オデッセイハイブリッドのシートアレンジ。多彩なアレンジのオススメは?
更新日:2024.09.09
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オデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)はJC08燃費モードが26.0km/L~と優れている事もあり、発表時から注文が殺到しているようですね。私も先日オデッセイHV(Odyssey Hybrid)を試乗してきたのですが、燃費性能だけでは無く、加速力・静寂性ともにとても優れていて好印象でした。今回私は2列目プレミアムクレードルシートを採用している7人乗りだったのですが、シートアレンジもかなり豊富。様々な用途によってシートアレンジをする事が可能だと思いました。そんなオデッセイHV(Odyssey Hybrid)のシートアレンジを紹介したいと思います。また、一番私のお気に入りのシートアレンジも紹介いたします。
2018/1/26
2018/1/26
アレンジ1:2列目シートフラットモード
今回私が見た7人乗りのオデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)の2列目シートは、このようにプレミアムクレードルシートを採用。
人間工学に基づいて設計されておるい、中折れ機能やリクライニングの状態によって座面の角度を調整など他のクルマには無い機能が装備されております。そして、このモデルの3列目シートを格納した状態で、2列目シートをリクライニングするとこのような状態に・・・。ほぼ90度の角度まで背もたれをリクライニングでき、ほぼフルフラット状態に・・・。
そして、この状態でオットマンを使用するとこのような感じ。
このようにオデッセイ ハイブリッドの2列目シート座面の部分が上がっておりVの字のような形になっているので、一見するとシートの形がデコボコとして座り心地は良さそうに感じませんが、実際に座るとかなり座り心地は良い感じ。このデコボコとした形が横になったときのカラダにフィットするので、とてもリラックスすることができました。
特にオットマンを使用した時はとっても快適。このままウトウトとしちゃいそうになるくらい・・・。ちょっとパーキングエリアで仮眠を取りたい時などには、2列目フルフラットモードで十分だと思いました。
特にオットマンを使用した時はとっても快適。このままウトウトとしちゃいそうになるくらい・・・。ちょっとパーキングエリアで仮眠を取りたい時などには、2列目フルフラットモードで十分だと思いました。
また、遊園地などで遊びづかれた子供を寝かすのには、このシートアレンジはピッタリなのかなとおもいました。ちなみに、オデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)の3列目シートを格納しない状態で2列目シートを一番後ろまでリクライニングするとこのようになります。
※2列目シートを一番後ろにスライドした時
背もたれが3列目シートにぶつかり途中までしかリクライニングする事ができないので、ご注意してくださいね。
背もたれが3列目シートにぶつかり途中までしかリクライニングする事ができないので、ご注意してくださいね。
アレンジ2:2列目&3列目フラットモード
また、オデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)の2列目シートのヘッドレストを取り外してリクライニングし、スライド位置を調整すると、2列目と3列目シートが密着したフラットモードになります。
2列目シートのスライド位置を調整するとこのように3列目シートの座面とピッタリとくっつくので、座ってみるととっても快適。
また、オデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)の3列目シートに寄りかかった状態で足を伸ばしてみると、このような感じ。
私の身長は175cmなのですが、足の先端はちょうど2列目シートの座面のあたりまで。オットマンを使用しなくても、全然足元空間に余裕があるのがわかりますよね。また、このような2列目&3列目フラットモードにした時でも座面の部分がフルフラットにならずにデコボコとしてしまいます。
この状態で横になるのは座面の角度がカラダにフィットしないのでオススメしませんが、3列目シートの背もたれに寄りかかってソファーに座っているように足を伸ばすのにはピッタリ。
ソファーに座っている感じでくつろぎたい時には、とても良いのかなと思いました。ちなみに、このように座面がデコボコとしているので、この状態でマットを敷いて車中泊をするのは、少し大変なのかなと思いました。
ソファーに座っている感じでくつろぎたい時には、とても良いのかなと思いました。ちなみに、このように座面がデコボコとしているので、この状態でマットを敷いて車中泊をするのは、少し大変なのかなと思いました。
中央シートの座り後落ちはイマイチ!?
ちなみに、この2列目&3列目フラットモードで注意が必要なのは、3列目の中央に座った時。このようシートの隙間をアームレストが埋めているようなデザインになっているので、あまり快適ではありませんでした。
実際に座ってみると、アームレストや左右のシートとの段差が少し気になってしまいました。
オデッセイ ハイブリッドの2列目&3列目フラットモードで快適にスゴイしたいなら、中央は使わずに左右のシートのみをしようした方が良いのかなと思いました。
アレンジ3:1列目&2列目フラットモード
また、オデッセイ HVは2列目と3列目フラットモードだけではなく、1列目と2列目を連結させるフラットモードを用意しています。この1列目&2列目フラットモードはこのような感じ。
実は私が一番気に入ったのは、このシートアレンジ。2列目プレミアムクレードルシートに寄りかかる形になるので、背もたれ座面も肉厚で2列目と3列目をくっつける形よりもコチラの方が快適。また、この1列目&2列目フラットモードでも座面はフルフラットではなくデコボコとしていますが、2列目クレードルシートのリクライニング機能や背もたれの中折れ機能のおかげで、背もたれの角度は自由自在。
自分のお好みの角度に背もたれを調整できるのは、とても良いと思いました。
1列目&2列目フラットモードの欠点
ただ、注意が必要なのはこの1列目&2列目フラットモードは、2人使用という事。
オデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)の2列目&3列目をくっつけた時は何とか3人で使用する事ができますが、この1列目&2列目フラットモードでは、シートの間にこのように大きな穴ができてしまいます。
オデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)の2列目&3列目をくっつけた時は何とか3人で使用する事ができますが、この1列目&2列目フラットモードでは、シートの間にこのように大きな穴ができてしまいます。
また、オデッセイHV(Odyssey Hybrid)のフロントシートはサイドの張り出しが大きく、フルフラットにするには少し邪魔になっているのかなと思いました。
この1列目&2列目フラットモードも仮眠用、もしくは、ソファーのように足を伸ばしてくつろぎ用に使用するのが良いのかなと思いました。ただ、段差や穴を埋めるのが大変なので、車中泊には向いていないのかなと思いました。
オデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)は、このように様々なシートアレンジをする事が可能です。座面が完全にフルフラットにならずに車中泊をするのには少し工夫が必要なのかなと思いましたが、コレだけのシートアレンジの豊富さは魅力的ですよね。色々なシートアレンジを試したのですが、一番のオススメは1列目シートと2列目シートをくっつけるシートアレンジ。
オデッセイ ハイブリッドの競合車の新型アルファードやベルファイアでは、このように助手席ロングスライド&オットマンが装備されているモデルもあります。
オデッセイ ハイブリッドの競合車の新型アルファードやベルファイアでは、このように助手席ロングスライド&オットマンが装備されているモデルもあります。
助手席の同乗者がリラックスするにはとても良い装備ですよね。オデッセイHV(Odyssey Hybrid)にはこのようなシートアレンジが装備されていませんが、1列目&2列目フラットモードを使用すれば、同じような効果を得られます。
運転中にこのようなシートアレンジにしていたら、助手席に座る同乗者も喜んでくれるかもしれませんね。
運転中にこのようなシートアレンジにしていたら、助手席に座る同乗者も喜んでくれるかもしれませんね。