シエンタの評価・レビュー①|私が残念に思った3つの機能&装備

トヨタ シエンタ 2015

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先日、トヨタから12年ぶりにフルモデルチェンジをしたシエンタ(SIENTA)が発売されました。

私もガソリン車・ハイブリッド車ともに試乗をしてきました。

ハイブリッド車のEV走行の短さなど多少気になる点はあったものの5ナンバーサイズの小型ミニバンとしては、とても良いクルマだと思いました。他のお客さんの評価が高いのも納得です!

私自身も基本的に満足しているシエンタ(SIENTA)ですが、マイナス評価になってしまった点も・・・。それは、私が欲しいと思っていた機能や装備がなかった事

発売日前にこの機能や装備は、装備されているだろうな~っと、思っていたモノが装備されていませんでした。

シエンタ(SIENTA)に対して私が感じた3つの不満ポイントを紹介します。

2015/8/13
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シエンタの機能・装備で残念だったところ・・・。

シエンタの機能・装備で残念だったところ・・・。

不満① クルーズコントロールの設定が無し

今回、シエンタ(SIENTA)でとても残念だったところは、全グレードを通じて、クルーズコントロール(クルコン)が装備されていなかった事。
しかも、オプション設定もありません。

クルーズコントロール(クルコン)とは、アクセル操作をしなくても設定したスピードで自動的に走行してくれる機能の事。

このクルーズコントロール(クルコン)が装備されていれば、高速道路などを運転した時、アクセル操作の必要が無いので、運転がだいぶラクになりますよね。

シエンタ(SIENTA)のベースとなっているトヨタのハイブリッドカーのアクア(AQUA)やミニバンの新型ヴォクシーやエスクワイアには、
このように装備されてます。(画像は、エスクワイアの画像です)
このハンドルの右下のレバーが、クルーズコントロールのスイッチです。
このようにアクア(AQUA)やミニバン新型ヴォクシーなどにクルコンが装備されているので、新型シエンタ(SIENTA)にも当然装備されていると勝手に思っていました。

しかし、残念ながらこのクルマにクルーズコントロール(クルコン)は、装備されていませんでした。

最近では、軽自動車でもこのクルーズコントロール(クルコン)が装備されているクルマが増えているのに、この点はちょっと残念でした。

ちなみに、ディーラーさんの話を聞くと、クルーズコントロール(クルコン)が装備されていなくて、残念に感じているお客さんは多いみたいですね。

クルーズコントロール(クルコン)が装備されていれば、もっと高評価だったのですが・・・。シエンタ(SIENTA)にクルーズコントロール(クルコン)が装備されていない点は、かなり不満を感じました。

標準装備は難しかったにしても、せめてオプション設定にして貰いたかったです。

不満② オートリトラクタブルミラーがオプション

また、シエンタ(SIENTA)の機能面・装備面で残念に思った事は、オートリトラクタブルミラー(自動格納式サイドミラー)が標準装備ではなく、オプション設定だった事。
このオートリトラクタブルミラー(自動格納式サイドミラー)とは、ドアのロック・アンロックに連動して、ドアミラーが自動的にパカっと開いたり、閉じたりする機能の事。

この機能が装備されていれば、スーパーマーケットや路上駐車した時に毎回、サイドミラーを格納する煩わしさから解放されます。

また、ドアの施錠に連動して、ドアミラーが格納されるので、ドアミラーをみれば、しっかりとドアがロックされているのか確認する事も可能です。

最近のコンパクトカーや軽自動車でも標準装備されているオートリトラクタブルミラー(自動格納式サイドミラー)なので、シエンタ(SIENTA)でも標準装備されていると、期待していたのですが・・・。

シエンタの場合、残念ながらオプション設定となっていました。ちなみに、オートリトラクタブルミラーのオプション代は14,040円。

オプションの中でも比較的安い価格なので、このオプションを購入しつつ、大幅なオプション値引きをお願いするのも良い方法かもしれませんね。

不満③ ハイブリッド車にパワーモードの装備がなし

今回、シエンタ(SIENTA)に初めて設定されたハイブリッド車。
私もこのシエンタ(SIENTA)のハイブリッド車を試乗してみたのですが、街乗り・普段使いでは、パワー・加速力に特に問題はなさそうです。不満なく、運転ができると思いました。

しかし、このクルマのハイブリッド車には、ヴォクシー(VOXY)やエスクワイア(ESquire)のハイブリッド車などハコ型ミニバンで装備されている“パワーモード(Power Mode)”が装備されていませんでした。

このヴォクシー ハイブリッドなどに装備されている”パワーモード”とは、一時的にエンジンの回転数を上げ、出力アップをする機能の事。
パワー重視のため燃費は下がりますが、山道の上り坂などで使用すると、ノーマルモードと比べて、グイグイ坂道を登って行くので、かなり助かります。

以前、ヴォクシーのハイブリッド車を試乗した事があるのですが、箱根の山道など距離の長い上り坂では、”パワーモード(Power Mode)”を使用しないと、かなりしんどかったです。

山道の伸びり坂や高速道路の合流などにとても便利そうな”パワーモード”が、シエンタ(SIENTA)では、装備されていません。
なので、シエンタ(SIENTA)ハイブリッド車で距離の長い上り坂を運転する時は、アクセルをベタ踏みをしても、もしかしたらパワー不足を感じるかもしれません。

まだ私はシエンタ(SIENTA)ハイブリッドで山道や急な坂道を試乗していないので、実際のところはわかりません。しかし、山道や急な坂道を運転した時、パワー不足を感じるかもと少し不安に思っています。

この”パワーモード(Power Mode)”が装備されていない点も、このクルマのマイナスポイントでした。
基本的にシエンタ(SIENTA)は、とても良いクルマだと思っています。

乗り心地や2列目シート・3列目シートの座り心地も含めて、質感や使い勝手は。先代モデルよりも圧倒的に良くなりました。

ただ、このような機能・装備がついていたら、もっと評価は高かったなのに・・・と、ちょっと残念に思えてしまいました。
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