パンクしない!? 「シーリングタイヤ」って知ってる?

近年、ランフラットタイヤを標準装着したクルマが増えています。ランフラットタイヤは、パンクしても、ある程度走行が継続でるように設計されたタイヤです。このランフラットとは違った仕方で、パンクしても走行が継続できるようにした「シーリングタイヤ」をご存知でしょうか。今回は、このシーリングタイヤについて紹介します。

文・吉川賢一

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ランフラットタイヤが望まれる理由
耳慣れないシーリングタイヤとは?

ランフラットタイヤが望まれる理由

高速道路

走行中にパンクをすると、通常のタイヤでは操縦性能が急激に悪化し、ハンドル操作や制動が効きにくくなり、最悪は事故になってしまう可能性があります。また、路肩でタイヤの交換作業をしているときに、後続車と接触して二次災害に発展するリスクもあります。

そのために、パンクをしてもしばらくは走行ができ、事故になるリスクを避けることができるタイヤが求められていました。

最近では、トランクスペースの拡大、車両の軽量化による燃費向上、CO2削減、未使用スペアタイヤの廃棄による環境問題といった理由のため、スペアタイヤを廃止して、パンク修理剤の採用が広がっていますが、タイヤバースト(破裂)やショルダー部(サイドウォール)といったダメージは、パンク修理剤で対処できません。

そこで、ブリヂストンを中心としたタイヤメーカーから、タイヤのショルダー部(サイドウォール)の剛性を強化したランフラットタイヤが、ここ15年で広がりを見せてきました。

ちなみに海外では、パンクをした際、悠長にスペアタイヤへの交換やパンク修理剤を使用するためにクルマから降りていくことができない、治安の悪い地域や危険な場所があります。そのため、クルマを停止させずに、修理工場や自宅まで戻ることができるタイヤが非常に強く求められるという側面もあるのです。

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