【使い勝手が悪い? 】プリウスの荷室で不満に感じた3つの事
更新日:2024.09.09
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先代モデルと比べて車高が低くなり、スタイリッシュなデザインになりましたね。それにも関わらず荷室・ラゲッジスペースは広くなり、先代モデルよりも容量が大きくなったのがプリウス(Prius)の売りのひとつ。ただ、先日開催された東京モーターショー2015でこのモデルのクルマを確認したところ、先代モデルよりも荷室・ラゲッジスペースの使い勝手が悪くなったかも!?と、思う部分もありました。プリウス(Prius)の荷室・ラゲッジスペースで不満・欠点に感じた、気になった3つの事を紹介したいと思います。
2016/7/29
2016/7/29
不満その1:開口部とフロアの段差
今回フルモデルチェンジをして新発売されたプリウス(Prius)の荷室・ラゲッジスペースを見て、まず気になったのはフロアと開口部の段差。先代モデルのプリウスの荷室・ラゲッジスペースは、このように開口部とフロアに段差が無いスッキリとしたフラットフロアが好印象でした。
段差が無いので、荷物の積み下ろしがラクそうですよね。個人的はこの荷室・ラゲッジスペースはとてもお気に入りでした。しかし、今回フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)では、容量を確保するために、荷室フロアの位置を開口部よりも110mmほど下げたデザインになっています。
実際に新しくなった4代目モデルの荷室・ラゲッジスペースを見ると、このような感じ。
実際に新しくなった4代目モデルの荷室・ラゲッジスペースを見ると、このような感じ。
ちょっと画像では分かりづらいですが、このように段差ができています。実際に見てみると思ったよりも段差は大きめ。荷室容量を確保するためにフロアの位置を低くしたのだとは思いますが、個人的にちょっと残念・・・。先代モデルよりも荷物の積み下ろしは面倒になり、使い勝手が悪くなった印象を持ちました。
ちなみに、今回初めて登場したプリウス(Prius)の4WD車の荷室フロアは2WD車と異なり、60mmほど高くなっています。
ちなみに、今回初めて登場したプリウス(Prius)の4WD車の荷室フロアは2WD車と異なり、60mmほど高くなっています。
なので、荷室・ラゲッジルームの履き出し口とフロアの段差は50mmとなっており、多少荷物の積み下ろしはしやすくなっているのは、好印象でした。ただ、その分2WD車よりも荷室容量は少なそうですが・・。このように先代モデルと異なり、プリウス(Prius)は荷室の開口部とフロアに段差ができ、積み下ろしが少し大変になったのは残念でした。
不満その2:小型収納スペースが無くなった
また、フルモデルチェンジをしたプリウス(Prius)で残念だったのは、使い勝手が良い小型の収納スペースが無くなった事。先代モデルでは荷室・ラゲッジスペースの左側には、床下収納とは別にこのような小型の収納スペースが装備されています。
小さい玩具や洗車道具を積み込むのには、便利そうですよね。
広い真ん中の床下収納と左側の小さい収納スペースの間に仕切りが無いのがちょっと残念でしたが、フロアが中央部分と左側で別れているのでとっても便利。
広い真ん中の床下収納と左側の小さい収納スペースの間に仕切りが無いのがちょっと残念でしたが、フロアが中央部分と左側で別れているのでとっても便利。
左側のフロアのみを持ち上げて床下にある小型収納スペースを活用できるのは、とっても便利だと思っていました。
しかし、プリウス(Prius)では、先代モデルにあったような小型の収納スペースは装備されていません。
しかし、プリウス(Prius)では、先代モデルにあったような小型の収納スペースは装備されていません。
プリウス(Prius)でも先代モデルのような小型の収納スペースが用意されている事を期待していたので、少し残念でした。
不満その3:床下収納の使い勝手
また、プリウス(Prius)と先代モデルで最も異なるのは、床下収納。先代のプリウス(Prius)では、このような床下収納を用意。
深さも約15cmあり、思ったよりも多くの荷物を置く事ができると好評だったようです。
一方、東京モーターショー2015で展示してあったプリウス(Prius)の荷室フロアを持ち上げてみると、このような感じ。
一方、東京モーターショー2015で展示してあったプリウス(Prius)の荷室フロアを持ち上げてみると、このような感じ。
先代モデルと床下収納のデザイン&収納力が全く異なりますよね。
トノカバーの収納スペースが用意されているのは先代モデルと同様でしたが、このモデルは床下収納にパンク修理キットを置くようなデザインに・・・。そのおかげで収納スペースはほぼありませんでした。
ちなみに、先代モデルでは荷室・ラゲッジスペースの右側にパンク修理キットを置くスペースを用意しておりました。
トノカバーの収納スペースが用意されているのは先代モデルと同様でしたが、このモデルは床下収納にパンク修理キットを置くようなデザインに・・・。そのおかげで収納スペースはほぼありませんでした。
ちなみに、先代モデルでは荷室・ラゲッジスペースの右側にパンク修理キットを置くスペースを用意しておりました。
先代モデルのように床下収納が用意されていれば、上下2段に荷物を積む事ができるので、荷室・ラゲッジスペースの使い勝手は格段にアップしますよね。個人的には先代モデルのようにパンク修理キットを置くスペースを工夫して、もうすこし床下収納の容量を増やしてもらいたかったです。
プリウス(Prius)の荷室容量は502リットルとなっており、先代モデルよりも56リットルも増えています。(先代モデルの荷室容量は446リットルです。)プリウス(Prius)は荷室容量は良くなりましたが、床下収納を全く活用できないデザインになっていたのは少し残念でした。また、先代モデルと異なりフロアと開口部に大きな段差があったのも個人的にはマイナスポイントでした。先代モデルと荷室・ラゲッジルームの使い勝手は大幅に変わったので、これからこのクルマを見に行く方は、しっかりとチェックをした方が良いと思いますよ。ただ、個人的には先代モデルの荷室の方が好みでした。