ホンダ フリードプラスで車中泊は快適!?【広さ&使い勝手を実車でチェック】2019年マイナーチェンジ後のフリードプラスもご紹介!

ホンダ フリード+ 2016

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今回は、ホンダ フリードプラスのラゲッジルームの広さや使い勝手についてご紹介します。2016年9月にホンダのフリードプラス(Freed+)がフルモデルチェンジが行われ発売されました。

フリード スパイクからフリードプラス(Freed+)に名前を変更して発売されたこのモデルですが、ラゲッジルーム(荷室)や2列目シートの収納方法が専用設計になっており、より車中泊がしやすいクルマとなっています。

レジャーやキャンプなどで多くの荷物を積む機会が多いユーザーには、とても魅力的なクルマになっているように感じました。そんなホンダ フリードプラス(Freed+)ですが、車中泊をするのにラゲッジルームは十分な広さなのか?また、使い勝手や快適性はどうなのか?

先日、この2列目シートのフリード プラス(Freed+)を見てきた際、多彩なシートアレンジや使い勝手などを確認してきたので、ご紹介したいと思います。また、2019年にマイナーチェンジが行われたフリードプラス(Freed+)についてもご紹介しているので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。

文・PBKK
Chapter
フリードプラスで車中泊レビュー:ラゲッジルームのデザインを確認
ホンダ フリードプラスのリアシートの収納はラク?実際に試して気になったこと!
ホンダ フリードプラスの2列目シートをダブルフォールディングしてみた!
ホンダ フリードプラスのシートアレンジは簡単!
シートバックボードの開放&収納はちょっと面倒なのが欠点
ホンダ フリードプラスで車中泊レビュー:ラゲッジルームの広さはどうだった?
ホンダ フリードプラスのラゲッジルームの広さ
ホンダ フリードプラスは天井の高さに余裕があるのも魅力の1つ
ホンダ フリードプラスで車中泊レビュー:使い勝手はどうだった?
理由1:車中泊をするときも便利な収納スペースを確保!
理由2:スマートフォンなどの小物入れも!
ホンダ フリードプラス(Freed+)はシートアレンジは車中泊以外の日常の使い勝手もよし!
ホンダ フリードプラス(Freed+)がマイナーチェンジ!新型フリードプラス(Freed+)の乗り心地の良さは果たして?

フリードプラスで車中泊レビュー:ラゲッジルームのデザインを確認

スタイリッシュで精悍なフロントフェイスが印象的なホンダ フリードプラス。ミニバンとは思えない洗練されたエスクテリアデザインが魅力的ですが、フリードのラゲッジルームはどのようになっているのでしょうか?

フリードプラス(Freed+)のバッグドアを開くと大きなラゲッジルーム(荷室)が現れます。開口部は広々、さらに低床設計となっているため、重たい荷物もラクに積み込むことができそうです。たとえば、自転車やベビーカーなど持ち上げることが大変な大きなものもスムーズに積み込めます。
フリードプラスのラゲッジルームは上下2段。荷室ユーティリティボードによって、広いラゲッジをさらに有効活用することができます。食品を買い物した時には上段には買い物袋、下段にはレインブーツや折り畳み傘などの常備品を分けて収納できるのが嬉しいポイントです。下段も高さがあるので、背が低めの観葉植物くらいなら入りそうです。

さらに、上段のユーティリティーボードは、水や汚れに強いワイパブル仕様になっているので、プールや海での水遊びの際、お子さんの着替えにも便利に使えます。また、耐荷重も200kgまで可能なので、安心してたくさん荷物を載せることができます。そして、リアシート(後部座席)をたたむと、このような感じに。
フロントシートの距離が遠く感じるほどに、奥行きと広さのあるスペースが出現します。リアドアのギリギリまでシートがくっついているわけではないので、余白もあり、横幅もゆったり。天井も高いので、のびのびと過ごせそうですね。

この車内とは思えない広々としたスペースは、ラゲッジルームはもちろん居住空間としても、幅広く活用できることでしょう。後ほど詳しくご紹介しますが、これなら十分に車中泊もできそうです。ほぼフルフラットになるホンダ フリードプラス(Freed+)のラゲッジルームは、車中泊をしたい方にとって、とても魅力的なサイズかなと思いました。

ホンダ フリードプラスのリアシートの収納はラク?実際に試して気になったこと!

ホンダ フリードプラス(Freed+)の2列目シートの収納方式は、3列目シートのベースモデルと異なり、座面を持ち上げるダブルフォールディング式を採用しています。

ホンダ フリードプラスの2列目シートをダブルフォールディングしてみた!

フロントシートの背面ギリギリまでリアシートをたたむことができますね。リアシート足元のスペースもやや残るのでボールや折りたたみ傘などちょっとした小物を入れられそうです。
独立型シートでそれぞれ動かすことができますが、シートもぴったりとフラットになっています。
“ダブルフォールディング式”という言葉だけを聞くと意味が全くわかりませんが、リアシートのシートアレンジは、それほど難しくありません。ダブルフォールディング式を採用しているこのフリード プラス(Freed+)のリアシートのシートアレンジは、このような感じです。

ホンダ フリードプラスのシートアレンジは簡単!

STEP1.リアシートの座面を持ち上げる
STEP2.背もたれを格納する
STEP3.シートバックに採用されているボードを広げる

この3ステップだけ。
最初はリアシートの座面をどのように持ち上げればよいのか分からなかったので少し苦戦しましたが、慣れるとシートアレンジは難なく行えます。また、特にチカラも必要ないので、女性でも簡単にリアシートを収納することができます。この操作性の良さは、大満足でした。

シートバックボードの開放&収納はちょっと面倒なのが欠点

ただ、”ステップ3″のシートバックに装備されているボードを広げるのがちょっと面倒…特にこのシートバックボードは、ストラップで固定されているので毎回ゆるめないといけません。
強度などの問題もあったのかもしれませんが、個人的にはヴォクシーの3列目シート収納時に固定するようなワンプッシュで開閉・固定できるようなストラップにしてもらいたかったです。この”ちまちま”ストラップをゆるめたり、きつく締めたりする作業が面倒なのは、とても残念で欠点(デメリット)な部分でした。

ホンダ フリードプラスで車中泊レビュー:ラゲッジルームの広さはどうだった?

このような感じになるホンダ フリードプラス(Freed+)のラゲッジルームですが、車中泊をすることを念頭にデザインされたクルマと言うことだけあって、リアシートを格納した時の広さは、かなり大きいです!
実際にこのフリードプラス(Freed+)の後部座席を格納した時のラゲッジルームの広さは、このようになっています。

ホンダ フリードプラスのラゲッジルームの広さ

奥行き:1,920mm (最大値)
横幅   :1,170mm (最大値)
高さ   :880mm
※ 高さはラゲッジボードからの計測値

実際にフリードプラス(Freed+)のラゲッジルームで横になってみましたが、広さはだいたいセミダブルのベットくらいの広さ。大人2人程度なら窮屈感を感じることなく横になれます。

リアシートを1番前にした時の奥行きも十分なサイズを確保しているのでとっても快適。私はラゲッジ側に頭を向けて横になったのですが、足がでっぱっている2列目シートの部分に全く触れる事はなく、窮屈さは微塵も感じられませんでした。
また、私がこのクルマを見てた時、身長180㎝くらいの方もこのクルマを見ていたので話を聞いたのですが「私の身長で全く問題ない!」と、言っていました。

おそらく身長が185㎝オーバーの方だと若干の窮屈さを感じるかと思いますが、コンパクトカーサイズのクルマでで成人男性でも窮屈感を感じることなく車中泊をできる広さ&サイズを確保しているのは、さすがだなと思いました。

ホンダ フリードプラスは天井の高さに余裕があるのも魅力の1つ

ホンダ フリードプラス(Freed+)のラゲッジルームで横になってみて良いと思ったことは、ラゲッジボードから天井までの高さが予想以上にあったこと。
なので、車中泊をした朝に起き上がる際、天井に頭をぶつける心配がありません。また、フリードプラス(Freed+)を車中泊用にシートをフルフラットした状態でも天井が高いので、車内の移動もとってもラク。圧迫感も感じません。

体が大きめの成人男性でも難なく車内を移動でき、また、窮屈感を感じない天井の高さを確保しているフリードプラス(Freed+)の車内の広さは、とても良いと思いました。

ホンダ フリードプラスで車中泊レビュー:使い勝手はどうだった?

車中泊をするのに十分な広さを確保しているホンダ フリードプラス(Freed+)ですが、ラゲッジルームの使い勝手もかなり好印象。私が実際に使い勝手が良いと思った2つの理由をご紹介したいと思います。

理由1:車中泊をするときも便利な収納スペースを確保!

車中泊をする際に困るのが荷物の置き場ですよね。今回発売されたホンダ2代目フリードプラス(Freed+)のラゲッジルームは上下2段構造になっており、車中泊用のシートアレンジにしても下段の床下部分に荷物を置くことが可能です。
また、スライドドア側の部分にも、靴などを置けそうな小さな収納スペースがあります。
このようにラゲッジルームをフルフラットにしても荷物を置けるスペースをしっかりと確保しているのは、とても良いと思いました。

理由2:スマートフォンなどの小物入れも!

ホンダ フリードプラス(Freed+)は、スマートフォンなどを受電できるアクセサリーソケットをラゲッジルームの側面に装備しています。音楽をかけたり、ナビを使ったり、出先で電話したり…車内でもスマートフォンを使用する機会が多い昨今ですが、充電がなくなり始めると心配になってしまいますよね。

そんな不安を払拭するアクセサリーソケットが装備されているので、常にスマートフォンを充電しておくことができます。普段のドライブはもちろん、災害時にも大助かりしそうです。

ホンダ フリードプラス(Freed+)はシートアレンジは車中泊以外の日常の使い勝手もよし!

ホンダ フリードプラス(Freed+)のラゲッジルームの広さや使い勝手、シートアレンジを施した車中泊のススメなどをご紹介しました。しかし、フリードプラス(Freed+)は車中泊以外に、日常のお買い物はもちろんレジャーやアウトドアで活躍するシートアレンジもできるのです。

フリードプラス(Freed+)の独立型シートは自由自在に車内を有効活用できます。片側シートをたたむだけで、釣竿やサーフボードなどの長さのある荷物をスムーズに積み込むことができます。
もちろんレジャーには長さのある荷物以外にも積み込みたいものがたくさんあるでしょう。大きな荷物を積み込んで終わり、では残念ですが、フリードプラス(Freed+)の広々とした車内には隅々まで荷物を収納することができるのです。
先ほどご紹介した荷室ユーティリティボードを使用した上下2段を駆使すれば、幅をとりそうなクーラーボックスや折りたたみのチェアなどもコンパクトに収納できます。

荷物をたくさん載せても乗員は3人まで乗ることができますし、乗車人数や荷物の大きさ・量に合わせて、車内の収納スペースを広げられると、ドライブの行き先の幅も広がりそうですね。

ホンダ フリードプラス(Freed+)がマイナーチェンジ!新型フリードプラス(Freed+)の乗り心地の良さは果たして?

ホンダ フリードプラス(Freed+)は2019年10月にマイナーチェンジが行われました。エクステリアはさらに躍動感あふれるデザインに、インテリアはあたたかみのある木目調を採用し、くつろぎの空間を実現しています。

もちろんこだわっているのはデザインだけではなく、運転しやすさも向上しています。ホンダの誇る先進安全運転支援システムHonda SENSING(ホンダ センシング)を全車に標準装備し、新しく後方誤発進抑制機能を採用。アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)は、加速減時にスムーズなフィーリングになるよう向上されています。
また、くだり坂でシフトレバーを操作することなく、一定のブレーキ操作とエンジンブレーキを併用し、スムーズで安心感のある減速が行えるステップダウンシフト制御をホンダのミニバンでは初搭載。

クルマの中では最も重要といえる安全機能の面がアップしているので、家族や友人を乗せる際にも、安心してドライブを楽しむことができるでしょう。そして気になるのは車内やラゲッジルームの使い勝手。
マイナーチェンジ前と変わることなく十分な居住空間とラゲッジルームを実現しています。広々空間をシートアレンジで自由自在にカスタマイズできますし、便利な荷室ユーティリティボードも健在です。

ホンダ新型フリードプラス(Freed+)は、車内の使い勝手は変わらぬまま、インテリアがさらにおしゃれになっています。クルマの中で過ごす時間がより心地よくなることでしょう。
ホンダ フリードプラス(Freed+)のラゲッジルームの広さや使い勝手についてご紹介しました。アクセサリーソケットやフックなどの便利機能が装備されたラゲッジルームはシートアレンジを施すことで、車中泊にぴったりな広大なスペースをつくることができます。

荷室ユーティリティボードがあることで普段使いはもちろん、しまっておきたい荷物を下段にスッキリ収納して冗談にマットを広げてのびのび過ごすなど、車中泊でも大活躍しそうです。

フリードプラス(Freed+)の広々とした車内空間には、楽しさと使いやすさが存分に詰め込まれていることが分かります。キャンプやレジャー、アウトドアの良き相棒になってくれることまちがいなしです。
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