標準車との違いは何?ホンダ フリードプラス(Freed+)のソファーシート徹底解説!シートアレンジも合わせて紹介
更新日:2024.09.09
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今回はホンダ フリードプラス(Freed+)の2列目のソファーシートについて紹介します。フリードプラス(Freed+)は、2016年9月に初代フリードから2代目へとフルモデルチェンジが行われた時に、フリードスパイクから名前を変え、2代目フリードと同時に発売されました。
フリードプラス(Freed+)は、ラゲッジルーム(荷室)の広さや使い勝手を重要視した5人乗りモデルとなっており、リアシート(後部座席)にはソファーシートを採用しています。そのため、ベースとなっている3列シートのフリード(Freed)の7人乗りモデルとは若干デザインや機能が異なります。
そんなフリードプラス(Freed+) の2列目シートはどのようなデザインなのでしょうか。また、ベースとなっているフリード(Freed)との違いはどこにあるのでしょうか。
フリードプラス(Freed+)の2列目シートを徹底的にレビューしていきたいと思います。
フリードプラス(Freed+)は、ラゲッジルーム(荷室)の広さや使い勝手を重要視した5人乗りモデルとなっており、リアシート(後部座席)にはソファーシートを採用しています。そのため、ベースとなっている3列シートのフリード(Freed)の7人乗りモデルとは若干デザインや機能が異なります。
そんなフリードプラス(Freed+) の2列目シートはどのようなデザインなのでしょうか。また、ベースとなっているフリード(Freed)との違いはどこにあるのでしょうか。
フリードプラス(Freed+)の2列目シートを徹底的にレビューしていきたいと思います。
フリードプラスの2列目シートはどんなデザイン?
フリードプラス(Freed+)のリアシート(2列目シート)は、このようなデザインになっています。
今回私が見たのは、フリードプラス(Freed+) のハイブリッド車の最上位モデル“ハイブリッドEX”だったと言う事もあり、シート素材はメイン部分がファブリック、そして、サイド部分には合成レザーのような肌触りをしているプライムスムースのコンビシートが採用されたシートです。
車中泊や釣り、キャンプなどアウトドアで使用する趣味のクルマっぽさや遊び心はあまり感じられませんでしたが、上質感があり、飽きの来ないデザインになっています。また、シートカラーも全グレード通じて、ブラックのみ。
モカやべージュのカラーを採用した柔らかな温かみのあるフリード(Freed)のシートとは雰囲気が異なり、フリードプラス(Freed+) のシートは、スタイリッシュでオシャレな雰囲気が感じられます。
先代モデルの”フリードスパイク”ではリアシートのスライド機能は装備されていませんでしたが、フリードプラス(Freed+)では、リアシートのスライド機能が装備されています。スライドが可能になったことで、ラゲッジルームのスペースは機能面でも十分な広さを確保することができ、使い勝手が格段にアップしています。
実際にリアシートを前後にスライドすると、このような感じです。
モカやべージュのカラーを採用した柔らかな温かみのあるフリード(Freed)のシートとは雰囲気が異なり、フリードプラス(Freed+) のシートは、スタイリッシュでオシャレな雰囲気が感じられます。
先代モデルの”フリードスパイク”ではリアシートのスライド機能は装備されていませんでしたが、フリードプラス(Freed+)では、リアシートのスライド機能が装備されています。スライドが可能になったことで、ラゲッジルームのスペースは機能面でも十分な広さを確保することができ、使い勝手が格段にアップしています。
実際にリアシートを前後にスライドすると、このような感じです。
2列目シートを一番後ろまでスライドすると、足元の空間がかなり広くなります。また、このソファーシートは、6:4分割方式を採用しており、左右独立して前後にシートをスライドする事が可能です。
スライド機能が装備されていなかった先代モデルの”フリードスパイク”は居住性や使い勝手などにおいて多少我慢をする必要がありましたが、左右独立したスライド機能により、フリードプラス(Freed+)は居住性・快適性が大幅にアップしました。
このような機能性からみると、フリードプラス(Freed+)の2列目シートは、先代モデルに乗っているユーザーにとって羨ましくなる作りやデザインになっているのではないでしょうか。
スライド機能が装備されていなかった先代モデルの”フリードスパイク”は居住性や使い勝手などにおいて多少我慢をする必要がありましたが、左右独立したスライド機能により、フリードプラス(Freed+)は居住性・快適性が大幅にアップしました。
このような機能性からみると、フリードプラス(Freed+)の2列目シートは、先代モデルに乗っているユーザーにとって羨ましくなる作りやデザインになっているのではないでしょうか。
フリードプラス(Freed+)にはアームレストがない!?
2列目シートの機能性が大幅に良くなったフリードプラス(Freed+)の2列目シートですが、一見するとベースとなっている3列シートのフリード(Freed)のソファーシートと同じように見えます。こちらは、2列シートを採用しているフリードプラス(Freed+)のリアシート(2列目シート)です。
そして、こちらはベースとなっている3列シート型であるフリード(Freed)の7人乗りモデルの2列目のリアシートです。
フリードプラス(Freed+) はサイドの部分はプライムスムースのコンビシートを採用しています。それに対し、7人乗りのベースモデルは全面ファブリックシートなので、素材感が若干異なってはいますが、やはり、ベースは同じクルマということもあり、基本的なシートデザインはソックリです。
しかし、フリード(Freed)とフリードプラス(Freed+)の2列目シートを比較すると、機能や構造で異なる部分もありました。その1つが、アームレストの有無です。フリード(Freed)のソファーシートの中央には、このように引き出して使えるアームレストが装備されています。
ドリンクホルダーは残念ながら付いていなかったものの大きさも十分。しかし、5人乗りモデル2列シートのフリードプラスのリアシートには、残念ながらシート中央のアームレストが用意されていませでした。
ドリンクホルダーは残念ながら付いていなかったものの大きさも十分。しかし、5人乗りモデル2列シートのフリードプラスのリアシートには、残念ながらシート中央のアームレストが用意されていませでした。
左右独立のスライド機能が装備され、格段にアップしたフリードプラス(Freed+) のリアシートの居住性・快適性を考えると、これはちょっと残念な点です。個人的にはアームレストが装備されていなかった事はかなりショックでした。
フリードプラスの2列目シートは収納方法も違う!?
フリードプラス(Freed+)とベースとなっている3列シートモデルでは、2列目シートの収納方法も異なります。3列シート仕様のフリード(Freed)の2列目シートは、レバーを引き、シートを前に倒して小さくできるタンデムフォールディングを採用しています。これが2列目シート収納時の様子です。
このようにフリード(Freed)の2列目シートをスライドドアの開口部が広くなり、3列目シートへのアクセスが簡単になります。何より、レバーを引くだけで、自動的にシートが前方に折り畳まれるお手軽感はとても良かったです。
一方、5人乗りモデル、フリードプラス(Freed+)の2列目シートの収納方法は、ベースとなっている3列シートモデルと異なり、ダブルフォールディング式を採用しています。2列目シート収納時の様子はこんな感じです。
一方、5人乗りモデル、フリードプラス(Freed+)の2列目シートの収納方法は、ベースとなっている3列シートモデルと異なり、ダブルフォールディング式を採用しています。2列目シート収納時の様子はこんな感じです。
座面を持ち上げて、座面があったスペースに背もたれを倒して重ねないといけないので、フリード(Freed)と比較すると若干手間がかかります。しかし、このダブルフォールディングは2列目シートを収納した時の形がフラットになり、2列目シートのシートバックに備え付けてあるボードを広げると、ラゲッジスペースの一部になります。
このフリードプラス(Freed+)の2列目シートの収納作業は若干手間ですが、ラゲッジスペースの広さや使い勝手を考えると、このような収納方法になっているのは、仕方ない点かもしれません。これからフリードプラス(Freed+) を試乗する方は、しっかりと2列目シートの収納方法も確かめてみてください。
シートアレンジでホンダ フリードプラス(Freed+)の車内空間を有効活用!
ホンダ フリードプラス(Freed+)の2列目シートの仕様や構造について紹介してきました。新たにスライド機能が搭載され、左右独立型となったフリードプラス(Freed+)のリアシートはシートアレンジの幅が広がり、車内空間をより有効活用できるようになりました。
なんといってもシートアレンジでラゲッジスペースを最大まで拡張したときの居住空間の広さは、車中泊利用をしたいユーザーにとっては大きな魅力の1つです。
ホンダ フリードプラスでダブルフォールディングというリアシートの収納方法を採用したことで、リアシートをフラット状態にすることが可能になりました。シートのスライド機能も加わり、ラゲッジスペースの奥行きは最大1,920mmまで拡張できます。
フリードプラスに採用されたシートの収納方法とスライド機能のおかげで、フラットで広い空間の実現が可能になったといえるでしょう。このときの広さは、だいたいセミダブルベットくらいで、高さもラゲッジボードからの計測で880mmあるため、圧迫感も少なく、大人2人程度が横になるには十分な広さの空間が生まれます。
何より、フリードプラス(Freed+)のラゲッジルームはユーリティーボードにより上下2段構造になっており、ボード下のスペースはそのまま収納スペースとして使用可能です。
ラゲッジスペースを拡張しての車中泊は、荷物の収納スペースがなくなり、荷物の置き場に困りがちです。せっかく拡張した車内空間が、置き場に困った荷物で圧迫されて窮屈な空間になってしまっては、車中泊も楽しめません。
ホンダ フリードプラスなら、収納スペースの確保に困らない構造になっているので、居住空間もしっかり確保でき、のびのびと車中泊を楽しむことができるでしょう。
なんといってもシートアレンジでラゲッジスペースを最大まで拡張したときの居住空間の広さは、車中泊利用をしたいユーザーにとっては大きな魅力の1つです。
ホンダ フリードプラスでダブルフォールディングというリアシートの収納方法を採用したことで、リアシートをフラット状態にすることが可能になりました。シートのスライド機能も加わり、ラゲッジスペースの奥行きは最大1,920mmまで拡張できます。
フリードプラスに採用されたシートの収納方法とスライド機能のおかげで、フラットで広い空間の実現が可能になったといえるでしょう。このときの広さは、だいたいセミダブルベットくらいで、高さもラゲッジボードからの計測で880mmあるため、圧迫感も少なく、大人2人程度が横になるには十分な広さの空間が生まれます。
何より、フリードプラス(Freed+)のラゲッジルームはユーリティーボードにより上下2段構造になっており、ボード下のスペースはそのまま収納スペースとして使用可能です。
ラゲッジスペースを拡張しての車中泊は、荷物の収納スペースがなくなり、荷物の置き場に困りがちです。せっかく拡張した車内空間が、置き場に困った荷物で圧迫されて窮屈な空間になってしまっては、車中泊も楽しめません。
ホンダ フリードプラスなら、収納スペースの確保に困らない構造になっているので、居住空間もしっかり確保でき、のびのびと車中泊を楽しむことができるでしょう。
また、ホンダ フリードプラス(Freed+)のリアシートが機能性を発揮するのは車中泊利用の時だけではありません。釣竿やサーフボードなどの長さのある荷物を積み込みたい時は、片側シートだけをたためば、もう片方はそのまま乗員席として残すことができるため、多くの荷物を積みながらも3人の乗車を可能にしてくれます。
シートをたたんで拡張するほどではないけれど少し奥行きが足りない時は、スライド機能を使用して、ラゲッジルームの奥行きを広げれば、乗員の足元は多少狭くなってしまいますが、乗車人数を減らすことなく荷物を積むことが可能です。
逆に、荷物が少なければ、シートを最大限まで後方にスライドさせれば、足元の空間が広がり、ゆったりと座ることもできます。このように、6:4分割方式のシートだからできる左右独立したシートアレンジと、スライド機能をうまく利用すれば、乗車人数や荷物の大きさ・量に合わせて、無駄なく車内のスペースを活用することが出来ます。
日常はもちろん、レジャーやアウトドアなど様々な場面で活躍してくれることでしょう。
シートをたたんで拡張するほどではないけれど少し奥行きが足りない時は、スライド機能を使用して、ラゲッジルームの奥行きを広げれば、乗員の足元は多少狭くなってしまいますが、乗車人数を減らすことなく荷物を積むことが可能です。
逆に、荷物が少なければ、シートを最大限まで後方にスライドさせれば、足元の空間が広がり、ゆったりと座ることもできます。このように、6:4分割方式のシートだからできる左右独立したシートアレンジと、スライド機能をうまく利用すれば、乗車人数や荷物の大きさ・量に合わせて、無駄なく車内のスペースを活用することが出来ます。
日常はもちろん、レジャーやアウトドアなど様々な場面で活躍してくれることでしょう。
マイナーチェンジでホンダ フリードプラスはより上質なくつろぎ空間を実現!
ホンダ フリードプラス(Freed+)は2019年10月にマイナーチェンジが行われ、インパネには木目調を採用、シートは素材にこだわり見て触れて心地いいシートへと刷新されました。さらに、このマイナーチェンジでクロスオーバースタイルの新グレードCROSSTAR(クロスター)も追加されました。
マイナーチェンジ後、新しくなった標準グレードのシートカラーは2色。木目調のデザインにピッタリのブラウンを基調としたファブリックシートのモカと、黒を基調としたコンビシートのブラック(HYBRID G・Honda SENSING/B・Honda SENSINGのみ)です。
ブラックではプライムスムースという素材が採用されています。この素材は、汚れやシワに強く、しっとりとした質感で上質な空間を演出してくれます。
CROSSTAR(クロスター)には、遊び心を随所に感じられる専用インテリアが用意されています。シートは木目調のブラウンカラーを生かしたブラックカラーに、汚れの目立ちにくいデジタル柄を採用した専用コンビシートで、アウトドアの非日常感を表現したデザインとなっています。
今までのシート構造や機能性はそのままに、マイナーチェンジで新しくなったインテリアによって、より上質なくつろぎの空間を実現してくれるクルマとなりました。
マイナーチェンジ後、新しくなった標準グレードのシートカラーは2色。木目調のデザインにピッタリのブラウンを基調としたファブリックシートのモカと、黒を基調としたコンビシートのブラック(HYBRID G・Honda SENSING/B・Honda SENSINGのみ)です。
ブラックではプライムスムースという素材が採用されています。この素材は、汚れやシワに強く、しっとりとした質感で上質な空間を演出してくれます。
CROSSTAR(クロスター)には、遊び心を随所に感じられる専用インテリアが用意されています。シートは木目調のブラウンカラーを生かしたブラックカラーに、汚れの目立ちにくいデジタル柄を採用した専用コンビシートで、アウトドアの非日常感を表現したデザインとなっています。
今までのシート構造や機能性はそのままに、マイナーチェンジで新しくなったインテリアによって、より上質なくつろぎの空間を実現してくれるクルマとなりました。
フリードプラス(Freed+)のリアシートについて紹介してきました。先代モデルでは装備されていなかった後部席のスライド機能も装備され、車内の居住性・シートの使い勝手は比べ物にならない程良くなりました。
先代モデルの”スパイク”よりも格段に機能性がアップしたフリードプラス(Freed+)のリアシートは、このクルマの注目ポイントの1つです。その後のマイナーチェンジでも、その機能性の良さをしっかり残し、より上質なくつろぎ空間を届けてくれるクルマとなりました。
ぜひ一度試乗して、この機能性や居住性を体験してみてはいかがでしょうか。きっとあなたを大満足させてくれることでしょう。
先代モデルの”スパイク”よりも格段に機能性がアップしたフリードプラス(Freed+)のリアシートは、このクルマの注目ポイントの1つです。その後のマイナーチェンジでも、その機能性の良さをしっかり残し、より上質なくつろぎ空間を届けてくれるクルマとなりました。
ぜひ一度試乗して、この機能性や居住性を体験してみてはいかがでしょうか。きっとあなたを大満足させてくれることでしょう。