試乗をして気になった事とは?ノートe-POWER NISMOの欠点&デメリット

日産ノートe-POWER NISMO

※この記事には広告が含まれます

日産の人気モデル"ノート(NOTE)"のハイブリッド車に専用のチューニングを施したスポーツモデルノートe-POWER NISMOが、新発売されましたね。

先日、このe-POWER NISMO(eパワー ニスモ)を試乗してきたのですが、ノーマルモデルとは全く異なる加速感が…。また、精悍さを増した外装・エクステリアも好印象でした。

このようにスポーツモデルらしい引き締まった乗り心地や加速感は好印象だったのですが、ただその一方、ノートe-POWER NISMOを試乗して、気になった部分・欠点と感じた部分も当然ありました。

今回新発売されたe-POWER NISMO(eパワー ニスモ)を試乗をして、気になった事、欠点・デメリットを包み隠さず紹介したいと思います。

2017/8/30
Chapter
ノートe-POWER NISMOの欠点1:エコモードの乗り心地&走破性
ノートe-POWER NISMOの欠点2:ハイパーLEDデイライト
ノートe-POWER NISMOの欠点3:後部座席の居住性

ノートe-POWER NISMOの欠点1:エコモードの乗り心地&走破性

今回新発売されたノートe-POWER NISMOの欠点・デメリットの一つが、エコモードの乗り心地&走破性。

ノーマルモードやSモードでは、軽くアクセルを踏み込むだけで、レスポンス良くビューーーンとビックリするくらいの加速をしていくe-POWER NISMOですが、エコモードで運転をするとかなりのもっさり感が…。

e-POWER NISMO(eパワー ニスモ)に似つかわしく無い"もっさり"とした加速力で運転をしていてストレスが溜まります。また、ノーマルモデルやSモードで感じたような運転の楽しさを味わう事ができません。

ディーラーさんの話によると、このエコモードだけは、ノーマルモデルとチューニングを変えていないようです。

ただ、ノートe-POWER NISMOは、Sモードやノーマルモードの加速力良いだけに、その落差で余計に加速感の無さ、もっさり感を感じる事に…。
私がこのノートe-POWER NISMOを試乗していて、特にガッカリとしたのが、信号待ちからの発進の時。

ノーマルモードやSモードでは、アクセルを軽く踏み込むだけで、タイムラグを感じる事無く飛び出すように発進をしていってくれます。まさにホットハッチと呼ぶのに相応しい発進&加速力です。

しかし、エコモードの場合、Sモードやノーマルモードと同じようにアクセルを軽く踏み込んでも全然発進しない…。

ワンテンポ遅れてやっともっさりと発進してくれるのですが、その後の加速の伸びもイマイチ…。隣の車線を走行していた軽自動車に置いてかれるくらいもっさりとした加速力になっていて、個人的にはビックリとしました。

このエコモード(ECO MODE)は、今回新発売されたノートe-POWER NISMOで発進から停車までをアクセル操作だけで行うことができるワンペダルドライブを唯一行うことができると言うメリットがあります。(Sモードでは、ワンペダルドライブを行えないので…)

ただ、このままではエコモード(ECO MODE)で運転する気が、まったく起こりません。個人的には、ワンペダルドライブと言うメリットを残しつつ、ストレスを感じない程度の加速力を兼ね備えた設定にして貰いたかったです。このもっさりとした加速力は、少々残念でした。

ノートe-POWER NISMOの欠点2:ハイパーLEDデイライト

今回新発売されたノートe-POWER NISMOの外装・エクステリアの特徴と言えば、4連式のハイパーLEDデイライトですよね。

見た目にもかなりインパクトがありますよね。このインパクトのあるデザインはとても良いのですが、このe-POWER NISMOに
標準装備されている4連式のハイパーLEDデイライトは"デイライト"と謳っているのに、なぜかスモールランプに連動して点灯する仕様に…。

これでは全然デイライトではありません。マーチNISMOなどでも同じ仕様になっているようですが、個人的にはスモールランプに連動するのではなく、完全に独立してON/OFFができる仕様にして貰いたかったです。

デイライトなのに昼間に点灯できない設定&仕様には、少々ガッカリとしてしまいました。

ノートe-POWER NISMOの欠点3:後部座席の居住性

ノートe-POWER NISMOを試乗して残念に感じた事、欠点に感じた事の一つが、後部座席の居住性。

このe-POWER NISMO(eパワー ニスモ)では、サポート力とクッション性を兼ね備えたスポーツシートを運転席・助手席に標準装備しているので、フロントシートの座り心地は、かなり良いです。

また、このe-POWER NISMO(eパワー ニスモ)では、さらにスポーツ性能を高めたレカロシートもオプションで用意されています。

このようにフロントシートの座り心地はかなり用意のですが、後部座席はイマイチ…。

まず私が気になったのは、シートのフィット感&サポート力。このようにこのノートe-POWER NISMOの後部座席は、背もたれも座面も凹凸感のないフラットなデザインになっているため、
フィット感・サポート力はまったくありません。

座り心地があまり良くないので、長時間座っていると、疲れそうなシートの作りになっています。正直に言って、後部座席の座り心地は、ノーマルモデルのメダリスト(MEDALIST)の方が良いです。

また、ノートe-POWER NISMOは、ルーフまでブラックになっているので、後部座席に座っていると、ノーマルモデルよりも窮屈感・圧迫感を感じます。

この居住性の悪さは、このe-POWER NISMO(eパワー ニスモ)の欠点・デメリットの一つかなと思いました。
先日、日産から新発売されたノートe-POWER NISMOを試乗してきたのですが、4連式のハイパーLEDデイライトやエコモードのレスポンス&加速力の悪さなど若干気になる部分もありました。

ただ、このe-POWER NISMO(eパワー ニスモ)には、安定感のある走りや標準装備されているシートの座り心地に良さなど欠点・デメリット以上のメリット&魅力があります。

ノーマルモデルと比較すると少々価格は高いですが、今回新発売されたこのe-POWER NISMOは、十分に購入する価値のあるクルマだと思いました。

もしノートe-POWER NISMOが気になるのなら、是非ともディーラーさんに行って、試乗をしてみてください。きっとあたなも満足すると、思いますよ。
【お得情報あり】CarMe & CARPRIMEのLINEに登録する

商品詳細