パールホワイトの車が高く売れるって本当!? 買取店に聞いてみた

グローバルに企業活動を行う塗料メーカーのアクサルタ社の報告によると、2017年に世界で人気の高かった外装色はホワイトで、全体の約4割を占めました。そのうちパールホワイトは約3割で、残りはソリッドホワイトです。
しかし、日本ではその傾向が逆転し、ホワイト全体の約8割がパールホワイトとなっています。人気色は買取査定の際に高く売れやすいと言われていますが、実際はどうなのか買取店に聞いてみました。
一般的に、白、黒、シルバーが高く売れやすい、と言われている
塗装には、「ソリッド塗装」、「パール塗装」、「メタリック塗装」などがあり、日本国内で一番人気なボディカラーは、パール塗装を施したパールホワイトです。パールホワイトはその名の通り、まるで真珠(パール)のような色合いと光沢を再現した色で、ソリッド塗装の白と比べると見た目がひと味もふた味も違います。
日本では一般的に、白、黒、シルバーの外装色の買取価格が高く、なかでも人気色のパールホワイトの車両は特に高く売却できると言われています。
反対に査定が低くなると言われるのが、赤、緑、黄、橙など、鮮やかで目立ちやすい色。理由は、目立つ色だけに嗜好性が高く、好みが分かれるためだとか。
果たして本当に、ボディカラーによって査定額に違いがあるのか?買取店に聞いてみました。
実際に高く売れる色とその理由
ここまでご紹介した情報はあくまで巷の噂にすぎません。そこで日本最大級の某自動車買取店に人気色の傾向とその理由を聞いてみました。
ただし人気色は車種やボディダイプによっても異なるため、今回は国産2.0Lクラスミニバンを対象に調査しています。
「私どもでは車種、年式、走行距離、グレード、駆動方式、外装色を基準に査定額を出しています。中古車市場で人気が高い色は、白、黒、シルバーの3色で、特に白系・黒系は、常に在庫を確保しておきたいので、高めに買い取らせて頂くこともあります。
なかでも、パールホワイトは、ツヤ感があり、経年劣化による色褪せ度合いがソリッド塗装よりも少なく、低年式車でも外装の劣化が少ないので、需要が多く、査定額が高くなりやすい傾向にあります。
他にもマイカ塗装やメタリック塗装の査定額もプラスになりやすい傾向です。ただしシルバーだけは、国産2.0Lクラスミニバンの場合、プラス査定には繋がりにくい色になっています。
また、車種のイメージに合った珍しい色は希少価値が高く、プラス査定につながる場合があります。ではどういう場合にプラス査定になるかと言えば、中古車市場で需要がある時や、たまたま珍しい色を欲しがっているお客様からご相談を受けた時です。ちなみに、珍しい色だからといってマイナス査定にはならないので安心してください。」
お話を伺った限りでは、中古車市場で人気の高い白系もしくは黒系で、色褪せしづらいパール、マイカ、メタリックなどの塗装が施されていれば、高い査定額が期待できそうです。
それ以外の色でも、その車種のイメージカラーであったり、需要がある場合は、査定額が高くなるとのこと。
買取業者ごとに求めているボディーカラーが異なるケースもあるため、できるだけ高く売るためには複数店舗で相見積もりをとるのが重要。
まずは買取相場を把握して、できるだけ安く買い叩かれないように事前に調査しておくことが大切です。
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