オートバックスで聞いたドラレコ購入前に知っておきたい4つのコト

A PIT オートバックス 東雲

さまざまなカー用品のなかでも、近年、急激な需要の伸びを見せているのがドライブレコーダーです。もともとは安全運転の意識向上アイテムとして、タクシーやトラックなど法人ユースで広まったものですが、近年は事故やトラブル発生時の記録&証拠媒体として個人のユーザーに注目されています。そんなドライブレコーダーですが、どんなところに注意して選べば良いのでしょうか?

Chapter
A PIT オートバックス東雲の販売員が教えるドラレコの基礎知識
ドライブレコーダーには、どれぐらい種類がある?
購入前にチェックしたいポイントは?

A PIT オートバックス東雲の販売員が教えるドラレコの基礎知識

日本全国に展開するオートバックスのなかで、クルマ好きがワクワクする“自動車趣味”に特化した店舗『A PIT AUTOBACS SHINONOME(アピット オートバックス東雲)』です。

ここは、通常のオートバックスには少ないチューニング関連パーツも豊富に取り揃えられており、クルマ知識の豊富なユーザーが多く訪れているであろうことは容易に想像がつきます。

そんな『A PITオートバックス東雲』で、ドライブレコーダーの選び方について、カーライブアドバイザーの秋葉雄大さんにお話をうかがってきました。

ドライブレコーダーには、どれぐらい種類がある?

ドラレコが世に出た当時は、運転を録画する目的のフロントカメラタイプが主流でした。ところが、最近では前後にカメラを用意する前後2カメラや、360度撮影などさまざまなものが店頭に並んでいます。

現在、オートバックスにはどんなタイプのドラレコが用意されているでしょうか

A PIT秋葉さん「オートバックスの店舗には、以前からのフロントだけを撮影するタイプから、リアの映像を室内のバックミラーに表示できるタイプまで取り揃えています。

なかでも現在は、前後同時に撮影できる前後2カメラの製品が販売の約6割を占めています。そのほかが、360度、フロントのみ、ミラータイプという構成になっています」

もともとフロントカメラが主流だったドラレコですが、2017年の東名高速や2019年の常磐自動車道での事件などによって、リアカメラや室内まで撮影できる360度カメラの需要が高まり、現在ではドラレコといえば車両の後方まで撮影できることが、スタンダードになりつつあるようです。

購入前にチェックしたいポイントは?

ネットで検索できるドラレコのカタログには、本体のサイズのほかに、撮影視野角や録画画素数、SDカード容量など、さまざまなスペックが記載されていますが、実際に購入前する際には、どういったポイントに気を付ければ良いのでしょうか?

A PIT秋葉さん「まず撮影したいシュチエーション(範囲)を考えてください。フロントカメラタイプであれば、撮影できるのは車両の前方だけですが、リアにカメラがあれば追突されたときの証拠になりますし、360度なら横から衝突されたり、ボディをこすられたりしたときにも相手が映像に残ります。

また360度カメラで駐車監視が付いていれば、駐車場でのいたずらや車両荒らし、盗難対策など、停車中のトラブルを記録して対応できることがあります」

ドラレコのなかには、エンジン停止中でも車体の衝撃を検知して録画できるモデルもあるので、駐停車中のトラブルまでカバーしたい方は、そういった機能が付いたモデルがベスト。その他に購入前にチェックするべきポイントはあるのでしょうでしょうか?

A PIT秋葉さん「日中の高画質はもちろん、夜間でも明るく撮れる機能なども気にされる方が多くなっています。たとえば当て逃げなどの場合、画質が鮮明であれば相手のナンバーが読み取りやすく、犯人を特定しやすくなるという利点があります」

市場では、夜間の撮影に強いソニーのSTARVIS(スタービス)を搭載したモデルや、370万画素の録画画質を実現したモデルが増えているそうです。ちなみにこれまでの録画画質は200万画素なので、より鮮明でキレイな画質になっているということ。

録画画質といえば、LED信号が普及したことで旧型のモデルではLED信号の色がわからないというトラブルが発生すると聞いたのですが?

A PIT秋葉さん「フレームレートのことですね。現在、発売されている日本製モデルは、LED信号に対応したものだけなので、基本的には心配いりません」

最後に録画した画像を保存するSDカードについて伺ってみました。

A PIT秋葉さん「ご存知のようにドラレコは録画データを上書きして、新しい映像を保存するようできています。しかし、この上書きを繰り返すとエラーが発生しやすくなるという場合があります。そのためには、ときどきカードのフォーマットが必要になるわけですが、それを自動的に行ってくれるモデルもあるので、カードのフォーマットが面倒という人はそういったモデルを選ぶと良いでしょう」

ドラレコの特徴としてコンパクトな本体ということが挙げられますが、それゆえに操作部が小さく、初期化やセッティングの変更がやりにくいという声は少なくありません。面倒くさがりの人は、操作の手間を簡略化したモデルを選ぶのも良いかもしれませんね。

筆者が自家用車にドラレコを取り付けたのは、約5年前。当時も前後2カメラや360度カメラは存在していました。が、それらは高額で本体のサイズも大きかった(取り付け前にはドライビング中に目障りになると思っていたのですが、実際にはミラーの影にかくれて気にならない)。

そこでリーズナブルなフロント1カメラタイプを取り付け、使っています。しかし、フロントカメラのみのモデルを購入する人は、いまやオートバックスでは約1割と少数派。聞けば聞くほど、リアカメラの存在が気になってきました。

さらにLED信号にも対応しておらず、STARVISもないドラレコは、ひと世代もふた世代も前に思えるほど、ここ数年の進化はめざましいものがありました。ドラレコは、最新モデルを選ぶことが吉のようです。