ダイハツ ウェイクの後部座席の乗り心地は欠点!その理由とは?
圧倒的な荷室容量と居住空間の広さが自慢のダイハツのウルトラハイト系
ワゴンのウェイク(WAKE)。
高さを活かしたゆとりのある居住性は、軽自動車の中でもトップクラス。
特に頭上空間(ヘッドクリアランス)は特筆もの。
このように室内の広さを活かした居住空間はこのクルマの魅力の一つ
なのですが、実際に試乗をしてみて気になったのは後部座席の座り心地。
足元空間も頭上空間も広くて圧迫感が無いのは良いですが、実際に
運転中に後部座席に座ってみると、ちょっと気になる部分が・・・。
ウェイク(WAKE)の後部座席の座り心地について、気になった事を紹介したいと思います。
※2016年8月15日の記事です。
ウェイクの後部座席の欠点1:シートサイズが小さい
今回新発売されたウェイク(WAKE)の後部座席に実際に座ってみて
気になったのは、シートサイズの小ささ。
後部座席の座面はヒザ裏近くまでしっかりとカバーしてくれるので、
座り心地に不満はないのですが、個人的に気になったのは背もたれ。
このウェイク(WAKE)は背が高いクルマにも関わらず、思った以上に
背もたれのサイズが小さい・・・。
私は身長が175cmあるのですが、背もたれが小さいため肩口まで
しっかりとサポートしてくれません。なので、後部座席の座り心地に
若干の物足りなさを感じました。
背もたれのサイズが小さい理由
今回新発売されたダイハツ ウェイク(WAKE)の背もたれが小さい理由の一つは、
おそらく座り心地よりもシートアレンジを優先したため。
今回新発売されたウェイク(WAKE)は、背もたれをパタンと前に倒して、
広い荷室・ラゲッジスペースを作る事が可能です。
またそれ以外にも様々なシートアレンジを用意しています。
ダイハツ ウェイク(WAKE)は座り心地よりもこのシートアレンジを優先したため
シートバックは小さめになっているのかなと思いました。
シートアレンジも大事なので仕方ないかもしれませんが、
このクルマはせっかく背の高いクルマなので、個人的にはもう一回り
シートバックが大きくても良いのかなと思いました。
ウェイクの後部座席の欠点2:座面が薄い
またこのダイハツ ウェイク(WAKE)を試乗して気になったのは、後部座席の座面の薄さ。
このダイハツ ウェイク(WAKE)の後部座席の座面を横から見ると、このような感じ。
ちょっと薄いですよね。
実際にこのダイハツ ウェイク(WAKE)の後部座席に座ってみると、
座面の薄さを感じます。
ちょっと安っぽいウレタン素材のシートに座っているような座り心地で
座面の肉厚感が全くありません。なので、長時間座っていると、疲れそうな感じが・・・。
この座ったときに座面の薄さを感じる座り心地も欠点・デメリットの
一つだと思いました。
座面がフラットなのも気になる
また、これはダイハツの軽自動車のシートの特徴なのですが、
ウェイク(WAKE)の座面もフラットなのも実際に試乗をして気になりました。
背もたれも座面も凹凸感が無くフラットなので、シートが身体に
フィットしている感じが全くしません。また、カーブを曲がった時に
サポート力が無いので、身体がかなり横に振られます。
このサポート力のなさもダイハツ ウェイク(WAKE)の後部座席の
欠点・デメリットの一つかなと思いました。
ダイハツから発売されたウルトラハイト系ワゴン”ウェイク(WAKE)”の
後部座席に実際に座ってみたところ、このような欠点・デメリットがありました。
足元空間や頭上空間の広さはとても良かっただけに、この簡易的な
シートの作りは少々残念でした。また、競合車・ライバル車よりも座り心地は
若干劣っているようにも感じました。
もしこれからダイハツ ウェイク(WAKE)を試乗される方は、
後部座席の座り心地・居住性もしっかりと確認をしてみてくださいね。