クラッチペダルを踏み込んだ時の異音…その原因はどこにある?

踏んだ時の異音はレリーズ周りの部品が怪しい

クラッチペダルを踏んだ時に変な音がする…という場合、レリーズベアリングや、レリーズハブ、レリーズフォークなどの部品が怪しいケースがあります。これは、クラッチを切り離すときに動く部品で、クラッチペダルが踏み込まれると動きます。

そのため、常時もしくは走行中に異音がするという事であれば考えにくいのですが、クラッチペダルを踏み込んだ時であれば、このあたりを疑うのが良いでしょう。可動部品であるため、ある程度での劣化はやむをえませんしメンテナンスも必要になる部品です。

メンテナンスは部品によって異なります。部品ごと交換が必要なものもあれば、オイルを射してメンテナンスすればよいものも。ベアリングの焼き付きや故障だと、ミッションを一度おろす必要がありますので、少し作業費用も高くなりますね。

他にもある?異音の原因

水平対向エンジン

他にも、クラッチマスターシリンダーなどの部品やレバーアームなど、クラッチべダルからの動作を伝えるための部品も非常に多くあります。これらの部品一つ一つは可動部品であるため、異常が発生しないという保証はなく、すべての部品を異音の原因と見なして調べていく必要があります。

また、一つ一つは小さな部品であり、部品自体はあまり高額ではないケースが多くあります。しかし、取り付け場所が非常に狭く、ミッションを降ろさないと作業できない部品も多いです。

このような場合は、作業工賃が非常に高くなってしまうことが多く、小さなマイナートラブルにも関わらず修理代が高い…ということにも。

まずは丁寧な取り扱いから?

可動部品であることから、走行距離が延びればそれだけ劣化していく部品でもあります。また、マニュアルトランスミッションである以上、クラッチ操作をせずにトランスミッションの操作はできませんので、これらの部品を動かさずに乗ることはできません。

強いていうならば、荒っぽいクラッチ操作を減らしたりすることで、部品の消耗や劣化を遅らせることは可能。それでも、走行距離が延びれば伸びるほど、こういったマイナートラブルには見舞われやすくなりますので、ある程度の距離でのオーバーホールや、部品交換などは視野に入れて維持していくことも大切。

MT車が減っている理由

このような細かな部品のメンテナンスなども含めて視野に入れ、車を維持できる人にとってはなんら大きな問題ではありません。

しかし、多くの一般ユーザーにとって正直こういうメンテナンスは煩わしいものですし、そもそも些細な部品の交換のために高額な出費となるのは避けたいものであると思われます。業務用の自動車であれば、尚更…。

このようなトラブルは新車購入時ではなく、10万キロ、15万キロと距離が増えていけばいくほど出やすいです。その為、多くの場合保証対象外で、自分で直す必要があるのも大きなポイント。

AT車にもトルコンをはじめとしたほかの部品が付くため、他のトラブルに見舞われる可能性がありますが、MT車程でもないのもまた事実。MT車減少の理由は多々ありますが、こういったメンテナンスの煩雑さも、日本のユーザーから避けられる理由の1つかもしれませんね…。

マニュアル車に乗っている方は、何かのトラブルの時の参考にしてみてもらえればと思います。

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