ドアミラーがあるのに、フェンダーミラーをつけてもいいの?

フェンダーミラー

1980年代まで、自動車のサイドミラーはフェンダーミラーが主流でした。それが現在では、ドアミラーのほうが主流となっています。なぜフェンダーミラーはドアミラーに取って代わられてしまったのでしょうか?今回は、フェンダーミラーとドアミラーのメリットとデメリット、両方つけることの可否について紹介していきます。

文・吉川賢一

Chapter
1983年まではドアミラーの日本車はなかった
フェンダーミラーのメリット・デメリット
メリットを活かすために両方つけるのは可能か?
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1983年まではドアミラーの日本車はなかった

1983年にドアミラーが解禁になるまで、日本ではフェンダーミラーだけが認められていました。当時の日本車は、3ボックスタイプが多く、フェンダーミラーをつける位置には困らなかったのです。

一方、海外では1980年代に入るとドアミラーが主流となっていました。ドアミラーは、フェンダーミラーに比べてデザイン性や安全性が高いという理由から、多く採用されるようになっていたのです。

フェンダーミラーのメリット・デメリット

①視線を動かすだけで確認できる

フェンダーミラーは、フロントのタイヤハウスの上あたりに直接ボディに付けられています。運転席から見ると、車両前方にあるため、顔を大きく動かすことなく視線を動かすだけで後方確認ができます。

ただし、視線移動だけで安全確認ができてしまうことが、デメリットにもなっていました。顔を左右に振ることがないので、横方向の目視することなく、右左折をしていたのです。その結果、事故が生じるリスクが高かったそうです。じつは、特に左側を確認するときには顔を向けるドアミラーのほうが、自然と安全確認をしているのです。

②助手席の人や荷物が邪魔にならない

ドアミラーの場合、助手席の人や荷物が邪魔になって見えないことがありますが、フェンダーミラーではそういった心配はありません。

しかし、フェンダーミラーはドアミラーに比べて遠くに取り付けられているため、ミラーに映る大きさが狭くなります。そのため、クルマやバイクなどを見落としてしまう危険性が高くなります。

③車体からのはみだしが少ない

フェンダーミラーは、車体から見るとミラーの半分くらいがはみ出すので、車幅の目印となり、狭い道での運転や、曲がるときの車幅感覚をつかみやすいです。

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メリットを活かすために両方つけるのは可能か?