車の前期型と後期型、どちらを選ぶのがお得なの?

「商品力向上」は名目?

例えば、日本車はモデルチェンジサイクルが早めと言われています。ゆえに新陳代謝が非常に早く、簡単に言ってしまうとユーザーから飽きられてしまうのも早いわけです。そうなるとやはりいやがうえでも途中のマイナーチェンジで商品力を高め、「気を惹く」ということをやらなければならないと。

しかしそんな時に、ただ「気を惹く」ことを目的としているのか、あるいは目に見えない部分にまでしっかりと手を入れてクルマとしての「実力」を高めているのかは大きな違いです。ただ、それはパッと見ただけではわからないところがある。このあたりが前期後期どちらがいいか、という悩みの元ではないかと思います。

よかった事例をひとつご紹介

2009年に登場した現行型プリウス。マイナーチェンジは2011年暮れに実施されました。見た目はバンパーやテールランプの変更程度にとどめられていて、あまり大掛かりな印象を受けませんでしたが、しかし、これに乗ってみると確かな進化の程を体感することができました。

まず、車体のしっかり感。いわゆる剛性感。これがはっきりと向上していることが走り始めてすぐにわかりました。同時に、振動や騒音の処理もさらに一歩行き届いて、静かに、なめらかに走ってくれることが前期型からの大きな進化として強く印象づけられたのです。聞けば溶接箇所を増やしたり、ブレースバーを追加するなどして、目に見えない改良を施したのだとか。

また、ハイブリッドシステムは今のトヨタにとってもっとも重要な「商材」ですから、この点においてもまったく手抜かりなく改良されていて、エンジンが始動、停止する時のショックは綺麗に消すことができているし、低速からの立ち上がり、レスポンス、いわゆるドライバビリティがはっきりと改善されている・・・三年分の着実な進化、ちょっと唸らされる、珍しいくらい力の入ったマイナーチェンジでした。

トヨタはプリウスにはしっかりと手をかけている、手厚く育てているということが分かる体験でした。それはなによりプリウスがトヨタの、もはや「外すことのできない」基幹車種であることが大きくモノを言っているのだと思います。

ちなみに同じような例として、現行型(2015年)カローラ・アクシオ、フィールダーもメーカーの「適切な手入れ」を受けている好例です。

悪い例は見つかりにくい

まあ、それはそうでしょう。わからないようにコストダウンする、これメーカーの本音です。

比較的見つけやすいところでは、シートの着座感。前期モノと後期モノ、座り比べる必要はやはりありますが、シート表皮の質感や座った時の感触、シート自体の中身の「アンコ」の詰まり具合など、けっこう皆さんおやりになっていること、多いです。

もっというと、エンジンマウントの素材変更でエンジンの振動が妙に強くなっていたり、足回りのダンパーやブッシュにおいてもまた同様で、よりコストの低い部品に取り替えられていたり・・・このあたりは「マイナーチェンジ」と銘打つまでもなく、知らぬ間に変わっている、なんていうことも。しかも部品の品番の改訂もしておらず、知る由もなかったり。

いいのか悪いのかわからない例としては、とあるクルマの、ウインドウレギュレータ。前期モノはとてもいい素材を使って丈夫に出来ていたものが、後期モノでは大事なところにプラスチックを用いたりして、やっぱり見えないところでコストダウンしたわけです。しかし、時間が経って前期モノのウインドウレギュレータが壊れて交換しようとするとその値段はとても高く、後期モノはたしかに前期より壊れやすいけれど、部品代は安く上がって、それはそれでありがたかった、なんていう事例もあります。

一概に前期モノ、後期モノ、どちらがいいのか、という判断は非常に難しいものがあります。

メーカーの意図を読み解く方法とは?

「あれいい色だったのに、やめちゃったのか・・・」

これは、ひとつのアラームだと思っていいでしょう。人気のない色をラインナップとして維持できない、とメーカーが判断するということは、そのクルマに対するひとつの「熱意」を推し量れるバロメーターのようなものです。いつの間にかカラーラインナップが無難なものばかりになっていたり、個性的だった内装色が落とされていたり、というのは「コストダウン」に走る予兆ではないか、と。

自動車もビジネスですから、その商品からいかに収益を得られるのか、あるいは今後どのような展開を行うことで「改善」するのか、という「検討」は常にメーカー内部では行われています。

ですから、前期モノがどれだけ売れたのか、あるいはメーカーとして狙い通りの収益を挙げているのか、こういったあたりを「分析」することが重要になってきます。日本自動車販売協会連動会のホームページでは、販売台数の数値が掲示されていますので、各銘柄ごとにどんな推移を見せているのか、というひとつの判断材料になると思います。

輸入車、特に欧州車は、モデルライフも長いですし、マイナーチェンジごとの着実な改良が高く評価されることが多いです。実際に前期モノに対して後期モノはいわゆる「バグ潰し」を確実に行って、あらゆる点で完成度が高かったり、次の世代のモデルに用いる新技術を先行投入するなどして、様々な意味で見所のあるマイナーチェンジとなっていることが多いですね。

輸入車においてはたしかに「後期モノ」を選んだほうが、比較的、良い、ということは出来ると思います。

しかし、前期モノの例えば先に挙げたボディーカラーやデザイン、これはあれこれと横槍の入らない、デザイナーのストレートな表現がそのまま生かされているようなところもあって、そちらのほうがいい、という捉え方も、車種によってはあります。

ケースバイケースで、車種にもよりますし、買う側のタイミングや事情にも左右されることは間違いないわけですが、ただひとつ言えることは買う側が適切にクルマの動向をウォッチし、必要とあらば実車に触れて確かめる、ということを行っていると、自然と「頃合かな」という感覚が持てるようになってくるということですね。

プリウス
トヨタ | プリウス
229.9万円
年式:2016年
走行距離:1.7万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
164.8万円
年式:2013年
走行距離:2.8万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
116.8万円
年式:2010年
走行距離:7.5万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
96.8万円
年式:2007年
走行距離:5.6万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
233.0万円
年式:2016年
走行距離:0.6万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
259.8万円
年式:2016年
走行距離:277km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
278.7万円
年式:2016年
走行距離:0.1万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
284.1万円
年式:2016年
走行距離:1.0万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
253.8万円
年式:2016年
走行距離:0.2万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
278.7万円
年式:2016年
走行距離:262km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
300.3万円
年式:2016年
走行距離:434km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
285.0万円
年式:2016年
走行距離:0.2万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
338.0万円
年式:2016年
走行距離:0.3万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
250.6万円
年式:2016年
走行距離:640km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
233.0万円
年式:2016年
走行距離:2.0万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
233.0万円
年式:2016年
走行距離:2.3万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
238.0万円
年式:2016年
走行距離:1.0万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
229.9万円
年式:2016年
走行距離:0.6万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
231.0万円
年式:2016年
走行距離:3.6万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
226.8万円
年式:2016年
走行距離:3.5万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
248.0万円
年式:2016年
走行距離:0.8万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
265.0万円
年式:2016年
走行距離:1.8万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
269.8万円
年式:2016年
走行距離:80km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
237.6万円
年式:2015年
走行距離:1.9万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
243.0万円
年式:2015年
走行距離:1.3万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
243.0万円
年式:2015年
走行距離:1.4万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
129.0万円
年式:2015年
走行距離:1.8万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
157.8万円
年式:2015年
走行距離:1.4万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
172.2万円
年式:2015年
走行距離:1.4万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
129.6万円
年式:2014年
走行距離:1.7万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
144.7万円
年式:2014年
走行距離:5.6万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
149.8万円
年式:2014年
走行距離:1.9万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
168.0万円
年式:2014年
走行距離:1.3万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
140.0万円
年式:2014年
走行距離:2.5万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
149.0万円
年式:2014年
走行距離:3.5万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
152.0万円
年式:2014年
走行距離:4.1万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
89.9万円
年式:2014年
走行距離:8.7万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
147.0万円
年式:2014年
走行距離:1.4万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
165.0万円
年式:2014年
走行距離:2.8万km
詳細を見る
プリウス
トヨタ | プリウス
168.0万円
年式:2014年
走行距離:1.8万km
詳細を見る

この記事をシェアする

関連する記事

最新記事