荷室の使い勝手インプレ。バレーノのラゲッジは使いやすい?

スズキ  バレーノ 2016

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バレーノ(BALENO)は同じスズキから発売されているスイフトよりも一回り大きいのが特徴。私も先日ディーラーに見に行ってきたのですが、後部座席の足元空間などはスイフトよりも一回り広くなっていました。また、バレーノ(BALENO)の荷室・ラゲッジルームも広く多くの荷物を収納しやすそうな感じ。若干荷室の開口部が狭いのが気になるものの、ラゲッジボードなども装備されていて、使い勝手は良さそうでした。そんなバレーノ(BALENO)の荷室・ラゲッジスペースを実際の画像を使って徹底的にレビューしていきたいと思います。

2016/7/28
Chapter
バレーノ荷室レビュー1:荷室開口部のデザイン
バレーノ荷室レビュー2:後席使用時の荷室の広さは?
バレーノ荷室レビュー3:後部座席を格納時の広さは?

バレーノ荷室レビュー1:荷室開口部のデザイン

バレーノ(BALENO)のリヤからのデザインは、このようになっています。
このバレーノ(BALENO)の全高は1475mmとなっており、高さに関しては1500mmあるスイフトよりも一回り小さめ。そしてこの全高の低さは、荷室開口部にも影響をあたえているように感じました。実際にこのモデルの荷室開口部を確認してみると若干狭い感じが・・・。
実際に見てると、この開口部の小ささは少し気になりました。また、バレーノ(BALENO)は、イグニス同様にリアエンドがザックリと切り取られたデザインになっているため、荷室開口部は垂直ではなく傾斜しているデザインに・・・。
かなり荷室・ラゲッジ開口部が傾斜していますよね。このデザインも荷物の積み下ろしの際にも影響をしてくるのかなと思いました。

若干気になったのは、荷室開口部の高さ

また、バレーノ(BALENO)を見て気になったのは、荷室開口部の高さ。
フィット3(FIT3)など競合車・ライバル車と比べて、荷室開口部の下端位置が若干高いのかなと思いました。個人的にはもう少しラゲッジスペースの開口部の下端の位置をさげて、荷室開口部を広くしたほうが使い勝手が良いのかなと思いました。

バレーノ荷室レビュー2:後席使用時の荷室の広さは?

そして、バレーノ(BALENO)の荷室・トランクの様子は、このようになっています。
奥行きは735mmとなっており、十分なサイズ。スイフトの荷室・トランクよりも圧倒的に広くなっているのは、好印象でした。また、最近のクルマは荷室開口部とフルフラットになっているクルマが多くなっていますが、このバレーノ(BALENO)は開口部よりもフロア部分が低くなっているデザインを採用。しかも、この段差はちょっと大きめ。
バレーノのラゲッジボードを上段に設置してもこのように大き目の段差があるので、重い荷物の積み下ろしは少しデメリットなのかなと思いました。ちなみに、バレーノ(BALENO)の後部座席は前後にスライドできないので、奥行きを広くすることが出来ないのでご注意を・・・。

ラゲッジボードは使い勝手がバツグン

バレーノ(BALENO)の荷室・ラゲッジスペースで良いと思ったのは、荷物の大きさによって上段・下段の2箇所で高さを調整する事ができるラゲッジボード。ラゲッジボードを上段にセットすれば、荷室・ラゲッジスペースを上下2段に使うことができ、使い勝手もバツグン。こちらがラゲッジボードを上段にセットした時の荷室・ラゲッジスペース。
そして、こちらがラゲッジボードをはずした時の荷室の広さ。
このように荷室のフロアの高さを調整できるのは、嬉しいですよね。また、良いと思ったのは今回バレーノ(BALENO)に採用されているラゲッジボードのデザイン。
ラゲッジボードはフルモデルチェンジをした新型エスクード(Escudo)やSX4 Sクロスなどでも採用されていましたが、今回バレーノ(BALENO)に採用されているラゲッジボードは折りたたみ式。そのため、荷室・トランクの使い勝手がかなり良くなったように感じました。例えば、このようにラゲッジボードを上段に設置した状態でもこのようにボード下に収納した荷物をラクラク取り出せることができるようになりました。
また、このように折りたたんで積んでおくこともできるのもエスクード(Escudo)のラゲッジボードでは、できなかった事の一つ。
このように使い勝手が良くなったバレーノ(BALENO)のラゲッジボードは、好印象でした。

サイドポケットの使い勝手もグッド!

また、バレーノ(BALENO)の荷室・ラゲッジルームの両サイドには、小物を置くことができる、サイドポケットが装備されています。
高さは、ラゲッジボードを上段にセットした時とまったく同じ高さになっているので、使い勝手もかなり良さそうです。また、このスズキバレーノ(BALENO)の荷室・トランクのサイドポケットの良いところは、このように仕切りが取り外せること。こちらが仕切りを装備した状態。
そして、こちらが仕切りを外した状態。
この取り外し可能の仕切りが付いたスズキバレーノ(BALENO)の荷室サイドポケットは、使い勝手が良いように感じました。

バレーノ荷室レビュー3:後部座席を格納時の広さは?

また、スズキ バレーノの荷室・ラゲッジスペースは、後部座席の背もたれを格納する事が可能です。後部座席の背もたれの格納レバーはこのようなデザイン。
そして、バレーノ(BALENO)の後部座席を格納した時の荷室・ラゲッジスペースはこのような感じ。
また、このモデルの後部座席は6対4分割方式になっているため、このように左右独立して、格納することも可能。
この後部座席を格納した時の広さや左右独立して格納できる使い勝手の良さは、好印象でした。

後部座席を格納してもフルフラットにならない

ただ、後部座席を格納した時の荷室・ラゲッジスペースで少し残念だったのは、少し大きめの傾斜ができてしまいフルフラットになら無い事。
背もたれの部分が手前よりも高くなっているのが、分かりますね。このフルフラットにならず手前下がりになっているスズキ バレーノ(BALENO)の荷室・ラゲッジスペースは、少し残念に思いました。
今回インドからの逆輸入車として発売されたバレーノ(BALENO)の荷室・ラゲッジスペースは、このようなデザインになっていました。後部座席を格納時にフルフラットになら無い事やちょっと狭い荷室開口部など若干気になる部分もありましたが、使い勝手が良くなったラゲッジボードなど個人的は満足できるレベルになっているなと思いました。

ラゲッジボードを供えているこのバレーノ(BALENO)の荷室・ラゲッジスペースの使い勝手は競合車と異なりかなりユニークです。これからこのクルマを試乗する際はしっかりと荷室の使い勝手もしっかりと確認してみてくださいね。
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