチが使われており、剣道着や柔道着で用いられるステッチが視覚的な力強さだけでなくグリップの良さを想像させます。同時にセンタークラスターなどには、塊から削り出した金属のような素材感を表現し、高級感を演出しています。
この和を連想させるモチーフはLSでも多く取り入れられているなど、レクサスらしい美意識を強く押し出したインテリアになっていることがわかります。
内と外の境界を曖昧にする日本の建築思想から着想を得たもので、インストルメントパネルの上部からフード、フェンダーへと連続して見えるような造形になっています。
またシートは伝統的な刺繍技法の刺し子をモチーフにしたステッチが使われており、剣道着や柔道着で用いられるステッチが視覚的な力強さだけでなくグリップの良さを想像させます。同時にセンタークラスターなどには、塊から削り出した金属のような素材感を表現し、高級感を演出しています。
この和を連想させるモチーフはLSでも多く取り入れられているなど、レクサスらしい美意識を強く押し出したインテリアになっていることがわかります。
インテリア
「視界が広く、都市における取り回しにも優れたパッケージ」
UXのボディサイズは全長4,495mm×全幅1,840mm×全高1,540mm。最小回転半径は5.2mでほかのレクサスSUV(LX5.9m、RX5.9m、NX5.3m)よりも取り回しが容易になっています。
車高は一般的な日本の立体駐車場の高さ制限である1,550mm以下を意識しており、駐車スペースに困ることもありません。
また全高があるにもかかわらず乗用車のようなヒップポイントを持つため、アイポイントが下がり視界を広く確保できるので、開放感のあるドライブが楽しめるようになっています。
車高は一般的な日本の立体駐車場の高さ制限である1,550mm以下を意識しており、駐車スペースに困ることもありません。
また全高があるにもかかわらず乗用車のようなヒップポイントを持つため、アイポイントが下がり視界を広く確保できるので、開放感のあるドライブが楽しめるようになっています。
「新開発エンジンを含む最新のパワートレーンやプラットフォームによる俊敏な走りと上質な乗り心地」
UXのGA-Cプラットフォームは、プリウスやCH-Rにも採用されている最新のもので、重心位置や慣性モーメントなど基本諸元の向上を追求していることが特徴です。
その結果として、UXは低重心とスポーティな走りを予感させるドライビングポジションを実現。クロスオーバーSUVらしいシルエットながら、実際に乗り込めばまるでハッチバックのようなキビキビとした走れりを予感させます。
パワートレーンは全グレードに、2.0L直列4気筒直噴エンジンを採用。高速燃焼による熱効率の向上を目指し、性能・燃費・エミッションを高次元で調和させ、約40%(ハイブリッド車は約41%)という最大熱効率を追求しています。
組み合わせるトランスミッションには、DirectShift-CVTを採用。発進用ギヤを追加することで発進時から高速域まで力強くダイレクトな走りと低燃費を実現しています。
その結果として、UXは低重心とスポーティな走りを予感させるドライビングポジションを実現。クロスオーバーSUVらしいシルエットながら、実際に乗り込めばまるでハッチバックのようなキビキビとした走れりを予感させます。
パワートレーンは全グレードに、2.0L直列4気筒直噴エンジンを採用。高速燃焼による熱効率の向上を目指し、性能・燃費・エミッションを高次元で調和させ、約40%(ハイブリッド車は約41%)という最大熱効率を追求しています。
組み合わせるトランスミッションには、DirectShift-CVTを採用。発進用ギヤを追加することで発進時から高速域まで力強くダイレクトな走りと低燃費を実現しています。
「車線維持支援機能などを搭載し、安全性・機能性を追求した最新の安全装備」
最新テクノロジーを数多く採用し、安全性や機能性が追求されています。昼間の自転車や夜間の歩行者などを検知する「プリクラッシュセーフティ」や同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援する「レーダークルーズコントロール」&「レーントレーシングアシスト」といった最新のLexus Safety System+が搭載されています。
また運転行動や先の道路状況を読み、実際の走行に沿ってハイブリッドバッテリーの充放電を制御する「先読みエコドライブ」により、下り坂だけでなく渋滞時での充放電制御に世界で初めて対応しました。
※ 2018年11月 トヨタ自動車調べ
また運転行動や先の道路状況を読み、実際の走行に沿ってハイブリッドバッテリーの充放電を制御する「先読みエコドライブ」により、下り坂だけでなく渋滞時での充放電制御に世界で初めて対応しました。
※ 2018年11月 トヨタ自動車調べ
このようなさまざま理由によって、受注台数が好調に推移しているUX。早くも納車まで数か月待ちという状況も聞こえており、この人気はしばらく続きそうな気配です。
ライバルひしめくCセグメントのなかで、UXが一歩リードしたことは、どうやら間違いなさそうです。
ライバルひしめくCセグメントのなかで、UXが一歩リードしたことは、どうやら間違いなさそうです。