黄色いボディは虫が集まりやすいって本当?黄色と虫の関係
更新日:2024.09.09
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黄色をイメージカラーとする車種は、スポーツモデルに多いのですが、黄色いボディカラーには虫が集まりやすいとの噂もあります。もし本当なら、黄色い車は掃除が大変ですよね。この都市伝説のような噂は、本当なのでしょうか。
虫と黄色の関係
ユーザー体験に見る「虫と黄色の関係」
検索サイトで「黄色、ボディ、虫」をキーワードにして検索してみると、黄色いボディを持った車両オーナーの苦労話が、多くヒットします。
曰く、「夏の夜は羽虫がライトだけでなくボディにも付着する」「都会でもどこでも、虫が集まる」「洗車後に羽虫が寄ってくる」など。どうやらユーザー体験としては、黄色いボディに虫が寄ってくるのは事実のようです。
曰く、「夏の夜は羽虫がライトだけでなくボディにも付着する」「都会でもどこでも、虫が集まる」「洗車後に羽虫が寄ってくる」など。どうやらユーザー体験としては、黄色いボディに虫が寄ってくるのは事実のようです。
昆虫ショップに見る「黄色と虫の関係」
大阪府でクワガタやカブトムシなど甲虫類をメインに販売している株式会社フジコンに、黄色に虫が集まりやすいのか取材させて頂きました。
対応してくれた方によれば、「甲虫類の餌の食べ残しにコバエが発生するので、その除去用にハエ取り紙を販売しています。このテープの色が黄色です。黄色ならなんでもよいわけではなく、コバエが集まりやすい色調があるようですよ」
とのこと。どうやらコバエは黄色が好みのようです。
対応してくれた方によれば、「甲虫類の餌の食べ残しにコバエが発生するので、その除去用にハエ取り紙を販売しています。このテープの色が黄色です。黄色ならなんでもよいわけではなく、コバエが集まりやすい色調があるようですよ」
とのこと。どうやらコバエは黄色が好みのようです。
ハエ取り紙メーカーに見る「黄色と虫の関係」
では、コバエはどんな色調の黄色に集まりやすいのでしょうか。前出のハエ取り紙を製造する株式会社カモ井加工紙に取材を申し込みました。
対応してくれた方によれば、「我が社では、ある色に虫が集まりやすいことは確かとしか申し上げられません。」とのこと。かなり企業秘密に踏み込んだ質問だったようです。
しかし、「学説によると、ハエは赤を好む、色盲である、近眼であるなど、さまざまな意見があり、確かなことはわかっていません。しかし、ハエは空中で留まれる場所に集まる習性があります。その習性を利用したのが我が社のハエ取り紙です。」とも。やはり黄色には秘密があるようです。
昆虫の学識者の立場では、虫が黄色を好むことは立証されていないとのことですが、農業で使う虫の捕獲用トラップに黄色が使われているなど、何かしらの効果がありそうです。
ちなみに、ある企業の研究では、黄色とオレンジに虫が多く集まることが確認されています。
対応してくれた方によれば、「我が社では、ある色に虫が集まりやすいことは確かとしか申し上げられません。」とのこと。かなり企業秘密に踏み込んだ質問だったようです。
しかし、「学説によると、ハエは赤を好む、色盲である、近眼であるなど、さまざまな意見があり、確かなことはわかっていません。しかし、ハエは空中で留まれる場所に集まる習性があります。その習性を利用したのが我が社のハエ取り紙です。」とも。やはり黄色には秘密があるようです。
昆虫の学識者の立場では、虫が黄色を好むことは立証されていないとのことですが、農業で使う虫の捕獲用トラップに黄色が使われているなど、何かしらの効果がありそうです。
ちなみに、ある企業の研究では、黄色とオレンジに虫が多く集まることが確認されています。
黄色いボディのメリット・デメリット
黄色いボディのデメリットは虫が集まりやすい他、退色しやすい、淡色なので埃が目立ちやすい。そのため、こまめな洗車が必要、目立ちやすいといった点が挙げられます。また日本では、不人気色となるため査定時に少なからず影響がありそうです。
ただしメリットもあり、任意保険では保険料率が他色に比べ低めに設定されることがあります。理由は、目立つ色だけに視認性は抜群で、黄色い車は事故に巻き込まれにくいためです。イギリスのスポーツカーメーカー、ロータスのディーラーでは、車両が低く小さいため、なるべく目立つ色が良いと勧められることもあると聞きました。
ロータスをはじめ黄色いボディカラーの採用車にはスポーツモデルが多く、そもそも目を惹きやすい存在でもあります。多少査定額に影響が出るようでも、維持費を抑え安全性を担保できるのは黄色いボディカラーの魅力といって良いでしょう。
ただしメリットもあり、任意保険では保険料率が他色に比べ低めに設定されることがあります。理由は、目立つ色だけに視認性は抜群で、黄色い車は事故に巻き込まれにくいためです。イギリスのスポーツカーメーカー、ロータスのディーラーでは、車両が低く小さいため、なるべく目立つ色が良いと勧められることもあると聞きました。
ロータスをはじめ黄色いボディカラーの採用車にはスポーツモデルが多く、そもそも目を惹きやすい存在でもあります。多少査定額に影響が出るようでも、維持費を抑え安全性を担保できるのは黄色いボディカラーの魅力といって良いでしょう。
日本で購入できる鮮やかで黄色いクルマたち
その①:レクサス LC500/500h
2017年より日本でも発売を開始した、LC500/500h。
高級スポーティークーペらしく”ネープルスイエローコントラストレイヤリング”と名付けられた、鮮やかな黄色が設定されています。
高級スポーティークーペらしく”ネープルスイエローコントラストレイヤリング”と名付けられた、鮮やかな黄色が設定されています。
その②:トヨタ C-HR
2017年のデビュー直後から、人気SUVの仲間入りをはたしたトヨタ C-HR。
外装色にはモノトーンのイエローと、屋根とA、B両ピラーをブラックアウトしたツートン仕様が選択できます。
トヨタは他に、FJクルーザー、アクア、ヴィッツ、パッソなどに、黄色いボディカラーが用意されています。
外装色にはモノトーンのイエローと、屋根とA、B両ピラーをブラックアウトしたツートン仕様が選択できます。
トヨタは他に、FJクルーザー、アクア、ヴィッツ、パッソなどに、黄色いボディカラーが用意されています。
その③:ホンダ S660
軽スポーツカーのホンダ S660にも、”カーニバルイエローII”と名付けられた黄色が設定されています。
ホンダでは、ヴェゼル、フィット、Nシリーズなどに、黄色が設定されています。
ホンダでは、ヴェゼル、フィット、Nシリーズなどに、黄色が設定されています。
その④:フェラーリ 488 GTB / スパイダー
世界の一流スポーツカー、フェラーリ。その本社のあるモデナ県の色が黄色であることから、古くからフェラーリには黄色のボディカラーがラインナップされてきました。
もちろん現行モデルのフェラーリにも”GIALLO MODENA”と名付けられた鮮やかな黄色いボディカラーが設定されています。
もちろん現行モデルのフェラーリにも”GIALLO MODENA”と名付けられた鮮やかな黄色いボディカラーが設定されています。