使い勝手良し!レクサスNXはラゲッジにも便利な機能が!【プロ徹底解説】
更新日:2024.09.09
※この記事には広告が含まれます
これまで世界で約105万台も販売されてきたレクサスのコアモデルとなるNX。都会を俊敏に駆け抜ける優れた走行性能を持つコンパクトSUVです。そんな最新のNXのラゲッジや使い勝手は、どのようなものなのかを解説します。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
十分な広さを備えたラゲッジスペース
NXのラゲッジスペースは、後席を起こした状態で、520リッターあります。荷室幅は、最小で1006mm、最大で1387mm。ラゲッジの端から後席までの荷室長は982mm。荷室高さは450mmあります。
後席を立てたままで、9.5インチのゴルフバックであれば3個、スーツケースならば140リッターサイズと90リッターサイズを1個ずつ積み込むことが可能です。そして、後席を倒せば、ラゲッジ容量は1411リッターにまで拡大することができます。
さらにラゲッジルームの横には小物を収納できるサイドネットが用意されています。
積み込む荷物の量に合わせて調整
ラゲッジルームには、積み込む荷物の量にあわせて、ラゲッジスペースの間仕切りを変更できる3WAYデッキボードが用意されています。
3WAYの1つ目は、普通にラゲッジの床面となりつつ、簡単に床下の収納スペースが利用できるというもの。2つ目の使い方は、デッキボードを山折りにして、ラゲッジスペース内に立てて設置。ラゲッジスペースを前後に仕切る間仕切りとして使うことができます。
3つ目の使い方は、デッキボードを折りたたみ、床下収納を、フタを開けた状態で使うというものです。
後席シートバックを電動で格納・引き起こし
ラゲッジスペースを拡大するために後席のシートバックを倒したり、引き起こすことを電動で行うことができます。操作はラゲッジルーム内のスイッチ、もしくはセンターディスプレイ内のソフトスイッチで可能。
つまり、前席に座ったまま、もしくはバックドアにいたままで後席バックシートの格納・引き起こしができるのです。
もちろん、後席ドアを開けた状態であれば、後席シートの肩口にあるレバーを使って、素早く手動でシートバックの格納・引き起こしを行うこともできます。
もちろん、後席ドアを開けた状態であれば、後席シートの肩口にあるレバーを使って、素早く手動でシートバックの格納・引き起こしを行うこともできます。
ハンズフリーで自動開閉できるバックドア
バックドアは「ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付き)」となります。これはユーザーが車のキーを携帯していれば、リヤバンパー下に足先をだし入れすれば、バックドアが自動で開閉するという機能です。作動時間が短縮されているだけでなく、作動音も小さくなりました。さらに感度も高まって、使いやすさが向上しています。
車を外からスマートフォンで操作
使い勝手を高める最先端技術が数多く採用されているのもNXの魅力のひとつとなります。
そのひとつが「アドバンス・パーク」のリモート機能です。これはスマートフォンの専用アプリ「Remote Park」を使って、車の駐車・出庫を、車の外から操作できるというもの。狭い場所への駐車などに便利に使うことができます。
また、専用のアプリを使うと、スマートフォンを車のキーの代わりにする「デジタルキー」機能も備わっています。
そのひとつが「アドバンス・パーク」のリモート機能です。これはスマートフォンの専用アプリ「Remote Park」を使って、車の駐車・出庫を、車の外から操作できるというもの。狭い場所への駐車などに便利に使うことができます。
また、専用のアプリを使うと、スマートフォンを車のキーの代わりにする「デジタルキー」機能も備わっています。
ナビゲーションやオーディオ操作を対話方式で行う「エージェント(音声対話サービス)」も嬉しい装備です。「Hey レクサス」などの声(起動キーワードは自由に変更することが可能です)でエージェントを起動し、「地図を拡大して」「FMをつけて」「窓を開けて」などと声をかければ、エージェントが操作してくれます。
俊敏な走りを売りにするNXですが、十分なラゲッジスペースを備えるだけでなく、便利な最先端技術を数多く採用するなど、使い勝手の面でも優れていることがわかります。スポーティなモデルでも、使い勝手を疎かにしないのが、レクサスらしい「おもてなしの心」ということではないでしょうか。