標準車との違いは何?ホンダ フリードプラス(Freed+)のソファーシート徹底解説!シートアレンジも合わせて紹介
更新日:2022.08.12

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今回はホンダ フリードプラス(Freed+)の2列目のソファーシートについて紹介します。フリードプラス(Freed+)は、2016年9月に初代フリードから2代目へとフルモデルチェンジが行われた時に、フリードスパイクから名前を変え、2代目フリードと同時に発売されました。
フリードプラス(Freed+)は、ラゲッジルーム(荷室)の広さや使い勝手を重要視した5人乗りモデルとなっており、リアシート(後部座席)にはソファーシートを採用しています。そのため、ベースとなっている3列シートのフリード(Freed)の7人乗りモデルとは若干デザインや機能が異なります。
そんなフリードプラス(Freed+) の2列目シートはどのようなデザインなのでしょうか。また、ベースとなっているフリード(Freed)との違いはどこにあるのでしょうか。
フリードプラス(Freed+)の2列目シートを徹底的にレビューしていきたいと思います。
フリードプラス(Freed+)は、ラゲッジルーム(荷室)の広さや使い勝手を重要視した5人乗りモデルとなっており、リアシート(後部座席)にはソファーシートを採用しています。そのため、ベースとなっている3列シートのフリード(Freed)の7人乗りモデルとは若干デザインや機能が異なります。
そんなフリードプラス(Freed+) の2列目シートはどのようなデザインなのでしょうか。また、ベースとなっているフリード(Freed)との違いはどこにあるのでしょうか。
フリードプラス(Freed+)の2列目シートを徹底的にレビューしていきたいと思います。
フリードプラスの2列目シートはどんなデザイン?
フリードプラス(Freed+)のリアシート(2列目シート)は、このようなデザインになっています。
今回私が見たのは、フリードプラス(Freed+) のハイブリッド車の最上位モデル“ハイブリッドEX”だったと言う事もあり、シート素材はメイン部分がファブリック、そして、サイド部分には合成レザーのような肌触りをしているプライムスムースのコンビシートが採用されたシートです。
車中泊や釣り、キャンプなどアウトドアで使用する趣味のクルマっぽさや遊び心はあまり感じられませんでしたが、上質感があり、飽きの来ないデザインになっています。また、シートカラーも全グレード通じて、ブラックのみ。
モカやべージュのカラーを採用した柔らかな温かみのあるフリード(Freed)のシートとは雰囲気が異なり、フリードプラス(Freed+) のシートは、スタイリッシュでオシャレな雰囲気が感じられます。
先代モデルの”フリードスパイク”ではリアシートのスライド機能は装備されていませんでしたが、フリードプラス(Freed+)では、リアシートのスライド機能が装備されています。スライドが可能になったことで、ラゲッジルームのスペースは機能面でも十分な広さを確保することができ、使い勝手が格段にアップしています。
実際にリアシートを前後にスライドすると、このような感じです。
モカやべージュのカラーを採用した柔らかな温かみのあるフリード(Freed)のシートとは雰囲気が異なり、フリードプラス(Freed+) のシートは、スタイリッシュでオシャレな雰囲気が感じられます。
先代モデルの”フリードスパイク”ではリアシートのスライド機能は装備されていませんでしたが、フリードプラス(Freed+)では、リアシートのスライド機能が装備されています。スライドが可能になったことで、ラゲッジルームのスペースは機能面でも十分な広さを確保することができ、使い勝手が格段にアップしています。
実際にリアシートを前後にスライドすると、このような感じです。
2列目シートを一番後ろまでスライドすると、足元の空間がかなり広くなります。また、このソファーシートは、6:4分割方式を採用しており、左右独立して前後にシートをスライドする事が可能です。
スライド機能が装備されていなかった先代モデルの”フリードスパイク”は居住性や使い勝手などにおいて多少我慢をする必要がありましたが、左右独立したスライド機能により、フリードプラス(Freed+)は居住性・快適性が大幅にアップしました。
このような機能性からみると、フリードプラス(Freed+)の2列目シートは、先代モデルに乗っているユーザーにとって羨ましくなる作りやデザインになっているのではないでしょうか。
スライド機能が装備されていなかった先代モデルの”フリードスパイク”は居住性や使い勝手などにおいて多少我慢をする必要がありましたが、左右独立したスライド機能により、フリードプラス(Freed+)は居住性・快適性が大幅にアップしました。
このような機能性からみると、フリードプラス(Freed+)の2列目シートは、先代モデルに乗っているユーザーにとって羨ましくなる作りやデザインになっているのではないでしょうか。
フリードプラス(Freed+)にはアームレストがない!?
2列目シートの機能性が大幅に良くなったフリードプラス(Freed+)の2列目シートですが、一見するとベースとなっている3列シートのフリード(Freed)のソファーシートと同じように見えます。こちらは、2列シートを採用しているフリードプラス(Freed+)のリアシート(2列目シート)です。
そして、こちらはベースとなっている3列シート型であるフリード(Freed)の7人乗りモデルの2列目のリアシートです。
フリードプラス(Freed+) はサイドの部分はプライムスムースのコンビシートを採用しています。それに対し、7人乗りのベースモデルは全面ファブリックシートなので、素材感が若干異なってはいますが、やはり、ベースは同じクルマということもあり、基本的なシートデザインはソックリです。
しかし、フリード(Freed)とフリードプラス(Freed+)の2列目シートを比較すると、機能や構造で異なる部分もありました。その1つが、アームレストの有無です。フリード(Freed)のソファーシートの中央には、このように引き出して使えるアームレストが装備されています。
ドリンクホルダーは残念ながら付いていなかったものの大きさも十分。しかし、5人乗りモデル2列シートのフリードプラスのリアシートには、残念ながらシート中央のアームレストが用意されていませでした。
ドリンクホルダーは残念ながら付いていなかったものの大きさも十分。しかし、5人乗りモデル2列シートのフリードプラスのリアシートには、残念ながらシート中央のアームレストが用意されていませでした。
左右独立のスライド機能が装備され、格段にアップしたフリードプラス(Freed+) のリアシートの居住性・快適性を考えると、これはちょっと残念な点です。個人的にはアームレストが装備されていなかった事はかなりショックでした。
フリードプラスの2列目シートは収納方法も違う!?
フリードプラス(Freed+)とベースとなっている3列シートモデルでは、2列目シートの収納方法も異なります。3列シート仕様のフリード(Freed)の2列目シートは、レバーを引き、シートを前に倒して小さくできるタンデムフォールディングを採用しています。これが2列目シート収納時の様子です。
このようにフリード(Freed)の2列目シートをスライドドアの開口部が広くなり、3列目シートへのアクセスが簡単になります。何より、レバーを引くだけで、自動的にシートが前方に折り畳まれるお手軽感はとても良かったです。
一方、5人乗りモデル、フリードプラス(Freed+)の2列目シートの収納方法は、ベースとなっている3列シートモデルと異なり、ダブルフォールディング式を採用しています。2列目シート収納時の様子はこんな感じです。
一方、5人乗りモデル、フリードプラス(Freed+)の2列目シートの収納方法は、ベースとなっている3列シートモデルと異なり、ダブルフォールディング式を採用しています。2列目シート収納時の様子はこんな感じです。
座面を持ち上げて、座面があったスペースに背もたれを倒して重ねないといけないので、フリード(Freed)と比較すると若干手間がかかります。しかし、このダブルフォールディングは2列目シートを収納した時の形がフラットになり、2列目シートのシートバックに備え付けてあるボードを広げると、ラゲッジスペースの一部になります。
このフリードプラス(Freed+)の2列目シートの収納作業は若干手間ですが、ラゲッジスペースの広さや使い勝手を考えると、このような収納方法になっているのは、仕方ない点かもしれません。これからフリードプラス(Freed+) を試乗する方は、しっかりと2列目シートの収納方法も確かめてみてください。
<次のページに続く>