1年を通して快適に走れるオールシーズンタイヤ。価格と性能のバランスが優れた、ネクセンN-Blue 4Season2で快適なドライブを楽しみたい!

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ネクセン

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近年オールシーズンタイヤは多くのタイヤメーカーが開発にしのぎを削っている分野です。

夏タイヤで冬も走行できれば、急な雪道が出現する季節の変わり目などに、まだ冬タイヤに交換していなかった。タイヤ交換の予約が取れない。倉庫にしまったままだった。などの事情に振り回されることもありません。

東京在住の筆者は毎年2月に東京から大阪まで車での出張があります。

東京や大阪は雪が降ることもなくサマータイヤで良いわけですが、鈴鹿山脈を超える地域や、関ヶ原周辺だけひょっとしたら雪が降る可能性があります。そんな万が一に備えてスタッドレスタイヤに交換し大阪出張に出発します。

道中の高速道路や一般道に雪道はまったく存在せず、サマータイヤでも往復できたなと感じた時は、スタッドレスタイヤを無駄に消費してしまった。という思いと、万が一雪が降る可能性も無いわけではない。その時の安心感はスタッドレスを履いていて良かったという思いが交錯します。オールシーズンタイヤならこういう無用な心配もしなくて済みます。

そんな折りにネクセンタイヤの新オールシーズンタイヤ「ネクセンN-Blue 4Season2」に乗って福島までドライブに行ってみました。

雪岡 直樹|ゆきおか なおき

新車記事からチューニング、SUPER GT全戦取材など精力的に取材撮影をする、撮って書いて走れるカメライター。
可能な場所ならどこまでも自走で現場に赴き、年間走行距離は5万キロに届く勢い。

雪岡 直樹
Chapter
ネクセンタイヤとは?
N blue 4Season2をゴルフに装着していざ福島へ
高速を降りて福島の山道を走行
雪上路でのインプレッション
N blue 4Season2は都市部に住む方の賢いタイヤ選びの一つ

ネクセンタイヤとは?

タイヤのインプレッションの前にネクセンタイヤについて少しおさらいをしておきますが、ネクセンタイヤは創業から80年以上のタイヤ製造の歴史を持ち、1987年にはミシュランタイヤ・コリアとして メイドイン・コリアのミシュランタイヤを製造するなどして良いタイヤ作りを学んできています。

2000年にネクセンタイヤに社名変更を行っていますが、長年のタイヤ生産で培われた品質と性能が認められて、世界中の自動車メーカー(フォルクスワーゲン、ポルシェ、BMW、三菱、フィアット、ルノーなど)に新車装着タイヤとして供給しています。

多くの種類の乗用車用タイヤを生産していますが、ヨーロッパの有名自動車雑誌や機関の競合メーカーと直接比較するタイヤテストで高い評価を得ています。

ヨーロッパではオールシーズンタイヤの需要が多くあります。東西南北に広いヨーロッパでは雪が降る地域から雪が全くない地域までマイカーで走り抜けます。

そのためにウインタータイヤではなく、四季を通じて走行可能な高性能タイヤが爆発的に人気を得たことで、タイヤメーカー各社が注力して開発を行っています。

ネクセンタイヤもヨーロッパにおいて、2012年にN Priz 4S (日本未発売)、2017年にN blue 4Season、2020年に商用車向けのN blue 4Season Van、そして2022年にN blue 4Season2を発売しています。

N blue 4Season2をゴルフに装着していざ福島へ

さて今回はフォルクワーゲンゴルフに205/55R16  94V XLというサイズを装着しています。高速道路を走って行くと、静粛性と直進安定性がとても良いことに気がつきます。

スピードレンジがVということで、日本国内では出すことのない240km/hまで対応するスピードレンジになっています。ヨーロッパ、特にドイツでは速度無制限のアウトバーンが存在していますので、200km/h程度は日常的に使う速度のため、240km/h対応というのは頼もしい限りです。サイズによってはより速度の高いレンジにも対応しています。

高速道路をすーっと走っていき、スムーズにタイヤが転がる走りは、なんの不安もなく快適に走れます。雑なロードノイズも発生していなくて車内は快適そのもの。助手席に乗っているときはその快適性にゆっくり寝られると感じたほどです。

高速を降りて福島の山道を走行

山道に入っていくと、コーナリングの安定性の高さが分かります。ショルダー剛性が高いのか、コーナーでぐにゃりとした感触が無く走れます。

というのもこのN blue 4Season2はオールシーズンタイヤではありますが、サマータイヤの性能を高めているため、高速道路の安定性や山道のでコーナリングの良さなどはサマータイヤとなんら変わりがありません。

N blue 4Season2はN blue 4Seasonに比べてサマータイヤ性能を上げています。。

スムーズにタイヤが転がる走りは、燃費にも貢献してくれるかもしれません。

山道では雪が溶けてWET路面の区間もありましたが、排水性が高く安心感があります。

オールシーズンタイヤは多くの種類でVシェイプパターンになっていますが、N blue 4Season2ではVシェイプを繋げるのではなく段差を設けることでWET性能を高めています。
直進安定性を高めるブロックの剛性アップや、摩耗後に変化するブロックデザイン、カーブでのブロックの変形を抑える3Dカーフテクノロジーが採用されています。

その代わりスタッドレスタイヤに見られる細かいサイプ形状は多く見られません。
だからと言って雪上性能が劣るのかといえば、そうでもありませんでした。タイヤサイドウォールにはマッド&スノーのM+Sと、スリーピークマウンテンスノーフレークマーク (3PMSF) 。いわゆるスノーフレークマークがあり、雪上性能もしっかりあり、冬タイヤ規制の際も走行できる性能を持っていることも証明されています。

山道を登っていくと徐々に雪路面に変化し、時に氷の路面もありましたが、グリップ感をしっかり感じながら山道を登っていけます。

雪上路でのインプレッション

今回はグランデコスキー場の駐車場をお借りして、スタート&ストップのテストやコーナリングテストを行ってみました。

駐車場の雪は若干水分多めの重めの雪です。

スタート時はトラクションコントロールを利かせて発進するといとも簡単に走り始めます。タイヤの滑り具合を車が感じ取り適切なトラクションコントロールを行ってくれました。

試しにトラクションコントロールをオフにすると、オンよりも空転率はあがりますが、問題なく発進できることが分かります。安全性を求めるならトラクションコントロールはオンのままの方が良いでしょう。

ストップに関しても正確に停止することができ、左右に振られることもありません。

コーナリングに関しては、スタート時と同じようにトラクションコントロールをオンにした方が安定的かつ正確なコーナリングが行えます。

スタッドレスタイヤとの違いも、今回のテストではそれほど感じられません。むしろスタッドレスにある細かいサイプが刻まれていない、サマータイヤ寄りのオールシーズンタイヤで、ここまで問題なく走れたことに感動すら覚えました。

最適化されたオールシーズンコンパウンドを採用して、優れたシリカ配合技術により、バランス良くサマータイヤ・ウインタータイヤのパフォーマンスを作り上げているのだろう想像できます。



山道を下っていく時に、山の影になっている部分もあり慎重な運転を求められる場合もありますが、その際も安全な速度で走っていれば何も問題もありません。

雪が降り続ける地域や、深い雪道を行く、豪雪地帯に住んでいるという方にとってはスタッドレスタイヤの方が良い場合ももちろんあります。。

しかし今回の福島ドライブでも、猪苗代周辺は雪の心配はあるかもしれませんが、一山超えた郡山では雪のゆの字も感じられないほどですし、福島往復の道中もまったく雪が感じられない路面ばかりでした。

N blue 4Season2は都市部に住む方の賢いタイヤ選びの一つ

東京や大阪などの年に1度、雪が積もるか積もらないかという地域にお住まいの方で、四季を通じてアクティブにドライブや旅行、アウトレットなどの買い物などに行きたい。雪が降るかもしれないからドライブは諦めようと思わせない、オールシーズンタイヤはまさに良いタイヤと感じられました。

サマータイヤ、ウインタータイヤを2セット買うのも保管するのも大変ですし、毎年2回のタイヤ交換工賃なども発生してしまいます。様々な製品同様にタイヤの値段も徐々に値上がりしている昨今では、1年を通じて快適に使えるオールシーズンタイヤはドライブ好きなみなさまにとって賢い選択になるとも思いますので、ぜひ次回のタイヤ交換時に視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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