試乗をして感じた3つの不満とは?オーリス ハイブリッドの欠点

トヨタのスポーツハッチバックオーリスのハイブリッド(Auris HV)を試乗してきたのですが、ちょっと引き締まった足回りや静寂性などが予想以上良く、運転をしていてとても楽しいクルマに仕上がっていました。プリウスなど他のハイブリッド車とは異なるスポーティーな乗り心地を楽しめるオーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)ですが、実際に試乗をしていて残念に感じた事も・・・。オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)を試乗をしていて私が気になった3つの不満・欠点を紹介したいと思います。

2016/5/9

Chapter
オーリスHVの欠点1:パドルシフトが無い
オーリスHVの欠点2:加速感
オーリスHV パワーモードの加速感は大満足
オーリスHVの欠点3:ブレーキのフィーリング
トヨタ オーリス ハイブリッド 2016

オーリスHVの欠点1:パドルシフトが無い

オーリス ハイブリッド(Auris HV)を試乗をして残念に思ったことの一つは、ハンドル・ステアリングホイールにパドルシフトが装備されていなかった事。ハイブリッド車のハンドルは、このような感じ。

トヨタ オーリス ハイブリッド 2016

オーリス ハイブリッドでは、ターボ車”120T”に標準装備されていたパドルシフトが残念ながら装備されていませんでした。

■ターボ車120Tのハンドル

トヨタ オーリス ハイブリッド 2016
トヨタ オーリス ハイブリッド 2016

パドルシフトを使って山道やワインディングロードを運転すると、キビキビとした走りが出来て楽しいですよね。私も以前オーリス120Tで山道を試乗した時、パドルシフトをカチカチと積極的に操作してみたのですが、車を運転をしているって感じがして大満足!マニュアル車ほどではありませんでしたが、キビキビとした走りを十分に満喫する事が出来ました。オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)もガソリン車に負けないような引き締まった足回りになっており、山道やワインディングロードを運転をしたら楽しそうな乗り味。

このままで山道やワインディングロードを運転しても十分に足回りの良さを感じる楽しい運転はできそうですが、このままでは120Tで味わったようなキビキビとした走りを楽しむのは少々難しそう・・・。このように考えると、オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)にパドルシフトが装備されていないのは少々残念でした。個人的にはスポーツハッチバックと名乗っているオーリス(Auris)にはハイブリッド車でもパドルシフトは装備して貰いたかったです。システム的に難しかったのかもしれませんが、このクルマにパドルシフトが装備されていないのは、欠点の一つだと思いました。

オーリスHVの欠点2:加速感

オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)を試乗して欠点に感じたのは、このクルマの加速感。

トヨタ オーリス ハイブリッド 2016

発進時やアクセルを踏み込んだ時、他のハイブリッド車にあるようなもっさり感やアクセルのレスポンスの悪さをこのクルマでも若干感じました。ただ、この発進時や加即時のもっさり感やレスポンスの悪さは、プリウス(Prius)やアクア(AQUA)と比べて、著しく悪いわけではありません。ハイブリッド車としては、標準的な感じです。ただオーリス ハイブリッド(Auris HV)をスポーツハッチバックとして考えるとちょっと残念な感じが・・・。

ガソリン車のように加速力が必要な場面でアクセルをグッと踏み込んで急加速。そして、スピードを落としたい時はブレーキペダルを踏み込んで一気に減速といった感じのメリハリをつけた運転には向いていないように感じました。

このようなメリハリをつけたキビキビトした運転をしたいのならオーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)よりもターボ車の120Tやガソリン車のRSや180Sの方が向いているのかなと感じました。

トヨタ オーリス ハイブリッド 2016

ハイブリッド車にスポーツ性を求めるのは間違いかもしれませんが、この加速感は新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)の欠点の一つなのかなと試乗をしていて感じました。

オーリスHV パワーモードの加速感は大満足

ちなみに、オーリス ハイブリッドでは、エンジンの出力を高めるパワーモード(Power Mode)が装備されています。


トヨタ オーリス ハイブリッド 2016

センターコンソールにあるこのパワーモードスイッチを押すとマルチインフォメーションディスプレイの画面が赤くなり、エンジンの出力がアップ。この時の加速感や乗り心地はとっても快適!

トヨタ オーリス ハイブリッド 2016

パワーモードにすると、アクセルペダルを踏み込んだときのレスポンスも格段に良くなり、軽くアクセルを踏み込むだけでグッと前に押し出されるような感覚を味わえました。また、ノーマルモードで感じたような発進時のもっさり感もありませんでした。スポーツハッチバックと名乗るのなら、オーリス ハイブリッドのパワーモードのアクセルのレスポンスや加速感をノーマルモードで味わえるようになっていたら、良かったのに・・・と、思いました。


オーリスHVの欠点3:ブレーキのフィーリング

また、オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)を試乗していて一番気になったのは、ブレーキのフィーリング。

トヨタ オーリス ハイブリッド 2016

このクルマは回生ブレーキを採用している事もあり、ブレーキペダルを踏み込んだときのフィーリングがガソリン車と全く異なるため違和感を感じました。ガソリン車ではブレーキペダルを踏み込むと、振動や反動が無くス~~ッと自然に沈み込んでいきます。

しかし、今回私が試乗した新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)のブレーキペダルを踏み込むとガソリン車のように自然にス~~ッと沈み込む事は無く、電子制御されているのが分かるような踏み心地。

また、一般的なガソリン車のブレーキフィーリングに比べて若干重いような感じもしました。プリウスのブレーキフィーリングはガソリン車に近い自然なものになっていただけに、このオーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)でも期待していたのですが・・・。この違和感を感じる電子的な感触が足に残るこのクルマのブレーキフィーリングは、かなり残念でした。

トヨタ オーリス ハイブリッド 2016

引き締まった乗り心地など運転が楽しさが味わえる事が魅力のオーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)ですが、今回試乗をしてこのような事が気になりました。

このハイブリッド車を試乗をしていて時に気になったのは、ブレーキフィーリング。この違和感がありまくりのブレーキタッチはオーリス ハイブリッド(Auris HV)の大きな欠点の一つかなと思いました。また、プリウスよりも大きく劣る部分なのかなと思いました。

もしこれからこのハイブリッド車を試乗する方は、ブレーキフィーリングなどにも注意を払ってみてくださいね。オーリス ハイブリッドのブレーキフィーリングや加速力はイマイチでしたが、プリウスなど他のハイブリッド車では味わえない乗り心地は、かなり良かったです。この欠点を差し引いても新型オーリスHVはとても良いクルマだと思いました。

画像 試乗レビュー速報