【使い勝手が悪い? 】プリウスの荷室で不満に感じた3つの事

先代モデルと比べて車高が低くなり、スタイリッシュなデザインになりましたね。それにも関わらず荷室・ラゲッジスペースは広くなり、先代モデルよりも容量が大きくなったのがプリウス(Prius)の売りのひとつ。ただ、先日開催された東京モーターショー2015でこのモデルのクルマを確認したところ、先代モデルよりも荷室・ラゲッジスペースの使い勝手が悪くなったかも!?と、思う部分もありました。プリウス(Prius)の荷室・ラゲッジスペースで不満・欠点に感じた、気になった3つの事を紹介したいと思います。
2016/7/29
不満その1:開口部とフロアの段差
今回フルモデルチェンジをして新発売されたプリウス(Prius)の荷室・ラゲッジスペースを見て、まず気になったのはフロアと開口部の段差。先代モデルのプリウスの荷室・ラゲッジスペースは、このように開口部とフロアに段差が無いスッキリとしたフラットフロアが好印象でした。
段差が無いので、荷物の積み下ろしがラクそうですよね。個人的はこの荷室・ラゲッジスペースはとてもお気に入りでした。しかし、今回フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)では、容量を確保するために、荷室フロアの位置を開口部よりも110mmほど下げたデザインになっています。
実際に新しくなった4代目モデルの荷室・ラゲッジスペースを見ると、このような感じ。
ちょっと画像では分かりづらいですが、このように段差ができています。実際に見てみると思ったよりも段差は大きめ。荷室容量を確保するためにフロアの位置を低くしたのだとは思いますが、個人的にちょっと残念・・・。先代モデルよりも荷物の積み下ろしは面倒になり、使い勝手が悪くなった印象を持ちました。
ちなみに、今回初めて登場したプリウス(Prius)の4WD車の荷室フロアは2WD車と異なり、60mmほど高くなっています。
なので、荷室・ラゲッジルームの履き出し口とフロアの段差は50mmとなっており、多少荷物の積み下ろしはしやすくなっているのは、好印象でした。ただ、その分2WD車よりも荷室容量は少なそうですが・・。このように先代モデルと異なり、プリウス(Prius)は荷室の開口部とフロアに段差ができ、積み下ろしが少し大変になったのは残念でした。
不満その2:小型収納スペースが無くなった
また、フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)で残念だったのは、使い勝手が良い小型の収納スペースが無くなった事。先代モデルでは荷室・ラゲッジスペースの左側には、床下収納とは別にこのような小型の収納スペースが装備されています。
小さい玩具や洗車道具を積み込むのには、便利そうですよね。
広い真ん中の床下収納と左側の小さい収納スペースの間に仕切りが無いのがちょっと残念でしたが、フロアが中央部分と左側で別れているのでとっても便利。
左側のフロアのみを持ち上げて床下にある小型収納スペースを活用できるのは、とっても便利だと思っていました。
しかし、プリウス(Prius)では、先代モデルにあったような小型の収納スペースは装備されていません。
プリウス(Prius)でも先代モデルのような小型の収納スペースが用意されている事を期待していたので、少し残念でした。
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