【プロに聞いた】駐車監視にドライブレコーダー用バッテリーは必要?選び方やおすすめバッテリーも紹介
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しかし、駐車中まで車のバッテリーで録画機能を作動させるのは、バッテリーの上がりが心配になってしまいますよね。
バッテリーの上がりを解消する方法として、内蔵されたバッテリーに併せて、ドライブレコーダー用バッテリーを使う方法があります。
そんなドライブレコーダー用バッテリーは下記のように選ぶのがおすすめです。
- バッテリー容量は大きいほど長時間録画できるが、充電にかかる時間は長くなる
- 最大出力が大きいバッテリーがおすすめ
- 充電速度もかなり重要
商品名 | 画像 | 最安値 | 特徴 |
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YUPITERU OP-MB4000 |
会田 肇 約3時間の高速充電が可能な扱いやすさが魅力 |
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ベセト(BESET) ドライブレコーダー用 バックアップ電源 UPS300 |
会田 肇 シガーソケットとUSB端子がついていて、スマホ充電もできる! |
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アルパイン(Alpine) デジタルミラー/ドライブレコーダー専用サブバッテリー |
会田 肇 品質が高く安全性に優れたリン酸鉄バッテリー!急速充電も可能 |
会田 肇
1956年、茨城県生まれ。大学卒業後、自動車雑誌編集者を経てフリーとなる。自動車系メディア等でカーナビをはじめとする分野を取材、執筆に従事する一方で、ビデオカメラやデジタルカメラの批評活動を積極的に続けている。日本自動車ジャーナリスト協会会員。デジタルカメラグランプリ審査員。
- Chapter
- ドライブレコーダー用バッテリーとは?
- ドライブレコーダーのバッテリータイプについて
- ドライブレコーダー用バッテリーが役立つ駐車監視機能とは?
- ドライブレコーダーの駐車監視機能の種類と特徴3つ
- 1:常時録画監視
- 2:Gセンサー録画監視
- 3:モーションセンサー録画監視
- 駐車監視にはドライブレコーダー用バッテリーの使用がおすすめ
- 1:車のバッテリーの劣化を防ぐ
- 2:車のバッテリーあがりを防ぐ
- 3:長時間の録画ができる
- ドライブレコーダー用バッテリーの選び方5つ
- 1:バッテリー容量で選ぶ
- 2:最大出力で選ぶ
- 3:充電速度で選ぶ
- 4:出入力端子の形状で選ぶ
- 5:ドライブレコーダーのメーカー純正品を選ぶ
- 自動車ジャーナリスト、会田肇氏が選ぶおすすめの駐車監視に使えるドライブレコーダー用バッテリー3選
- 駐車監視におすすめのドライブレコーダー用バッテリー3選
- おすすめを参考にドライブレコーダー用バッテリーを選ぼう
ドライブレコーダー用バッテリーとは?
ドライブレコーダーによって、悪質ドライバーの運転が明らかになったり、盗難の一部始終が記録されていたりと、事故の記録だけでなく、防犯効果まで高まることを知り、ドライブレコーダーの搭載を考えている方も多いでしょう。
とはいえ、車のアクセサリー(ACC)から電源供給を受けるドライブレコーダーは、エンジンが止まっているときには基本的にその機能を停止しています。
ですから駐車監視機能を持つドライブレコーダーは、本体にバッテリーを内蔵しているか、外部(車両)のバッテリーから直接配線を引く必要があります。
ただし車のバッテリーから電源を取るやり方では、バッテリーあがりを避けるため、電圧が低下すると自動的に録画を中止します。
予期せず録画が止まることを避けるには、外付けバッテリーが一番。使い方に応じたバッテリーを選択して、駐車監視機能を活用しましょう。
ドライブレコーダーのバッテリータイプについて
外付けバッテリーでは、バッテリー容量や入出力端子の形が異なるので、ドライブレコーダーに適したバッテリーを選択しなければなりません。ドライブレコーダーとバッテリーはセットで検討したほうがよいでしょう。
- 会田 肇
- 自動車ジャーナリスト
車のバッテリーを使うタイプなら、バッテリーの残量がある限り、ドライブレコーダーは機能することになり、駐車監視としても活用できます。しかし、ここには落とし穴があります。
エンジンOFFの状態で車載バッテリーの電力を使えば、当然ながら車載バッテリー残量は減っていきます。使い過ぎればバッテリー上がりの原因ともなりかねません。
実はドライブレコーダーの消費電力は2W~10w程度で、カーナビやカーオーディオに比べればかなり少ないです。
そのため、「ドラレコぐらい一晩中作動させても平気なのでは」と思いがちですが、クルマが走行中はオルタネーターが常に充電してくれているから連続使用ができます。
いくら消費電力が少ないドライブレコーダーとは言え、このオルタネータが停止した状態では車載バッテリーに一気に負荷がかかり、場合によってはエンジンの始動ができなくなる可能性すらあります。
その対策として、電源を取るための別売キット(中には同梱している機種もある)には、バッテリー残量が一定基準まで到達すると自動的に切れる仕組みも備えられています。しかし、ここでも問題が生じます。
クルマから離れている時は駐車監視として働いてもらいたいのに、バッテリー状態が悪くなるとして電源が切れてしまえば、それこそ駐車監視としては意味がなくなるのです。
一方、外付けのバッテリーはモバイルバッテリーのようなものです。
これを使うことで、エンジンを切ってもドライブレコーダーに対して電源が供給され、車載バッテリーから電源を取っているのと同じ状態になります。
このバッテリーの残量がある限り、駐車監視機能は作動してくれるのです。しかも車載バッテリーには影響をまったく与えないのがポイントです。
では、このバッテリーでどのぐらい使えるのか。一例を挙げると、ユピテルのマルチバッテリー「OP-4000」は電池容量が4000mAhと標準的なサイズ。
動作時間は最大12時間と一晩の駐車監視には十分間に合う計算になります。
ここで注意したいのは、もっと長めに動作させたいとして大容量のバッテリーを選ぶと、充電時間が長くなってしまうことです。
つまり、クルマを長い時間走らせるならともかく、短めの通勤などで使う程度なら小さめのバッテリーでもまかなえるのです。
ドライブレコーダー用バッテリーが役立つ駐車監視機能とは?
駐車監視機能のあるドライブレコーダーなら、駐停車中の当て逃げ事故や、10円パンチやドアパンチ、車上荒らしといった犯罪を記録できます。反面、停車中でも録画(待機)状態にあるため、バッテリーを消費し続けるというデメリットがあります。
ドライブレコーダーの駐車監視機能の種類と特徴3つ
自分が利用したい駐車監視機能は、どの録画方式で満足できるものなのか、ドライブレコーダーを選ぶ際の参考にしてください。
1:常時録画監視
2:Gセンサー録画監視
車両に衝撃が加えられたときに録画されるので、駐車中の当て逃げを録画できますが、車に衝撃を与えずに行われる犯罪は感知できないため録画できません。
3:モーションセンサー録画監視
車に衝撃が加えられなくても、動くものが付近にあれば感知するので、車にいたずら目的で近づく人影も捉えることが可能です。
駐車監視にはドライブレコーダー用バッテリーの使用がおすすめ
そのため駐車監視機能も、そのまま使えそうに思えますが、エンジン停止中に作動する「駐車監視機能」は、別途電源の確保が必要。さらに車両バッテリーを使い続けるよりも、別途駐車監視用のバッテリー使用が推奨されています。
ここでは、駐車監視用のドライブレコーダー用バッテリーを準備したほうがよい理由を3つ紹介します。
1:車のバッテリーの劣化を防ぐ
車が動いているときはエンジンが発電を行っているのでバッテリーの電圧も低下することはないのですが、エンジン停止中はバッテリーに電気が供給されず、過放電によりバッテリーの劣化が早まってしまいます。
そんなトラブルを避けるため、駐車中の電源供給はドライブレコーダー用バッテリーにすることがおすすめです。
2:車のバッテリーあがりを防ぐ
バッテリーあがりを防ぎつつ、駐車中の監視録画も確実に行いたい場合は、大容量のドライブレコーダー用のバッテリーがおすすめです。
3:長時間の録画ができる
ドライブレコーダー用のバッテリーには(使用機種にもよりますが)、24時間を超える連続録画が可能な製品もあります。
駐車時間が長く、駐車中の車の状態が心配だという方は、ドライブレコーダー用のバッテリーを導入したうえで、駐車監視機能を動作させれば、バッテリーあがりを心配することなく、防犯効果を高められます。
ドライブレコーダー用バッテリーの選び方5つ
ここでは、ドライブレコーダー用バッテリーを選ぶときのポイントを5つ紹介します。
1:バッテリー容量で選ぶ
バッテリー容量が大きいものを選んでも、駐車監視録画しようと想定している時間があまり長くない場合は、オーバースペックとなってしまいます。
バッテリーは中途半場に消費して充電し直すことを繰り返すと経年劣化が早まるため、目的にあった容量の製品を探しましょう。
2:最大出力で選ぶ
2カメラなど起動時の消費電力がおおきいものは、最大出力の高いバッテリーのほうが安心です。
3:充電速度で選ぶ
充電速度の遅いバッテリーでは、短い走行時間では、駐車監視に必要な充電がされない可能性もあります。
走行時間によって充電される電力が、駐車監視時間に十分か、確認して製品を選定しましょう。
4:出入力端子の形状で選ぶ
すでにドライブレコーダーを設置している場合は、バッテリーと出入力端子の形状があうかを確認したうえで購入しましょう。
5:ドライブレコーダーのメーカー純正品を選ぶ
自動車ジャーナリスト、会田肇氏が選ぶおすすめの駐車監視に使えるドライブレコーダー用バッテリー3選
ベセト(BESET)
ドライブレコーダー用 バックアップ電源 UPS300
ドライブレコーダー用 バックアップ電源 UPS300
25,680円〜(税込)
シガーソケットとUSB端子がついていて、スマホ充電もできる!
UPS300は、駐車中でもドライブレコーダーの録画を続けられる製品です。
こちらのバッテリーは走行中に充電し、エンジン停止後も内蔵バッテリーの電力で続けて録画できます。
シガーソケット3口とUSB端子を備え、スマホの充電も可能なのが便利です。
車載で使用することを前提とした安全対策もされているので、安心して使用できるのが魅力です。
- メーカー
- メディク(MEDIK)
- ブランド
- ベセト(BESET)
- モデル名
- UPS300
- 商品モデル番号
- UPS300
- 重量
- 380g
アルパイン(Alpine)
デジタルミラー/ドライブレコーダー専用サブバッテリー
デジタルミラー/ドライブレコーダー専用サブバッテリー
48,950円〜(税込)
品質が高く安全性に優れたリン酸鉄バッテリー!急速充電も可能
車のバッテリー上がりを防ぎ、バッテリー負荷を軽減するサブバッテリーです。
安全性に優れたリン酸鉄バッテリーを採用し、発火の心配がありません。
大容量102.4Wh/8,000mAhで、4Kカメラでも約20時間の長時間駐車監視が可能です。
急速充電対応で50分で満充電できるのも便利な特徴となっています。
日本国内向けに定められたPSE基準に合格した製品なので、安心して使用できます。
- メーカー
- アルパイン
- ブランド
- アルパイン
- モデル名
- SBT-LFP8000
- 商品モデル番号
- SBT-LFP8000
- 重量
- 91g
YUPITERU
OP-MB4000
OP-MB4000
21,800円〜(税込)
約3時間の高速充電が可能な扱いやすさが魅力
充電は走行中に自動的に行われ、エンジンをOFFにするとマルチバッテリーからの電源供給によって駐車記録を行います。
LEDランプによって給電・充電。電池残量が確認でき、バッテリーが正常な状態なら約3時間で満充電になります。
電源を供給する時間はディップスイッチによって切り替えられ、「使用しない」「0.5時間」「1時間」「2時間」「3時間」「4時間」「6時間」「12時間」から選べます。
バッテリーはニッケル水素電池で、容量は4000mAh。
- メーカー
- ユピテル(YUPITERU)
- ブランド
- YUPITERU
- モデル名
- OP-MB4000
- 商品モデル番号
- OP-MB4000
駐車監視におすすめのドライブレコーダー用バッテリー3選
バッテリーや使用するドライブレコーダーによって作動時間が異なるため、駐車監視したい時間の長さにあわせて、製品を選ぶようにしましょう。ここでは、駐車監視用に使えるドライブレコーダー用バッテリーを3製品紹介します。
BLACKVUE
パワーマジック ウルトラバッテリー (B-124X)
パワーマジック ウルトラバッテリー (B-124X)
83,200円〜(税込)
最短40分の高速充電でこまめな駐車にも対応
BlackVueの「B-124X」は、エンジンのONOFFによってドライブレコーダーへの電力供給を自動で切り替えます。
高速充電対応で最短40分でフル充電できるため、運転時間が少なくこまめに駐車する方にもおすすめ。
バッテリーにはUSB電源ポートも1つあります。走行中、スマホなどの充電にも使えるのが便利です。
- メーカー
- Pittasoft
- ブランド
- BLACKVUE
- モデル名
- B-124X
- 梱包サイズ
- 10 x 4 x 21 cm
- 商品モデル番号
- B-124X
Flukeforest
ドライブレコーダー駐車監視用バッテリー24時間タイプ DRB-24A
ドライブレコーダー駐車監視用バッテリー24時間タイプ DRB-24A
25,980円〜(税込)
エンジンOFF時も電圧が途切れず安定録画
Flukeforestの「DRB-24A」は、エンジンを切って電力供給が切り替わる際にも途切れることなくドライブレコーダーに給電します。
駐車時だけでなくアイドリングストップ直後なども給電が安定しているので、より安定した録画を保障します。
バッテリーは走行中に充電され、エンジンが停止すると自動で給電し始めるので操作は不要。取付もドライバー1本で簡単なのでありがたいです。
- メーカー
- Flukeforest(フルークフォレスト)
- ブランド
- Flukeforest(フルークフォレスト)
- モデル名
- DRB-24A
- 商品重量
- 795g
- 商品モデル番号
- DRB-24A
YUPITERU
OP-MB4000
OP-MB4000
21,800円〜(税込)
バッテリーあがりの心配がいらないマルチバッテリー
エンジンが停止されると、ドライブレコーダー用マルチバッテリーが走行中に充電された電源をドライブレコーダーに供給し、駐車監視機能を起動させます。
車両のバッテリーから駐車中も電源供給をし続けて、バッテリーあがりを発生させてしまうリスクを回避できます。
- メーカー
- ユピテル(YUPITERU)
- ブランド
- YUPITERU
- モデル名
- OP-MB4000
- 商品モデル番号
- OP-MB4000
おすすめを参考にドライブレコーダー用バッテリーを選ぼう
数あるドライブレコーダー用バッテリーのなかから、本記事のおすすめバッテリーも参考にして、適切な製品を選びましょう。
短めの通勤などで使う程度なら小さめのバッテリーでもまかなえます。