キャンプで活躍するおすすめの鉈(なた)14選|鉈の種類や選ぶ際のポイントも紹介

鉈

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この記事では、キャンプで用いる鉈についてまとめています。

鉈を選ぶ際に重要となるポイントや、鉈の種類による使用用途の違いなどについても紹介しています。

キャンプに行くため初めて鉈の購入を考えている方や、購入の予定はないけれど興味がある方は是非読んでみてください。
Chapter
キャンプで使用する鉈とは
鉈の種類2つ
鉈の刃の形状2つ
キャンプで活躍するおすすめの鉈
キャンプで活躍するおすすめの鉈を選ぶ際のポイント6つ
おすすめの鉈を参考に自分に合うお気に入りを見つけよう!

キャンプで使用する鉈とは

日常生活では見かけたり、使うことのあまりない鉈ですが、キャンプでは、鉈があるとなにかと便利だという話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

そもそも鉈とは片手持ちの刃物の総称であり、一般に山仕事の際に、山道にある小枝を薙ぎ払ったり、薪を切ったりする用途で使われる道具です。

現在では山仕事に加えて、キャンプでもよく用いられています。

鉈の種類2つ

一言で鉈といっても、その刃部の形状によって大きく剣鉈と腰鉈の2つの種類に分けることができ、その違いは単なるデザインの違いというわけではありません。

ここでは形状や使用用途に着目して剣鉈と腰鉈の2種類の違いを分かりやすく紹介します。

剣鉈(けんなた)

剣鉈はその名の通り、刃部が剣の形をした鉈です。

刃の部分の先端がとがった形状をしており、山道の草払いはもちろんのこと、ナイフのような形状を活かして、魚をさばいたり、野菜を切ったりなどの調理の際にも用いることが可能です。

腰鉈(こしなた)

腰鉈は、刃が長方形の形状であることが特徴の鉈です。

剣鉈よりも重量があるため、その重量を活かしてハンマーのように振り下ろして使うことで、焚き火やバーベキューで用いる薪を割ることが可能です。

鉈の刃の形状2つ

鉈の種類は全体的な形状だけでなく、刃の形状にも片刃と両刃の2つの種類があります。そして、刃の形状はその鉈がどのような使い方に適しているかに大きく影響します。

そこで、ここではその2種類の刃の形状について、どのような違いがあるのかを分かりやすくご紹介しましょう。

片刃

片刃とは、その名の通り片方にのみ刃がついている形状です。

この刃の形状は薄く鋭いため、小さい枝や幹を切るなどの細かい作業に適しています。

一方で、右利きの人は片刃左の鉈は使えなかったり、後述する両刃に比べると薪割りに向いていないなど、初心者には扱いにくいという点もあるため注意が必要です。

両刃

両刃とは、その名の通り左右に刃がついている形状です。

この刃の形状は硬いものを切ろうとする際に、まっすぐ力が伝わるという特徴があります。

そのため、力を入れて作業を行う、薪割りや竹割り、ロープの切断などに適しています。また、利き手の制約がないため、初めて鉈を使う方でも扱いやすいです。

キャンプで活躍するおすすめの鉈

鉈は、その使用用途や製造方法、材質などによって様々な種類のものが発売されており、どれを購入したらよいか迷っている方もいるのではないでしょうか。

そこで、ここからはキャンプで活躍するおすすめの鉈を紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

ユーエム工業(Silky)

シルキー 鉈 ナタ 両刃 210mm 本体 ゴムハンドル 555-21

5,100円〜(税込)

ゴムグリップで手への衝撃を軽減

シルキーのゴムグリップを採用することで、手にかかる衝撃を約60%以上軽減し、さらにすべりにくく、安全に使用することができる鉈です。

また、手軽に刃部を交換できるため、予備のブレードさえ持っていれば、鉈をわざわざもう1つ携帯する必要もありません。

メーカー
ユーエム工業(Silky)
ブランド
ユーエム工業(Silky)
モデル名
555-21
梱包サイズ
39.5 x 2.5 x 10 cm; 495 g
商品モデル番号
555-21
商品の重量
495 g

富田刃物(TOMITA CUTLERY)

仁作 ステンレス製 竹ナタ No.4165

3,900円〜(税込)

切れ味の鋭さと安全を両立

高硬ステンレス鋼を採用し、切れ味の鋭さを持たせつつ、赤のストラップで落下やすっぽ抜け、紛失を防ぐことで安全も確保した鉈です。

また、刃部は切れ味だけでなく、高い耐錆性を持ち、常に安定した使い心地です。

メーカー
富田刃物
ブランド
富田刃物(TOMITA CUTLERY)
モデル名
No.4165
商品モデル番号
No.4165

髙儀(Takagi)

高儀 菊堂 ナタ 鋼付 箸付 180mm

4,375円〜(税込)

鋭利な片刃で良い使い勝手

片刃のため細かい枝木の伐採はもちろんのこと、刃部が鋭利な片刃となっているため、薪割りなどの本来ならば適していない作業も手軽に行うことができる鉈です。

また、刃研ぎサービスが付いているため、鉈を落下させたり、薪割りの際に下の台に強く叩きつけてしまったりして、刃が欠けたとしても安心です。

メーカー
髙儀(Takagi)
ブランド
髙儀(Takagi)
モデル名
180mm
商品モデル番号
TKG-2045130

冒険倶楽部(BOHKEN CLUB)

冒険倶楽部(BOHKEN CLUB) なたとのこ 小 NS-180

770円〜(税込)

コンパクトで持ち運びが便利

全長が350mmとコンパクトなため、カバンなどに入れて気軽にキャンピングなどに持っていくことができる鉈です。また、価格を抑えつつも鉈としての基本的な機能をしっかりと備えているため、初心者の方にもお勧めです。

メーカー
冒険倶楽部(BOHKEN CLUB)
ブランド
冒険倶楽部(BOHKEN CLUB)
モデル名
NS-180
商品モデル番号
NS-180
商品の重量
377 g

千吉金賞

千吉金賞 小型石付きエビ鉈 全鋼

2,420円〜(税込)

耐久性が抜群で実用的

石部分を持つ構造により、刃先が保護されており、かつ全鋼刃であることで圧倒的な耐久性を実現した鉈です。また、石部分により、薪を勢いよく割って刃の部分が石や台にあたったとしても刃部を破損する心配がありません。

メーカー
千吉金賞
ブランド
千吉金賞

ほんまもん

本場土佐 火造り鉈 最高級 腰ナタ 両刃 白紙 鋼 150 mm

10,600円〜(税込)

伝統の技による抜群の切れ味

高知土佐の優れた伝統の技を活かして、鉈鍛冶が1つ1つ手作りで仕上げている鉈です。また、刃部に極軟鉄と高級刃物炭素鋼白紙鋼を用いることで、一般的な複合材のものと比べても、次元の違う切れ味を実現しています。

メーカー
ほんまもん
ブランド
ほんまもん

千吉(Senkichi)

千吉 レジャー鉈 剣型 145mm SGKN-3

3,392円〜(税込)

切れ味抜群で作業が楽々

刃部が鋼付刃であるため、枝打ちや薪割りを楽々行うことができる鉈です。また、サイズがコンパクトで重量も軽いため、キャンプ以外の園芸などでも使いやすいです。

メーカー
千吉(Senkichi)
ブランド
千吉(Senkichi)
モデル名
SGKN-3
梱包サイズ
38 x 38 x 3.5 cm
商品モデル番号
SGKN-3

千吉(Senkichi)

千吉 レジャー鉈 角型 150mm SGKN-2

2,700円〜(税込)

枝打ち、薪割りが楽々可能

切れ味が良いため、初心者の方でも簡単に枝打ちや薪割りをすることができる鉈です。柄部も握りやすいサイズになっており、力を込めて振りやすいです。

メーカー
千吉(Senkichi)
ブランド
千吉(Senkichi)
モデル名
SGKN-2
商品モデル番号
SGKN-2

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 鉈 ナタ 全長325mm 刃渡り150mm 日本製 燕三条製 キャプテンスタッグ×鋼典 UM-6 ナチュラル

8,118円〜(税込)

アウトドアで大活躍

炭素鋼で刃が作られているため、切れ味が良く、薪割りなどのアウトドアで役に立つ鉈です。

また、この製品は三条の職人の鍛冶技術とのコラボレーションにより作られているため、キャンプなどのアウトドアでの使用を想定して持ち運びしやすい形状となっています。

メーカー
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
ブランド
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
商品の重量
451 g

豊稔企販(Hounen Kihan)

豊稔企販「豊稔光山作 安来鋼青紙付 両刃腰鉈 HT-3511」

8,500円〜(税込)

十分な強度を持ちながらも軽く切れ味抜群

主に枝打ち、竹割りを目的とした鉈です。

1つ1つが職人によって鍛造されており、さらに刃部の材質として、安来鋼青紙を採用することで、切れ味が十分にありながらも強度と軽さを両立した鉈です。

アウトドアやキャンプなど様々な場面で役に立ちます。

メーカー
豊稔企販(Hounen Kihan)
モデル名
HT-3511
商品の重量
536 g
用途
枝打ち・竹割り用
刃長
165 mm
刃幅
50 mm
全長
330 mm
材質
刃:安来鋼青紙, 柄:樫

五十嵐刃物工業

五十嵐刃物工業「鋼典 両刃竹割鉈 165mm C-12」

2,339円〜(税込)

シンプルに機能性を重視

1つ1つを熟練の職人が作り上げた、無駄な装飾がなく、十分な機能性をもった鉈です。

また、日立安来鋼と呼ばれる良質な素材を用いて、伝統的なものと近代的なものを組み合わせた工法により、高い耐摩耗性と優れた切れ味を実現しています。

メーカー
五十嵐刃物工業
モデル名
C-12
用途
竹割・細工用
サイズ
刃:165mm / 柄:150mm / 全長:315mm
重量
285g
材質
刃:刃物用炭素鋼, 柄:白樫

五十嵐刃物工業

鋼典 鉈・ノコギリ 2丁差し (片刃) C-50

7,280円〜(税込)

純度の高い鋼だから切れ味抜群!

一丁一丁丹念に熟練職人が創りあげており、純度の高い鋼を使用しているので、切れ味の良さは抜群です。

刃先が薄く作られているので、削るなどの細かい作業にも適しています。

セットになっているノコギリは、剪定目で生木に対応できます。

ブランド
‎五十嵐刃物工業
型番
C-50
‎梱包サイズ
41.6 x 5 x 4.8 cm; 979.76 g

長雲斎

木柄竹割鉈 165mm

1,782円〜(税込)

初心者にも扱いやすく竹割に最適な形状!

根本から刃先まで均一な大きさの刃なので、力の加わり方が均等になり、竹をまっすぐ割ることができます。

また、軽い作りになっているので、初心者でも扱いやすくなっています。

竹だけではなく、薪もスムーズに切れると好評です。

ブランド
長雲斎
‎サイズ
‎‎‎‎‎32.5 x 2.6 x 5 cm; 336 g

近与(KONYO)

永吉 サヤ鉈 黒 片刃 31569 165mm

1,836円〜(税込)

枝打ちがしやすい鉈だから登山や山でのレジャーに最適!

山林での枝打ちに適している鉈で、植物が生い茂っている地帯でもスムーズに進めます。

切れ味面でも好評で、ほどほどの重みがあり初心者でも力が入りやすく、スッと切れるでしょう。

また、高コスパの値段でしっかりした鞘付きなのも魅力です。

ブランド
‎近与(KONYO)
型番
31569
‎梱包サイズ
38 x 8 x 3.5 cm; 660 g

キャンプで活躍するおすすめの鉈を選ぶ際のポイント6つ

ここまで、さまざまな種類のおすすめの鉈を紹介してきましたが、選ぶ際に重要となるポイントが多く、どれが自分に合っているのだろうかと悩んでしまった方もいるのではないでしょうか。

そこで、ここからは自分に合った鉈を選ぶ際に重要となるポイントを6つ紹介します。

1:用途で選ぶ

1つ目は用途です。鉈というものは薪割りから枝打ち、食材のカットなど様々な使い方ができます。また、その使い方に合わせて、さまざまな鉈の種類が存在します。

そのため、自分はどのような用途で鉈を使うのかを事前に考えておき、その目的とする使用用途を推奨している鉈を選ぶと良いでしょう。

2:刃の形状・刃渡りをチェック

2つ目は、刃の形状・刃渡りです。

刃の形状や刃渡りによって、その鉈がどのような作業に合うのかは大きく変わってきます。

刃の形状に関しては、枝打ちや食材のカットといった細かい作業では剣の形をした剣鉈を、ロープを切断したり、薪や竹を割るといった力を込めて行う作業では長方形の形をした腰鉈を選ぶと良いでしょう。

また、初めて鉈を購入して使う方は、利き手が関係なく、薪や枝を割るといった基本的な使い方をしやすい両刃のものを選び、その後、自分の使用用途に合わせて両刃か片刃のどちらがいいかを選ぶと良いでしょう。

刃渡りに関しては、その長さによって鉈の使用用途が大きく変わるということはありません。しかしながら、銃刀法によって刃渡りが6cm以上の刃物は、鉈も含めて理由がないのに携帯していると罰されることがあるため、持ち運びの際には注意が必要となります。

出典:銃砲刀剣類所持等取締法 第二十二条|e-GOV
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=333AC0000000006#539

3:重量をチェック

3つ目は、重量です。

重量が重い鉈はその重さを活かして勢いよく振り下ろすことができるため、薪割りなどの力が必要な作業には最適であり、また重量が軽い鉈はキャンプなどで持ち運ぶ際に負担になりにくく、かつ枝打ちなどの作業に十分使えます。

一方で、重量が重い鉈は持ち運びが不便で、重量が軽い鉈は力が必要な作業には不向きという欠点もあります。

4:柄の握りやすさで選ぶ

4つ目は、柄の握りやすさです。

一般に、柄の部分がやや細めの円柱型だと握りやすく、力も伝わりやすいため、鉈をしっかりと扱うことができます。

また、柄の部分にチェッカー加工がなされていると手と柄との間の摩擦が大きくなり、通常の場合はもちろんのこと、汗をかいた場合でもよりすべりにくいため、より安全で力を入れて握りやすくなります。

5:メーカー・デザインで選ぶ

5つ目は、メーカー・デザインです。

これまで使ってきた鉈と同じメーカーやデザインのものを選ぶことで、買い替えた際にも違和感を感じることなく作業ができます。

メーカーによっては、製品に鉈の刃部が欠けないように特別な作りになっていたり、独自の技術で切れ味をより鋭いものにしているなどの工夫を施していることがあるため、自身の用途を考慮して選ぶと良いでしょう。

また、一言に鉈といっても伝統的なデザインのものや、より先進的なデザインのものがあります。自分好みのデザインの鉈を使用すると、さらに作業を楽しんで行うことができるでしょう。

6:価格で選ぶ

6つ目は、価格です。鉈は価格が高いからといって必ずしも自分に合った使いやすいものというわけではなく、価格が安いからといって必ずしも役に立たないものというわけでもありません。

職人による手作りの製品は希少性から価格が高く、そうでない製品は価格が安くなる傾向にあります。

特に初めて鉈を購入する場合は安価なものから始めて、鉈の使い方を理解し、その上で切れ味などの自分が欲しい機能に合わせて高価なものを選ぶとよいでしょう。

おすすめの鉈を参考に自分に合うお気に入りを見つけよう!

いかがでしたか。一言に鉈といっても、その使用用途に合わせて様々な種類のものが発売されています。そのため、この鉈さえ買えば後悔しないというものはありません。

今回おすすめした鉈を参考にしながら、自分の用途に合った、お気に入りの鉈を見つけましょう。

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