プリウス2015の欠点は収納スペース【先代モデルとの違いはココ】

トヨタ プリウス 2016

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今回のモデルではエクステリア・インテリアともに大幅に進化し、デザインがオシャレになり、大好評。特に内装はブラックとクールグレーの2種類を用意し、先代モデルよりもデザイン性が大幅に改善。3代目モデルのようなシンプルなデザインからホワイト加飾がオシャレな先進的なデザインに一新されました。ただその一方、プリウス(Prius)の欠点に感じたのは、運転席まわりの収納スペース。フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)は、先代モデルとなる3代目プリウスよりも収納スペースが少なくなり実用性が乏しくなった印象を持ちました。プリウス(Prius)と先代モデルの画像を比較しながら運転席まわりの収納スペースの違いについて、紹介していきたいと思います。

2016/7/29
Chapter
プリウスと先代モデル 収納スペース比較

プリウスと先代モデル 収納スペース比較

先代モデルとなる3代目プリウスと4代目となるプリウス(Prius)の内装・インパネのデザインが大幅に異なります。3代目プリウスのインパネは、このようなデザインになっています。
センターコンソール部分が完全に運転席側と助手席側を分断し、コクピットのようなデザインになっており、ウォークスルーができないデザインになっています。

一方、フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)のインパネのデザインは、このようになっています。
先代モデルと比べてかなりスタイリッシュなデザインに・・・。見た目だけを考えれば、先代モデルよりもかなり良くなった印象を持ちました。しかし、先代モデルと比べてセンターコンソールの張り出しが小さくなり、デザイン性は向上しましたが、その分収納スペースに影響が・・・。

このように内装・インパネのデザインが大幅に変わったことで、プリウス2015ではインパネ中央から伸びているセンターコンソール部分の収納スペースが少なくなってしまいました。

違い1:センターコンソール部分の収納

プリウス(Prius)と3代目モデルで大きく変わったのは、このセンターコンソール部分。先代モデルの特徴でもある大きくセンターコンソールが張り出している部分の下には、このような大型の収納スペース”フロントコンソールトレイ”を装備。
運転席から手が届く範囲にこのような大きい収納スペースがあると、とても助かりますよね。センターコンソールの下の部分が収納スペースになっているので、使い勝手はお世辞にも良いと言いませんが、大きさは十分。ボックスティッシュもスッポリと収まるサイズになっており、安定感もバツグンなので、”ティッシュ置き場”として利用していた人も多かったようです。一方、プリウス(Prius)では、センターコンソール部分のデザインが変わったために先代モデルにあった“フロントコンソールトレイ”は排除。
センターコンソール部分の収納スペースは、このような小さなトレイのみになってしまいました。
先代モデルの”フロントコンソールトレイ”とは比べ物にならないほど小さくなってしまいました。置けるのはガムやiPhoneやスマホくらいのサイズまで。当たり前ですが、ボックスティッシュなどを置く事はできません。先代モデルから新型プリウス(Prius)に乗り換える人は、収納スペースにガッカリするかも!?と思うくらいの収納スペースだと思いました。ちなみに、私が写真を撮ったこのモデルはメーカーオプションの“おくだけ充電”が装備されていました。ただ、メーカーオプションを装備しないと通常のオープントレイが装備されるようです。

収納ボックス付きアームレストも小さくなった?

また、先代モデルと比べるとアームレストのデザインも変更されました。こちらが先代モデルのアームレスト。
先代モデルのアームレストはセンターコンソールと繋がっているデザインになっているので、アームレストも大きめ。そして、縦型に開閉できるアームレストを開けるとこのような収納ボックスが表れます。
この先代モデルのアームレストに付いている収納ボックスは横幅だけでなく、長さ・奥行きは十分。大きめのフロントコンソールトレイとアームレストを上手に使えば収納スペースに困ることはないのかなと思いました。一方、プリウス(Prius)のアームレストはこのようなデザインになっています。
センターコンソールが大きく張り出していた先代モデルと比べると、アームレストは小さく感じてしまいます。なので、アームレストを開けた時の収納ボックスも小さめ。ただ、プリウス(Prius)の収納ボックスの中には小型のトレイが装備されており、上下2段に分かれています。
収納ボックス自体は小さく感じましたが、収納ボックスの使い勝手は先代モデルよりも良くなり大満足でした。このようにモデルでは改善された部分もありましたが、先代モデルと
比べて、センターコンソールの収納力は格段に悪くなった印象を持ちました。個人的には運転席から手が届く範囲にもう少し収納スペースがあった方がドライバーは嬉しいのかなと思いました。

違い2:助手席側の収納スペース

また、フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)と先代モデルでは、助手席側の収納スペースの数&量も全く異なります。こちらが先代モデルの助手席側のインパネの様子。
やはり4代目となったプリウス(Prius)のインパネと比べると、質感は劣りますね。そして、こちらが先代モデルの助手席側の収納スペースをオープンした時の様子。
ここで注目なのは、グローブボックスの上に装備されている収納スペースの”アッパーボックス”。フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)の助手席側のインパネは、このようなデザインになっており、先代モデルにあった”助手席アッパーボックス”は用意されていませんでした。
つまり、4代目となったプリウス(Prius)は、先ほど見た通りセンターコンソール部分の収納スペースが小さくなっただけではなく、助手席アッパーボックスも無くなりさらに収納スペースが少なくなった事に・・・。見た目を重視したためかもしれませんが、少し残念ですよね。ちなみに、プリウス(Prius)のグローブボックスはこのようなデザインになっています。
そして、こちらが先代モデルのグローブボックス。
このグローブボックス自体の厚み(奥行き)も小さくなっているように感じました。
このようにプリウス(Prius)は内装・インパネのデザインは良くなりましたが、運転席まわりの収納スペースが少なくなったのが欠点です。現在、コンパクトカーや軽自動車など収納スペースが多いクルマに乗っている人は、もしかしたら今度の新型モデルの収納スペースの少なさにガッカリするかもしれません。もし購入前にプリウス(Prius)を確認できる人は、収納スペースの数や使い勝手もしっかりと確認する事をおススメします。
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