乗り心地はトヨタっぽくない!?オーリス ハイブリッド試乗レビュー

日本では注目度の低いこのオーリス(Auris)ですが、以前試乗をしたダウンサイジングターボ車”120T”の乗り心地・走破性が良かったのでハイブリッド車も個人的には大注目!そして、先日このオーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)を試乗することが出来たのですが、期待以上の出来に大満足!特に乗り心地はかなり良かったです。そんなオーリス ハイブリッドは、どのような乗り心地だったのか?また、プリウス(Prius)と乗り心地に違いはあったのか?などなど・・・私がこのクルマを試乗した時に感じた事を包み隠さず紹介したいと思います。

2016/05/04

Chapter
オーリスHV試乗の感想:乗り心地はトヨタっぽくない?
オーリスハイブリッドは剛性感も十分
オーリスHV ダブルウィッシュボーン効果で不快感も無し
オーリスHVは突き上げ感もマイルドなのも好印象
プリウスとオーリスHV 乗り心地の違いは?
プリウスとオーリスハイブリッドの違いは剛性感
トヨタ オーリス ハイブリッド 2016

オーリスHV試乗の感想:乗り心地はトヨタっぽくない?

今回私がディーラーで試乗させて貰ったオーリス(Auris)のグレードは、最上級モデルの”ハイブリッドGパッケージ”。そして、カラーはビビットなシトラスマイカメタリック。

トヨタ オーリス ハイブリッド 2016

今回は残念ながら約10分程度という短時間の試乗だったのですが、このクルマの乗り心地の良さは十分に感じられました。オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)は、ガソリン車やターボ車と同様にちょっと硬めの引き締まった感じの乗り心地。オーリス ハイブリッドを試乗したのは今回が初めてだったのですが、快適性とスポーティーさを高次元で兼ね備えており、まさに大人のスポーチハッチバックといった感じの乗り心地でした。

トヨタ オーリス ハイブリッド 2016

また、何よりも良かったのはオーリス(Auris)のターボ車やガソリン車で感じたようなキリッとしたスポーティーな乗り心地をこのハイブリッドでも楽しめた事。回生ブレーキや静かに発進する感じはハイブリッド車なのですが、このクルマに乗って普通に走行している時はハイブリッド車と言う事を忘れちゃうくらい。私の試乗に同行してくれたネッツトヨタの営業マンの方は以前オーリスのターボ車を所有していたようで、「オーリスの乗り心地はこうじゃなきゃだめですよね~。」と、2人で盛りあがっちゃいました。このハイブリッド車らしからぬ乗り心地はとても良かったです。

オーリスハイブリッドは剛性感も十分

オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)は、インプレッサスポーツやレヴォーグなどスバルの車種ほどではありませんが剛性感も十分にあり、トヨタのクルマっぽさは皆無。このどっしり感やちょっと硬めの引き締まった乗り心地が新型オーリスの魅力の一つだなと、このハイブリッド車を試乗して改めて思いました。ここまでスポーティーな乗り心地を楽しめるハイブリッド車は数少ないので、個人的には大満足でした。

オーリスHV ダブルウィッシュボーン効果で不快感も無し

また、足回りが硬いクルマでは路面からの突き上げ感や路面のザラザラを感じる事がありますが、今回私が試乗をしたオーリス ハイブリッドでは突き上げ感など運転をしていて不快と感じるシーンはほとんどありませんでした。オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)ではリヤのサスペンションにプリウスと同様にダブルウィッシュボーンを採用。

トヨタ オーリス ハイブリッド 2016

今回の試乗では踏み切りを2度ほど通過したのですが、このダブルウィッシュボーン式のリヤサスが十分に働いているためか踏み切りを通過した時の突き上げ感は他のクルマよりも小さく感じられました。また、踏み切りを通過した時の上下の揺れの収まりも思った以上に早い!この挙動の立て直しが早かったのも好印象でした。

オーリスHVは突き上げ感もマイルドなのも好印象

また、路面の段差やマンホールを乗り越えたときに感じるショックや突き上げ感もサスペンションとダンパーがしっかりと吸収しているのが分かる乗り心地で好印象。

トヨタ オーリス ハイブリッド 2016

私が今回のオーリス ハイブリッド(Auris HV)の試乗で唯一大きな突き上げ感で驚いたのは、地下道の坂を下りきった時にあった路面のつなぎ目を乗り越えた時。この時は私が時速60km/hくらいスピードを出していた事もあり、“ガツッ”と言った感じのかなり大き目の衝撃が来て、運転をしていた私もビックリ・・・。これは私がスピードを出しすぎていた事が原因だと思いますが、私がイヤな突き上げ感を感じたのはこの時のみ。

これ以外では全くイヤな突き上げ感を感じる事はありませんでした。また、後部座席に座っていた私の妻も「足回りが硬い割には乗り心地が良かった~。」と、言っていました。

このオーリス ハイブリッドの引き締まった硬めの乗り心地ながら、突き上げ感を感じさせない快適性も個人的には大満足でした。

プリウスとオーリスHV 乗り心地の違いは?

オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)の競合車・ライバル車の一つが、トヨタの人気ハイブリッド車プリウス。

トヨタ オーリス ハイブリッド 2016

プリウス(Prius)とオーリス ハイブリッドを試乗した事があるのですが、乗り心地は若干異なるように感じました。


今回私が試乗をさせて貰ったこのオーリス ハイブリッドの乗り心地は、17インチタイヤを装備したプリウスのツーリングセレクションに比較的近い感じ。

トヨタ オーリス ハイブリッド 2016

ただ、17インチタイヤを装備したプリウスのツーリングセレクションよりオーリス ハイブリッドの方がより引き締まった乗り心地になっていました。

プリウスとオーリスハイブリッドの違いは剛性感

またこの2台のモデルの乗り心地で大きく違うと思ったのは、剛性感。

今回フルモデルチェンジをしたオーリス ハイブリッドの方がプリウスよりもボディの剛性感があるように試乗をしていて感じました。

トヨタ オーリス ハイブリッド 2016

特に違いを感じたのはカーブを曲がった時のロールや安定感。今回私が試乗をしたオーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)はカーブを曲がったときにふらふらとする事が無く安定感がバツグン!

この剛性感やカーブを曲がった時の安定感は、プリウス(Prius)では味わえない乗り心地だと思いました。

2015年12月に新しくなったプリウスも先代モデルと比べると剛性感はアップしたように感じました。ただ、”走る・止まる・曲がる”と言ったクルマの基本性能は、オーリスの方が数段上なのかなと感じました。

トヨタ オーリス ハイブリッド 2016

オーリス ハイブリッドを試乗させて貰ったのですが、このようにハイブリッド車らしからぬ乗り心地に大満足でした。

トヨタの一般的なクルマはフワフワとした柔らかな乗り心地をしているイメージがありますが、このクルマは良い意味で
トヨタっぽさはありませんでした。私の友人でもトヨタ独特のフニャフニャとした乗り心地は苦手と言う人が何人かいるのですが、オーリス ハイブリッドの乗り心地はこのようなトヨタの乗り心地が苦手な人でも十分満足できる出来になっているのかなと感じました。

日本では知名度も低く、売れ行きも伸び悩んでいるオーリスですが、個人的にはとても良いクルマだと思いました。

 

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