日産 2代目 ノート の欠点(デメリット)は?
更新日:2024.09.09
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今回は日産 ノートの欠点について紹介します。日産のベストセラーカーである日産 ノート ですが、欠点はあるのでしょうか。長く人気を保ってきたモデルですので、もしかしたらそれほど多くはないかもしれません。しかし、消費者はなかなか現状には満足しないものです。見てみると意外なところに欠点がありました。
文・PBKK
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日産 2代目 ノート の欠点(デメリット)|エンジン音が意外と大きい?
現在販売されている日産 ノートは、2012年にフルモデルチェンジした2代目です。しかし、爆発的な人気を得たのは、2016年11月に行われた4度目のマイナーチェンジで、e-POWERと呼ばれるハイブリッド仕様が追加されてからです。
ガソリンエンジンを発電用として利用し、そこで得られた電気の力で走るという仕組みのe-POWERは、電気自動車のスムーズな走りとガソリン車の長い航続距離を兼ね備えています。
ただ、e-POWERのエンジンはガソリン車に使われている1.2LのHR12DEが使用されていますが、意外とエンジン音が車内に入ってくると言われています。走り心地は電気自動車そのものですが、実際にはエンジンも稼働しているため、そこに違和感を覚える方は少なくないのかもしれません。
ガソリンエンジンを発電用として利用し、そこで得られた電気の力で走るという仕組みのe-POWERは、電気自動車のスムーズな走りとガソリン車の長い航続距離を兼ね備えています。
ただ、e-POWERのエンジンはガソリン車に使われている1.2LのHR12DEが使用されていますが、意外とエンジン音が車内に入ってくると言われています。走り心地は電気自動車そのものですが、実際にはエンジンも稼働しているため、そこに違和感を覚える方は少なくないのかもしれません。
日産 2代目 ノート の欠点(デメリット)|エンジンが意外な時にかかる?
e-POWERは、ガソリンエンジン車と違ってアクセルとエンジンが直接的に連動していないことが特徴です。走行用のバッテリーの充電残量が少なくなると、エンジンが掛かり充電するという仕組みのため、意外なときにエンジンが掛かります。
ガソリン車に慣れた人からすると、それが気になるという方もいるようですが、これはe-POWERの特性なので、この動きを認めた上でe-POWERを選びましょう。
ガソリン車に慣れた人からすると、それが気になるという方もいるようですが、これはe-POWERの特性なので、この動きを認めた上でe-POWERを選びましょう。
日産 2代目 ノート の欠点(デメリット)|リアシートの横幅が狭い!
e-POWER関連以外では、室内、特にリアシートへの不満が見られます。日産 ノートのリアシート幅の最大値は1390mmで、設定上は3人掛けです。
しかし、日本人の肩幅は、大人170センチの男性は約40cm、160cmの女性約36cmとされているので、リアシートに男性3人が座った場合、肩幅で計算すると40cm×3で120cmとなります。計算上は乗ることができますが、隣の人の肩とほとんど触れ合う形になります。
また、人間の最も広い横幅は腕の外側を結んだ線であり、男性の場合50cm前後、女性の場合45cm前後とされています。すると、男性が3人座った場合は50cm×3で150cmとなり、1390mmの中にはおさまらないということになります。
日産 ノートに限らず、コンパクトカーのリアシートはもともと小さめなので、リアシートにフル乗車する機会はあまりないかもしれませんが、もし5人で乗る機会がある方は注意が必要です。ただし、2人掛けの場合はたっぷり余裕があるので、5人で乗る機会が少ない方には、それほど問題にならないレベルだといえるでしょう。
しかし、日本人の肩幅は、大人170センチの男性は約40cm、160cmの女性約36cmとされているので、リアシートに男性3人が座った場合、肩幅で計算すると40cm×3で120cmとなります。計算上は乗ることができますが、隣の人の肩とほとんど触れ合う形になります。
また、人間の最も広い横幅は腕の外側を結んだ線であり、男性の場合50cm前後、女性の場合45cm前後とされています。すると、男性が3人座った場合は50cm×3で150cmとなり、1390mmの中にはおさまらないということになります。
日産 ノートに限らず、コンパクトカーのリアシートはもともと小さめなので、リアシートにフル乗車する機会はあまりないかもしれませんが、もし5人で乗る機会がある方は注意が必要です。ただし、2人掛けの場合はたっぷり余裕があるので、5人で乗る機会が少ない方には、それほど問題にならないレベルだといえるでしょう。
日産 2代目 ノート の欠点(デメリット)|後部座席(リアシート)の奥行きが浅い?
リアシートに関しては、奥行きが浅く疲れやすいという意見もあるようです。日産 ノートの座面はフロントシートが485mm、リアシート460mmと、フロントシートに比べ25mmほど浅くなっています。フロントシートは最適な奥行きで非常に座り心地が良いですが、わずか25mmの違いとはいえ、リアシートを狭いと感じる意見は多いようです。
リアシートにはリクライニング機能が付いていないことも関係しているのかもしれません。少しでもリクライニングできると印象が変わってくるかもしれませんが、これは少々残念なところです。しかし、多くの場合コンパクトカークラスは1-2名での乗車が多いと言われているので、使い方によってはそれほど気にならない部分と言えます。
リアシートにはリクライニング機能が付いていないことも関係しているのかもしれません。少しでもリクライニングできると印象が変わってくるかもしれませんが、これは少々残念なところです。しかし、多くの場合コンパクトカークラスは1-2名での乗車が多いと言われているので、使い方によってはそれほど気にならない部分と言えます。
日産 2代目 ノート の欠点(デメリット)|ノートのe-POWER仕様はフロントシートの下に足先が入らない!
e-POWERだけの問題ですが、リアシートの人が足先をフロントシートの下に入れようとしても、隙間がなく入れられません。せっかく膝に余裕があるのに、ちょっともったいない気がします。
e-POWERの場合、大きなバッテリーを積んでいて、エンジンルーム内に収めることができません。そのため車体の下に収納していますが、地上高の関係でどうしても床下だけではスペースが足りず、床上にはみ出してしまうのです。e-POWERのメリットを考えるとやむを得ないとはいえ、今後改善の余地はありそうです。
e-POWERの場合、大きなバッテリーを積んでいて、エンジンルーム内に収めることができません。そのため車体の下に収納していますが、地上高の関係でどうしても床下だけではスペースが足りず、床上にはみ出してしまうのです。e-POWERのメリットを考えるとやむを得ないとはいえ、今後改善の余地はありそうです。
日産 2代目 ノート の欠点(デメリット)|荷室からの出し入れが大変!
日産 ノートのラゲッジルームはかなり広く、一見使い勝手が良いように見えます。しかし、ここでもいくつか課題が見られます。日産 ノートのラゲッジルームの床は開口部から少し下がっていて、四角いトレイのようになっています。
買い物袋や旅行バッグなど軽いものは良いのですが、キャリングケースなど重たいものを入れるとき、持ち上げたままで開口部を越えて、下ろさなくてはいけません。また、降ろすときは一度持ち上げないと外へは出せません。床が開口部とフラットになっている方が楽なのに、と思ってしまいます。
買い物袋や旅行バッグなど軽いものは良いのですが、キャリングケースなど重たいものを入れるとき、持ち上げたままで開口部を越えて、下ろさなくてはいけません。また、降ろすときは一度持ち上げないと外へは出せません。床が開口部とフラットになっている方が楽なのに、と思ってしまいます。
日産 2代目 ノート の欠点(デメリット)|荷室がフラットにならない!
日産 ノートのリアシートは6:4に分割できます(ノート e-POWER S・ノート Sはベンチシート)が、リアシートを倒したとき、ラゲッジルームの床面が完全なフラット状態になりません。
リアシート部分が10cmほど高くなっています。長いものは入れにくい形状です。それを解決するためにディーラーオプションにマルチラゲッジボードが設定されています。メーカーとしてもその点は気になっていたのでしょうね。
リアシート部分が10cmほど高くなっています。長いものは入れにくい形状です。それを解決するためにディーラーオプションにマルチラゲッジボードが設定されています。メーカーとしてもその点は気になっていたのでしょうね。
日産 ノートの欠点を見てきましたが、細かい部分で課題があるものの、買い控えの原因となるような致命的なものは見られません。だからこそ、コンパクトカークラスのベストセラーの座を守っているのでしょう。
多くの人が違和感を覚えるアクセルワークとエンジンの関係がちぐはぐという問題は、e-POWERという仕組みを考えると仕方のないものですが、爽快な走り心地や平均以上の燃費性能を考えると、慣れていかなければならないのかもしれません。
しかし、違和感をできる限り少なくできる方法を自動車メーカーは常に考えているため、この点は次のモデルチェンジに期待したいところです。
多くの人が違和感を覚えるアクセルワークとエンジンの関係がちぐはぐという問題は、e-POWERという仕組みを考えると仕方のないものですが、爽快な走り心地や平均以上の燃費性能を考えると、慣れていかなければならないのかもしれません。
しかし、違和感をできる限り少なくできる方法を自動車メーカーは常に考えているため、この点は次のモデルチェンジに期待したいところです。