狭い道に車がぴったりはまってしまったなど…JAFに寄せられた、珍しい?依頼内容6選

JAF

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「ああ、どうしよう…」と思う突発的な車のトラブル。そんな時に心強いのがJAFです。多くの人がトラブルのときに頼るJAFですが、なかにはこんな珍しい依頼も来ているようです。

文・吉川賢一
Chapter
①後ろ向きに林道に落っこちてしまった
②クラッチを踏んだら折れてしまった!?
③狭い道にぴったり車をはめこんでしまった!
④雷雨の中エンジンがかからない
⑤タイヤ交換時には要注意!
⑥そこに猫がいるかもしれない?

①後ろ向きに林道に落っこちてしまった

譲ってもらったバイクで沢に降りたら、意外と沢が広くそのまま進むのは無理だったIさん。戻ろうとしたものの、林道で砂利道、そして25度もの傾斜がある坂道のため、戻るどころか後ろ向きに林道に落っこちてしまう羽目になり、JAFを呼びました。

故障などの技術的な問題はなかったため、暑さと蚊と戦いながら、人力作戦で救出されたそうです。

②クラッチを踏んだら折れてしまった!?

お盆休みに帰省する孫たちを迎えに行ったTさん。15万キロ以上乗り続けている愛車で駅まで迎えに行く途中、信号の手前でギアを入れ替えようとクラッチを踏んだところ、ボキッと音がして、クラッチベダルが戻らなくなってしまいました。

お盆休みのため、いつも使っている修理工場もディーラーもお休みで連絡がつきません。車を左に寄せて、JAFを呼ぶので精一杯だったそう。

自宅にレッカー移動してもらう途中、JAFの隊員に自宅近くでお盆でも営業している修理工場を紹介してもらい、そこで代車を借りたんだとか。Tさんは無事にお孫さんたちとお盆休みを堪能できたそうです。

③狭い道にぴったり車をはめこんでしまった!

おばあちゃんを家の前まで迎えに行こうと、石垣と高いブロック塀に挟まれた狭い坂道をクルマで登っていたMさん。家の前で坂道から直角に車をバックで入れようとしたら、切り替えを何度がしているうちに、坂道に真横になる形でふさいでしまいました。

道幅いっぱいに、車がすっぽりとはまってしまって、どうにも動けなくなってしまったそう。JAFの隊員は、隙間がない状態のために、車輪がついているガレージジャッキを車の下に入れて、平行にずらすような形で車を脱出させたそうです。

④雷雨の中エンジンがかからない

大雨警報が出た日、ご主人を駅まで迎えに行ったMさん。駅前は大雨で洪水のようになっていました。ご主人を乗せて発車しようとしたら、エンジンがかかりません。エアコンは動いているものの、エンジンはうんともすんともいいません。

JAFの隊員が大雨の中、点検したところ、バッテリーが弱っていたのが原因だったそうで、ジャンピングでエンジンを始動してくれたそうです。

⑤タイヤ交換時には要注意!

ミニバンで家族スキー旅行に出かけたOさん一家。名神から東名高速道路に入る直前に、ヘリコプターが飛んでいるような音がしてきました。インターチェンジで車を止め、JAFを呼びました。

なんと、左後輪を止めるナットが2個はずれ、ハブボルトが折れていたため、タイヤが外れそうになっていたのです。スタッドレスタイヤに付け替えた際に、締め付け忘れていたのが原因でした。修理が必要なため、スキー旅行には電車で行かれたんだとか。

⑥そこに猫がいるかもしれない?

「地域猫」がたくさんいる地区に住んでいるNさん。ある日、車の横を通ったら微かに猫の鳴き声が聞こえました。ボンネットを開けると、エンジンルームの奥に姿を消す子猫の後ろ姿が見えました。

すばしこく、隠れてしまった子猫は、何をしても出てきません。JAFの隊員も、1時間近く悪戦苦闘して、手のひらに乗るくらいの子猫を確保。エンジンルームのベルト周辺にいる時にエンジンをかけてしまうと、巻き込んでしまい惨事になる可能性があります。こんなときは、エンジンをかける前に、ボンネットをバンバン叩くのが有効です。
車関係のトラブルは、思いもかけない時に起きるもの。どんな時でもJAFがいてくれるという心強さはありますが、事故やトラブルが起きないよう、私たちが事前にできる対策をしておくことも重要です。

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