シートの座り心地が良いのはどっち!?|シエンタとフリード比較2

トヨタ シエンタ 2015

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トヨタから小型ミニバン、シエンタ(SIENTA)がフルモデルチェンジをして発売されました。

このシエンタ(SIENTA)の競合車・ライバル車と言われているのが、ホンダから発売されている小型ミニバンフリード(Freed)。

ホンダのフリード(Freed)はフルモデルチェンジが噂されるほど現行モデルは末期に差し掛かっています。

しかし、質感の高さはさすがホンダのクルマ!

フリード(Freed)のシートのデザインや座り心地はフルモデルチェンジをしたシエンタ(SIENTA)よりも良かったです。

そんな2台の競合車・ライバル車のシートデザインを比較してみたいと思います。

2015/9/29
Chapter
比較1. シエンタとフリードのフロントシート
比較2. シエンタとフリードのセカンドシート
比較3. シエンタとフリードの3列目シートを比較

比較1. シエンタとフリードのフロントシート

今回フルモデルチェンジをしたシエンタ(SIENTA)のフロントシートは、このようになっています。
ちなみに、こちらは最上位グレードのGグレード。シエンタ(SIENTA)はグレードによってカラーや素材は多少異なりますが、基本的にシートはファブリック素材を採用。

一方、こちらがホンダのフリード(Freed)のフロントシートのデザイン。こちらがブラックシート。
そして、こちらがブラウン調のシナモン。
こちらの方がシートに高級感がありますよね。

シートの素材はレザー調のような肌触りのプライムスムースと柔らかい触り心地が良く調のスウェード調のコンビシート。
実際の座り心地もシエンタ(SIENTA)よりもフリード(Freed)の方が良かったです。

シエンタ(SIENTA)はファブリック素材の触り心地が少しザラザラとした感じ。一方、スウェード調の素材を使用しているフリードは、肌触りも滑らかで気持ちよい。

正直シートの座り心地&見た目に関しては、シエンタ(SIENTA)よりもフリード(Freed)の方が良かったです。

比較2. シエンタとフリードのセカンドシート

シエンタ(SIENTA)とフリード(Freed)ともに6人乗りと7人乗りモデルを用意しております。

そして、6人乗りと7人乗りではセカンドシート・2列目シートの乗車人数が異なるためデザインが異なります。

また、シエンタ(SIENTA)とフリード(Freed)によってもこのセカンドシートのデザインや機能・装備が全く異なりました。

7人乗り用のセカンドシートを比較

7人乗り用のシエンタ(SIENTA)のセカンドシートは、このようになっています。
中央で分割できる5対5分割方式を採用。ちなみに、中央で分割できる3人掛けのソファーシートをリクライニングした時の様子は、このようになっています。
このような状態では座りずらそうですよね。

また、シートの素材はフロントシートと同様にファブリック素材。高級感と言うよりもカジュアル感のあるデザインになっていました。
また、アームレストなどの装備はありませんでした。

一方、フリード(Freed)の7人乗り用モデルのセカンドシートは、このようになっています。
先代モデルは、座面が薄くクッション性もイマイチ。何より先代モデルは3列目シートの間にあったギャップのせいで、座り心地もあまり良くありませんでした。

このように先代モデルと比べてサードシート(3列目シート)の座り心地・快適性がアップしたのは、好印象でした。

一方、こちらがホンダのフリード(Freed)のサードシート。これがブラックカラーのシート。
シエンタ(SIENTA)の3人掛けシートの場合、シートの境目がちょうど中央にあるため2列目シートを前後にスライドさせると、真ん中の人の座り心地が悪くなります。

しかし、フリード(Freed)ではこのような心配が無いのは良いと思いました。

また、フリード(Freed)ではこのようにアームレストを装備。
アームレスト内にドリンクホルダーなどは装備されていませんでしたが、3人掛けのシートでもアームレストが装備されているのは好印象でした。

個人的には3人掛けシートの座り心地やデザインは、シエンタ(SIENTA)よりもフリード(Freed)の方が良いように感じました。

6人乗り用のセカンドシートの比較

またこの2台のクルマで全く異なるのが、6人乗り用のセカンドシート。6人乗り用のシエンタ(SIENTA)のセカンドシートは、このようになっています。
残念ながら独立したキャプテンシートではなく、左右のシートが連結したソファーシートのようなデザイン。

ただ、7人乗りシートと異なりシートの中央にトレイとおろして使用するアームレストが装備されていました。
独立したキャプテンシートではないのは、少し残念ですよね。3列目シートにウォークスルーもできませんし・・・。

ちなみに、ディーラーさんなどに話を聞いても、6人乗り用モデルよりも7人乗り用モデルの方が人気が高いようでした。

一方、フリード(Freed)の6人乗りのセカンドシートはこのような感じ。
シエンタ(SIENTA)とは異なり、フリード(Freed)の6人乗りモデルは独立したキャプテンシート。

スウェード調のシートは座り心地も良く、隣のシートとの距離もありプライベート感があるのが好印象でした。

また、フリード(Freed)と比べてセカンドシートのリクライニング角度も大きいのも個人的には好印象でした。
この2台を見比べて、やはり6人乗りの場合は、フリード(Freed)のような独立したキャプテンシートの方が快適だなと思いました。

比較3. シエンタとフリードの3列目シートを比較

シエンタ(SIENTA)・フリード(Freed)ともに2人掛けのサードシードを採用しているところは共通。

しかし、デザインや機能・装備は多少異なりました。

シエンタ(SIENTA)のサードシート(3列目シート)は、このような感じ。
シートのサイズも先代モデルより広くなり、座り心地・快適性もアップしました。ちなみに、こちらが先代モデルのサードシート。
先代モデルは、座面が薄くクッション性もイマイチ。何より先代モデルは3列目シートの間にあったギャップのせいで、座り心地もあまり良くありませんでした。

このように先代モデルと比べてサードシート(3列目シート)の座り心地・快適性がアップしたのは、好印象でした。

一方、こちらがホンダのフリード(Freed)のサードシート。これがブラックカラーのシート。
そして、こちらがちょっとオシャレなシナモンカラーのシート。
シートの素材はフロントシートやセカンドシートと同様のプライムスムース×スウェード調を採用。

シエンタ(SIENTA)が先代モデルと比べてサードシートの質やデザインが良くなったとは言え、フリード(Freed)の方が高級感があるように感じました。

また、フリード(Freed)の3列目シートの方が良いと思った点は、シート中央のトレイとアームレスト。
このクルマの3列目シートにはこのように小さめですがトレイとアームレストが装備されていました。

また、シエンタ(SIENTA)よりも3列目シートのリクライニング幅が大きいのも個人的には良かったです。
燃費や荷室・ラゲッジスペースの使い勝手に関しては、フリード(Freed)は新しく出たばかりの新型シエンタ(SIENTA)に遠く及ばないと思いました。

しかし、シートの質感や座り心地に関しては、フリード(Freed)の方が圧倒的に良いように感じました。

特にフリード(Freed)の6人乗り用モデルの独立したキャプテンシートのセカンドシートは良いと思いました。
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