サードシートの格納が面倒|シエンタ 荷室画像レビュー②

トヨタ シエンタ 2015

※この記事には広告が含まれます

トヨタから小型ミニバンのシエンタ(SIENTA)がフルモデルチェンジをして、発売されましたね。

先代モデルからデザインを一新したシエンタ(SIENTA)は、スポーティーなデザインに・・・。また、荷室・ラゲッジルームもこのようにアレンジが多彩で、使い勝手がとても良いように感じました。

これなら荷物の量などによって、様々な荷室・ラゲッジルームのアレンジを楽しめそうですよね。

ただ、シエンタ(SIENTA)は、荷室・ラゲッジスペースのアレンジに必要なサードシートの格納の作業が残念なくらいに面倒。

スタッフの人は、慣れれば問題ないですよ~なんて言っていましたが、コレは慣れの問題では無いと思いました。

正直に言って、私が女性だったら、ダンナさんに任せたくなるレベルだなと思いました。

私がシエンタ(SIENTA)のサードシートの格納でちょっと面倒だなと思った3つの理由を紹介します。

2015/07/13
Chapter
シエンタのサードシート格納 面倒な点は!?
面倒① シートが重さ
面倒② ダイブインの動きのスムーズさ
面倒③ サードシートのストラップ・取っ手の位置

シエンタのサードシート格納 面倒な点は!?

面倒① シートが重さ

シエンタ(SIENTA)のサードシートの格納をしてみて、スグに気が付いたのは、サードシートが意外と重いという事。
このように見ると、それ程重たいように感じませんよね。しかし、2列目シートの下に格納するためのダイブインの作業をすると、ズシっとサードシートの重さを感じます。

男性の私でも重さを感じるのですから、女性だとちょっと大変だと思いました。

シエンタ(SIENTA)のサードシートをセカンドシートの下に格納するためには、まずは肩口にあるレバーを引いて、背もたれを格納します。
そして、サードシートの背もたれの後ろに装備されているストラップと座面の下からチョロチョロっと飛び出しているストラップを持って、前方に持ち上げるような感じにします。

少し前方に持ち上げると、後はバネのチカラで自動的にダイブインをします。しかし、最初のシートを持ち上げる時にちょっとチカラが入りました。

男性でも最初にサードシートを持ち上げる時、少しグッとチカラを入れる必要があるので、女性ならなおさら大変だと思います。

また、サードシートを元に戻す時も、格納する時と同様。3列目シートを戻す時も、最初、シートを持ち上げる時に少しチカラが入りました。

メガウェブにいた女性スタッフに、「この3列目シートの格納を実際に試してみてどうですか?女性だとかなり重く感じませんか?」と、聞いてみまたところ、

「慣れてくるとそれ程気になりませんが、ちょっと重さは感じます。」と、言っていました。

一応言葉は濁していましたが、やはり重さは感じているのだと思いました。このサードシートの重さは、シエンタ(SIENTA)の欠点だと思いました。

面倒② ダイブインの動きのスムーズさ

シエンタ(SIENTA)のサードシートの格納方式は、何度も言っていますが、持ち上げて2列目シートの下に格納するダイブイン方式。

このダイブイン方式は、軽自動車のタントなどでも利用されている一般的な方法なのですが、違う点があります。

それは、シエンタ(SIENTA)のダイブイン方式は、格納された時にシートの間にスペースを作るため、工夫をされている事です。

シエンタ(SIENTA)のサードシートの背もたれを倒した時、左右のシートは、このようにくっついています。
しかし、サードシートをダイブインさせると、格納したシートの間にスペースができているのがわかりますよね。
おそらく2列目シートの脚のスペースを確保するためだと思いますが、このような工夫がされているダイブインは珍しいです。

少し言葉で説明するのは難しいですが、シートを持ち上げた時に、“V字”のようにそれぞれのシートが外側にスライドしていき、格納されるような動きをします。

このようにシエンタ(SIENTA)は格納さいた際、左右のシートの間にスペースを作るように”V字型”のダイブインをする分、持ち上げてから格納されるまでの動きにスムーズさが欠けている様に感じました。

私はこのクルマのダイブインを何回か試したのですが、格納するまでの流れ・動きに少しギクシャク感があるように感じました。

ダイハツのタント(TANTO)のダイブインを以前試したときは、もう少しスッと滑らかに後部座席が格納されていった印象を持ったのですが・・・。このダイブインの滑らかさの欠如も少し気になりました。

面倒③ サードシートのストラップ・取っ手の位置

シエンタ(SIENTA)のサードシートをダイブインさせると、このように広い荷室・ラゲッジルームを作る事が可能です。
荷室が広くなるのは、嬉しいことです。ただ、サードシートを元の位置に戻したい時、奥行きがあるので、取っ手・ストラップの位置が遠い。

荷室・ラゲッジスペース側からサードシートを元に戻そうとすると、かなり前に身を乗り出さないとストラップまで手が届かないので、ちょっと大変。

また、その前かがみの状態でサードシートを引き出すのも少し大変でした。シートに重さもあるので、ちょっとした全身運動状態でした^^;;

ストライプの長さや位置などを工夫をしてくれれば、もう少しラクな体勢でサードシートを元の位置に戻せるのに・・・と思いました。
このようにシエンタ(SIENTA)のサードシートのダイブインや元の位置に戻す作業は、少し大変です。

サードシートに重さがあるので、特に女性には大変かなと思いました。

試乗する際、このサードシートの格納やダイブインを試すなどしてしっかりと確認をした方が良いと思いますよ。
【お得情報あり】CarMe & CARPRIMEのLINEに登録する

商品詳細