クルマを乗り換えると自動車保険の等級はどうなるの?
更新日:2024.09.09

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ライフスタイルやライフステージが変わったタイミングで自動車保険を乗り換えたり、クルマを買い替えたりすることがあると思います。そのような時「等級」はどのように扱われるのか、みなさんはご存知でしょうか?自動車保険の任意保険には「ノンフリート等級制度」という制度があります。今回は、ノンフリート等級制度の仕組みや特徴について解説をします。今後、自動車保険の乗り換えを検討したり、クルマを買い換える予定がある方はぜひ、参考にしてみてください。
文・萩原 文博
文・萩原 文博
ポイント1.ノンフリート等級制度とは?
ノンフリート等級制度とは、ユーザーの事故歴に応じて保険料の割引・割増を適用する制度のことです。1等級〜20等級の20段階に区分されており、初めて契約する場合は6等級(契約条件により7等級の場合もあり)からスタートします。
契約後1年間保険を使用する事故などがなければ、次の年度に等級が1つ上がって7等級となります。等級は数字が大きいほど割引率が大きくなり、数字が小さいほど割引率が小さくなります。そして1〜3等級は割増となります。ただし、前契約がない場合、年齢条件によっては6〜7等級でも割増となるケースがあります。
契約後1年間保険を使用する事故などがなければ、次の年度に等級が1つ上がって7等級となります。等級は数字が大きいほど割引率が大きくなり、数字が小さいほど割引率が小さくなります。そして1〜3等級は割増となります。ただし、前契約がない場合、年齢条件によっては6〜7等級でも割増となるケースがあります。
ポイント2.事故を起こしてしまった場合の等級はどうなる?
任意保険に加入し、事故を起こしてしまった場合に保険を使用すると、次年度の契約時に等級が3ランク下がります。しかも同じ等級でも事故なしと事故ありでは事故ありのほうが保険料は高くなります。そのうえ、3等級ダウンの事故ならば、次年度の契約から3年間事故ありの等級が続くのです。
ポイント3.等級は引き継げるの?
せっかく無事故を続けて等級を上げていったとしてもクルマを乗り換えた場合、この等級は引き継ぐことはできるのでしょうか。これは引き継ぐことが可能です。そのためには契約車両の変更手続きを行う必要があります。
万が一変更手続きを行わずに新しいクルマを運転し事故を起こしてしまうと補償されないケースがあります。では変更手続きはいつ・どのようにすればいいのでしょうか。まず、手続きするタイミングとしては、新しいクルマが納車される前に手続きを済ましておきましょう。新しいクルマの納車日がわかれば、契約車両の変更手続きを事前に行えるため、新しいクルマの納車と同時に補償を切り替えることが可能です。
万が一変更手続きを行わずに新しいクルマを運転し事故を起こしてしまうと補償されないケースがあります。では変更手続きはいつ・どのようにすればいいのでしょうか。まず、手続きするタイミングとしては、新しいクルマが納車される前に手続きを済ましておきましょう。新しいクルマの納車日がわかれば、契約車両の変更手続きを事前に行えるため、新しいクルマの納車と同時に補償を切り替えることが可能です。
ポイント4.手続きに必要なものは?
手続きに必要なものは、車検証のコピー・積算距離計の数値そして、金融機関の口座の3点です。契約車両の変更手続きでは新しいクルマの情報を連絡する必要があります。したがって新しいクルマの車検証のコピーを販売店から入手してください。
そして積算距離計の数値は現在所有しているクルマと新しいクルマの2台分が必要となるので、買取や下取りに出す前にメモもしくは写真を撮っておきましょう。
そして変更手続きの際に保険料に差額が発生するケースがあります。返金がある場合は契約者の金融機関の口座に差額が振り込まれるので、契約者名義の記入期間口座を準備してください。 契約変更の手続きは電話やwebサイトで行えますので非常に便利です。クルマの買い換えが決まったら任意保険も切り替えるということを忘れずに行いましょう。
そして積算距離計の数値は現在所有しているクルマと新しいクルマの2台分が必要となるので、買取や下取りに出す前にメモもしくは写真を撮っておきましょう。
そして変更手続きの際に保険料に差額が発生するケースがあります。返金がある場合は契約者の金融機関の口座に差額が振り込まれるので、契約者名義の記入期間口座を準備してください。 契約変更の手続きは電話やwebサイトで行えますので非常に便利です。クルマの買い換えが決まったら任意保険も切り替えるということを忘れずに行いましょう。