市場の半額で買える!?「金融車」とは、いったいどんな車?
更新日:2023.09.06

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ネットオークションなどで、市場価格よりもかなり安く販売されているクルマを見かけることがまれにあるかと思います。その詳細を見ると”金融車”とか”金融流れ”等々記載されていますが、「金融車」とはいったいどんなクルマを言うのでしょうか?また、価格が安い代わりに、どんなデメリットがあるのでしょうか?
- Chapter
- 金融車とは
- 金融車の価格は?
- 金融車のデメリットとは?
- 車を売るのにおすすめのサービス
金融車とは
金融車とは、担保として差し押さえられたクルマが、なんらかの事情で市場に出回ったものを言います。いったいどういうものなのか、一例を挙げてみましょう。
たとえば、あなたが自動車ローンを使ってクルマを買ったとします。その時、クルマの名義(所有者)はローン会社になり、使用者はあなたになります。
通常、この状態ではクルマを担保にお金を借りることなどはできません。しかし、どうしてもお金を借りる必要があり、ローン中のクルマでも担保にできる金融業者でお金を借りました。
当初は順調に返済できていましたが、途中から返済が出来なくなりました。そこで金融業者は担保実行を行い、そのクルマを引き上げ、市場に放出してしまうのです。
このような流れで市場に現れたクルマが、いわゆる『金融車』と呼ばれています(もちろん、他にもいろんなケースがあります)。
たとえば、あなたが自動車ローンを使ってクルマを買ったとします。その時、クルマの名義(所有者)はローン会社になり、使用者はあなたになります。
通常、この状態ではクルマを担保にお金を借りることなどはできません。しかし、どうしてもお金を借りる必要があり、ローン中のクルマでも担保にできる金融業者でお金を借りました。
当初は順調に返済できていましたが、途中から返済が出来なくなりました。そこで金融業者は担保実行を行い、そのクルマを引き上げ、市場に放出してしまうのです。
このような流れで市場に現れたクルマが、いわゆる『金融車』と呼ばれています(もちろん、他にもいろんなケースがあります)。
金融車の価格は?
車種や年式によってマチマチですが、おおよそ市場価格の3割〜5割程度安く取引されるケースが多いようです。また最近ではこのようなクルマを専門に扱う業者もあります。
その価格は、H20年式 BMW M6クーペ(6万キロ走行)が220万円、H19年式 アウディ R8 4.2FSIクワトロ(5.8万キロ走行)が580万円といった具合。通常の中古車と比べて、かなり安く販売されています。
ただし、その安さにはデメリットが付いてきます。どんなデメリットがあるのでしょうか?
その価格は、H20年式 BMW M6クーペ(6万キロ走行)が220万円、H19年式 アウディ R8 4.2FSIクワトロ(5.8万キロ走行)が580万円といった具合。通常の中古車と比べて、かなり安く販売されています。
ただし、その安さにはデメリットが付いてきます。どんなデメリットがあるのでしょうか?
金融車のデメリットとは?
メリットとしてはかなり安く買えるという点に尽きると思いますが、デメリットとしてはどうなのでしょう?
・名義変更が出来ない
所有者は元の所有者が契約したローン会社になっているケースが多く、名義変更に必要な書類はローン会社は当然、提供してくれないので、名義変更をすることができません。
・所有者に車両登録の強制抹消を掛けられる可能性がある
元の所有者(ローン会社など)があずかり知らぬところでクルマが取り引きされていた場合、盗難届出や強制抹消・返還要求をしてくることがありまする。最悪の場合は、車両登録の強制抹消を掛けられ、知らずに乗っていると無車検のクルマに乗っていることになります。
・継続検査(車検)が受けられない
納税義務者(元のオーナーなど)により自動車税課税を差し止められた場合、納税証明書が発行されず継続検査(車検)が受けられない場合がある。
しかし、これは第三者納付というかたちを取れば問題は無いようです。
・廃車や解体が容易に出来ない
一時抹消登録や永久抹消などが出来ないため廃車や解体が容易に出来ません。
・ディーラーで整備をしてもらえない
販売店に所有権が付いている車を、ディーラーの整備工場に持ち込んだ場合。名義と使っている人が一致しないことから、点検を断られることがあります。
また、自動車は購入後15日以内の名義変更(移転登録)を管轄陸運支局に届け出ること、保管場所を車庫証明として管轄の警察署に届け出ることが義務付けられていますが、これが出来ないので厳密には違法ということになります。
さらに法的な所有者(ローン会社など)が譲渡を認めていないにもかかわらず、担保として譲渡契約しているため、そもそも売買契約上は無効であるとの考え方もあるようです。
金融車であるかと言って、購入したユーザーが罪に問われたり深刻な不利益を被ることはほぼ無いようですが、前述のようないくつかのリスクは付いてきます。よほどの事情がない限り、金融車の購入は避けたほうが良いでしょう。
・名義変更が出来ない
所有者は元の所有者が契約したローン会社になっているケースが多く、名義変更に必要な書類はローン会社は当然、提供してくれないので、名義変更をすることができません。
・所有者に車両登録の強制抹消を掛けられる可能性がある
元の所有者(ローン会社など)があずかり知らぬところでクルマが取り引きされていた場合、盗難届出や強制抹消・返還要求をしてくることがありまする。最悪の場合は、車両登録の強制抹消を掛けられ、知らずに乗っていると無車検のクルマに乗っていることになります。
・継続検査(車検)が受けられない
納税義務者(元のオーナーなど)により自動車税課税を差し止められた場合、納税証明書が発行されず継続検査(車検)が受けられない場合がある。
しかし、これは第三者納付というかたちを取れば問題は無いようです。
・廃車や解体が容易に出来ない
一時抹消登録や永久抹消などが出来ないため廃車や解体が容易に出来ません。
・ディーラーで整備をしてもらえない
販売店に所有権が付いている車を、ディーラーの整備工場に持ち込んだ場合。名義と使っている人が一致しないことから、点検を断られることがあります。
また、自動車は購入後15日以内の名義変更(移転登録)を管轄陸運支局に届け出ること、保管場所を車庫証明として管轄の警察署に届け出ることが義務付けられていますが、これが出来ないので厳密には違法ということになります。
さらに法的な所有者(ローン会社など)が譲渡を認めていないにもかかわらず、担保として譲渡契約しているため、そもそも売買契約上は無効であるとの考え方もあるようです。
金融車であるかと言って、購入したユーザーが罪に問われたり深刻な不利益を被ることはほぼ無いようですが、前述のようないくつかのリスクは付いてきます。よほどの事情がない限り、金融車の購入は避けたほうが良いでしょう。
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