タイヤをAmazonで買うとディーラーの約3分の1の値段に!? 安さのワケとは?

タイヤ トレッド

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自宅に居ながら買い物ができるインターネット通販は、その便利さから、多くの方々に利用されています。そんなネット通販大手であるアマゾンでは、ディーラーの3分の1ほどの価格でタイヤが購入できることがあるようです。どうして安価で販売できるのでしょうか、”ネット通販商品の安さのワケ”について解説します。

文・吉川賢一
Chapter
「安かろう 悪かろう」の心配は?
アマゾンのタイヤが安い理由って?
アマゾンのタイヤは取り付けや交換も便利!

「安かろう 悪かろう」の心配は?

安いタイヤを買うときに「在庫処分だから安いのでは?」「無事に配送されるか?」「4本合計の値段なのか?」などなど、不安に感じることはたくさんありますよね。実際にアマゾンからタイヤを安く購入した際、1年以上前に製造されたタイヤが届いたという人もいます。

ただし、アマゾンを始め多くのタイヤ通販業者では、販売の際の注意点として”購入の際に製造年は選ぶことができず、事前に確認もできない”ことがアナウンスされていますから、販売側の落ち度というわけではありません。その一方で、劣化が進んだ古い危険なタイヤは会社の信用問題にもなるため、通常販売されることはないそうです。

筆者が過去に新品タイヤをネット購入したときは、購入1ヶ月前に製造された新しいタイヤが届きました。配送方法も説明通りの梱包でしたし、特にトラブルなく無事に届いており、値段の表示に紛らわしさもなく問題ありませんでした。そういった経験から、ことさら”安かろう悪かろう”を心配をする必要はないように感じています。

とはいえスタッドレスタイヤの場合は、話がちょっと別で、ゴムの柔らかさが性能差を生じることもありますから、ネット通販の場合、タイヤの製造時期については若干のリスクがあることを覚悟する必要があります。

アマゾンのタイヤが安い理由って?

先述したような製造年が1年以上前のタイヤは、おもに量販店からメーカー返品になったものを現金で大量に仕入れることで、安さを実現しているようです。

また店舗販売では、その店舗の土地代やテナント料、人件費、維持管理費などが上乗せされますが、アマゾンのようなネット販売は、そういったコストや人件費を抑えることができるので、そのぶん安く販売できるのです。

他にも全国どこからでも購入できることから、利用者が非常に多く、ひとつの利益がわずかであっても、大量に注文を受けることにより、十分な利益が生まれます。そういったことも、安さの理由のひとつでしょう。

アマゾンのタイヤは取り付けや交換も便利!

通常、ネット通販でタイヤを購入した場合、取り付けや交換は自分で店舗を探してお願いしなければなりません。しかしアマゾンなら、購入したタイヤの取り付けや交換を、2つの方法でサポートしてくれます。

○「サービスチケット」を購入して、取り付け・交換を行う方法
アマゾンでタイヤを購入する前に、サービスチケットを購入すると、車両の情報を確認するための電話やメールがあり、最寄り作業店舗が案内されます。その後、タイヤを購入、商品は作業店舗に直接届くように変更することも可能です。次に作業日程や内容を相談しサービスチケットをメールで受け取り、あとは指定日時に作業店舗へ行けば、サービスを受けることができます。

○「サービス提携先」に申し込む方法
こちらはまずタイヤを購入します。こちらのサービスでも、購入したタイヤを作業店舗に直接届くように変更することが可能です 。その後、アマゾンのページから外部提携サイトを検索し、取り付け・交換など希望のサービスと作業店舗を検索し、予約の申し込みをします。作業日程や内容などを相談し、あとは指定日時に作業店舗へ行くとサービスが受けられます。提携先は、 エネオス、エッソ、モービル、ゼネラル、宇佐美鉱油、出光リテール販売株式会社、タイヤプロネットワーク、ロータスクラブなどがあります。

ディーラーやカー用品店、タイヤ専門店、ホームセンター、スタンド、インターネットなどなど、タイヤが購入できる場所はいろいろあり、タイヤを購入する際の費用は、価格だけでなく取り付け・交換など工賃、通販なら送料、古いタイヤの廃棄処分費など、さまざまな料金を加味したうえでトータルで考える必要があります。

また、販売店によっては新品であっても製造年が新しいものとは限りません。タイヤは価格だけで決断してしまうのではなく、用途や頻度などに応じて自分に合ったタイヤ購入方法を探しましょう。

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