GW、あなたも気をつけて!事故より多いうっかりミスによる車のトラブルとは?
更新日:2024.09.09
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自動車を運転しているときに遭遇するトラブルは、誰しもが少なからず経験があると思います。そのトラブルは、交通事故よりも件数は多いのです。小さなトラブルであれば、自分で解決することもできますが、ある程度の知識がないとそうも行きません。そんなとき多くのドライバーがお世話になっているJAFの2017年度のデータをもとに、どんなトラブルが多いのか、みていきましょう。
平成29年度のJAFロードサービス出動状況
自動車のトラブル時によく使われるのが、JAFロードサービスです。JAFが発表したロードサービス救護データによると、昨年度(平成29年4月〜平成30年3月累計)の出動件数は、2,384,110件。
そのうち一般道路が2,305,777件、高速道路は78,333件で、1日あたりおよそ6,500回出動しています。
そのうち一般道路が2,305,777件、高速道路は78,333件で、1日あたりおよそ6,500回出動しています。
一般道路でのトラブルランキング
一般道路へのJAF出動理由1位は、過放電バッテリーです。件数は733,856件で、全体の約32パーセントにあたります。ヘッドライトや室内灯のつけっぱなしで発生するのが過放電、俗に言う”バッテリー上がり”です。買い物先で駐車したときに切り忘れるなど、自動車の運転・駐車を繰り返す一般道路走行時の特徴、うっかりミスの典型です。
2位は、パンク、バースト、エア圧不足といったタイヤのトラブルです。路上の釘やビスをタイヤが拾ったパンクは、ほぼ避けようがないトラブルですが、バーストやエア圧不足は、普段からタイヤの空気圧チェックを心がけていれば避けられるトラブルです。
3位は、キーの閉じ込み。これは、車から降りるときに鍵を握ってから降りる習慣を付ければ特に問題にはならないでしょう。その下には、落輪・落込み、破損/劣化バッテリーなどが続きます。
では、高速道路でのトラブルは何が多いのでしょうか?
2位は、パンク、バースト、エア圧不足といったタイヤのトラブルです。路上の釘やビスをタイヤが拾ったパンクは、ほぼ避けようがないトラブルですが、バーストやエア圧不足は、普段からタイヤの空気圧チェックを心がけていれば避けられるトラブルです。
3位は、キーの閉じ込み。これは、車から降りるときに鍵を握ってから降りる習慣を付ければ特に問題にはならないでしょう。その下には、落輪・落込み、破損/劣化バッテリーなどが続きます。
では、高速道路でのトラブルは何が多いのでしょうか?
高速道路でのトラブルランキング
高速道路でのトラブルランキング1位は、タイヤです。一般道路よりも高速で移動するため、落下物の処理も場合によっては遅れ、ましてやそれを踏んだらタイヤトラブルが発生する確率も高くなります。件数は26,398件で、全体の約35パーセントを占めています。
2位は、燃料切れ。一般道路と異なり、高速道路上にはガソリンスタンドがいくつもあるわけではありません。燃料消費が大きい真夏の渋滞などで増えるトラブルです。高速道路はガソリンの残量に余裕を持って走るよう心がけましょう。
3位は、事故です。4位は、過放電バッテリーです。
ちなみに、GW中の高速道路はJAFの出動回数が増加します。その理由は、やはりタイヤのパンクと燃料切れでした。
2位は、燃料切れ。一般道路と異なり、高速道路上にはガソリンスタンドがいくつもあるわけではありません。燃料消費が大きい真夏の渋滞などで増えるトラブルです。高速道路はガソリンの残量に余裕を持って走るよう心がけましょう。
3位は、事故です。4位は、過放電バッテリーです。
ちなみに、GW中の高速道路はJAFの出動回数が増加します。その理由は、やはりタイヤのパンクと燃料切れでした。
一般道路と高速道路におけるJAFロードサービスの出動理由を比較してわかることは、走行環境に応じてトラブルの種類が変わるということ。
タイヤに関するトラブルは、一般道路、高速道路ともに上位ですが、バッテリー上がりは自動車の乗り降りが多い一般道路で、燃料切れは高速道路で多く発生しています。どちらも注意していれば避けられる"うっかりミス"によるトラブルです。そういったドライブを回避するのは、お出かけ前の車両点検がもっとも有効な方法なのです。
タイヤに関するトラブルは、一般道路、高速道路ともに上位ですが、バッテリー上がりは自動車の乗り降りが多い一般道路で、燃料切れは高速道路で多く発生しています。どちらも注意していれば避けられる"うっかりミス"によるトラブルです。そういったドライブを回避するのは、お出かけ前の車両点検がもっとも有効な方法なのです。