3列目シートが跡形なく消える?!オデッセイの代々引き継ぐ収納力
更新日:2024.09.09
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クルマの収納力や快適性は日本メーカーの得意分野の一つです。ミニバンでは、ほとんどのモデルが3列シートを備える7〜8人乗りのモデルとなっていますよね。しかし普段は3〜4人乗りで利用する人が多いかと思います。積載性を重視する場合は3列目シートは折りたたむ必要があり、車種により様々な収納方法がありますが、オデッセイではどのように収納するのでしょうか。今回は代々引き継がれるオデッセイの収納力にクローズアップします。
ホンダのオデッセイとは?
オデッセイは1994年に登場したホンダの上級ミニバンで、アコードセダンのプラットフォームを流用して開発されました。ミニバンとしては低車高だったオデッセイですが、スポーツセダンのような運動性能と広い室内空間が受け、大ヒットモデルになりました。
また、ミニバンならではの必須装備とも言えるスライドドアは、4代目まで採用されず、5代目モデルとなる現行型でようやく両側スライドドアを採用。利便性を向上させました。現行型ではハイブリッドモデルも投入し、ミニバンのデメリットの一つである燃費性能も大きく改善されています。
また、ミニバンならではの必須装備とも言えるスライドドアは、4代目まで採用されず、5代目モデルとなる現行型でようやく両側スライドドアを採用。利便性を向上させました。現行型ではハイブリッドモデルも投入し、ミニバンのデメリットの一つである燃費性能も大きく改善されています。
オデッセイの快適性は?
オデッセイは上級ミニバンの名に恥じない高級感のあるインテリアが特徴。エアコンの操作パネルは、スマートフォンのような静電式タッチパネルとなっており、指先で触れるだけで温度設定が可能です。
また、7人乗りの2列目シートには「プレミアムクレードルシート」が採用されています。背もたれを倒すと連動して座面前部が持ち上がる仕組みや、背もたれの中折れ機構、オットマンまでついた贅沢なシートになっています。
また、7人乗りの2列目シートには「プレミアムクレードルシート」が採用されています。背もたれを倒すと連動して座面前部が持ち上がる仕組みや、背もたれの中折れ機構、オットマンまでついた贅沢なシートになっています。
オデッセイの3列目シートはどのように収納される?
本題の3列目のシートはどのように収納されるのでしょうか?以下の動画では、収納方法を分かりやすく解説しています。
背もたれを倒すところまでは「なんだ普通の車と同じじゃないか」と思いますが、ここからがオデッセイの収納力の見せ場。
背もたれが折りたたまれた状態で、今度は座面ごとトランクの床下に吸い込まれるように収納されていきます。どこにシートがあったのかも分からないくらいに跡形もありませんね。
ミニバンに多く見られるのは、3列目シートが左右に跳ね上がるタイプのものですが、見栄えという点では正直あまりスマートではありませんし、折り畳んだシートが邪魔になることもあります。でもこれなら常に格納状態にしていても違和感なく、ラゲッジスペースも有効に使えます。
背もたれが折りたたまれた状態で、今度は座面ごとトランクの床下に吸い込まれるように収納されていきます。どこにシートがあったのかも分からないくらいに跡形もありませんね。
ミニバンに多く見られるのは、3列目シートが左右に跳ね上がるタイプのものですが、見栄えという点では正直あまりスマートではありませんし、折り畳んだシートが邪魔になることもあります。でもこれなら常に格納状態にしていても違和感なく、ラゲッジスペースも有効に使えます。
オデッセイは他車と差をつけるほどの収納力を持つ
オデッセイではどのようにしてこの収納力を実現したのでしょうか?
実はバッテリーなどはすべて1列目のシート下に格納されており、後席はすべて収納や乗員のスペースに充てられるように設計されています。
ちなみにスペアタイヤは、装備されていません。同社のステップワゴンも同じ方法で3列目のシートを収納できるようになっています。
「マンマキシマム・マシンミニマム」の思想は現在もホンダの伝統として受け継がれているのです。
実はバッテリーなどはすべて1列目のシート下に格納されており、後席はすべて収納や乗員のスペースに充てられるように設計されています。
ちなみにスペアタイヤは、装備されていません。同社のステップワゴンも同じ方法で3列目のシートを収納できるようになっています。
「マンマキシマム・マシンミニマム」の思想は現在もホンダの伝統として受け継がれているのです。