【プロに聞いた】4点式シートベルトのおすすめ7選を徹底比較【2024年最新版】|選び方も解説
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一般的な3点式シートベルトよりもしっかりと体を固定でき、スポーツ走行する際ドライバーの安全を確保します。
サーキットによっては設置が義務付けられているため、購入を検討している方も多いでしょう。
しかし、さまざまな商品の中からどれを選べば良いか迷ってしまうと思います。
結論、4点式シートベルトは下記のポイントを押さえて選べば失敗しません。
- バックルは素早く取り外せるものを選ぼう
- FIA公認商品なら安全性が高くおすすめ
- ベルト幅は3インチならより安全性が高い
自動車ライターおすすめの4点式シートベルトはこれ!
- Chapter
- 失敗しない4点式シートベルトの選び方
- バックルは素早く取り外せるものを選ぼう
- FIA公認商品なら安全性が高くおすすめ
- ベルト幅で選ぶ|3インチならより安全性が高い
- おすすめの4点式シートベルト一括比較表
- プロも厳選!おすすめの4点式シートベルト7選
- 3点式と4点式シートベルトの違い4つ
- 3点式と4点式シートベルトの違い1:固定方法
- 3点式と4点式シートベルトの違い2:自由が利くか
- 3点式と4点式シートベルトの違い3:公道での使用
- 3点式と4点式シートベルトの違い4:安全性
- 4点式シートベルトの取り付けポイント4つ
- 4点式シートベルトの取り付けポイント1:後部座席を取り外す
- 4点式シートベルトの取り付けポイント2:肩部分金具の取り付け
- 4点式シートベルトの取り付けポイント3:後部ハーネスの取り付け
- 4点式シートベルトの取り付けポイント4:腰ベルトの取り付け
- 4点式シートベルトで安全にスポーツ走行を楽しもう
失敗しない4点式シートベルトの選び方
ここでは、失敗しない4点式シートベルトの選び方3つをご紹介します。
- バックルは素早く取り外せるものを選ぼう
- FIA公認商品なら安全性が高くおすすめ
- ベルト幅は3インチならより安全性が高い
バックルは素早く取り外せるものを選ぼう
なぜなら、万が一事故を起こして車両から急いで脱出しなければならない緊急時に、すぐに取り外せないと危険だからです。
おすすめはロータリー式で、金具を回すだけで簡単に外れるタイプです。ロータリー式ならレーシンググローブをしていても操作しやすく、高い安全性を確保できます。
取り外しやすさについては、ショップで実物を見たり、口コミやレビューを参考にしましょう。
FIA公認商品なら安全性が高くおすすめ
ベルト幅で選ぶ|3インチならより安全性が高い
主に2インチと3インチがあり、快適性と安全性に差が出ます。
それぞれの特徴は下記のとおりです。
3インチ | 2インチ | |
---|---|---|
ホールド感/安全性 | 高い | やや劣る |
快適性 | 低い | 高い |
価格 | 高価 | 安価 |
比較的高価にはなりますが、安全に直結するので妥協せずに選びましょう。
おすすめの4点式シートベルト一括比較表
あなたにピッタリの商品選びの参考にしてください。
商品名 | 画像 | 最安値 | 特徴 | スペック | ||
---|---|---|---|---|---|---|
ベルト幅 | バックルのタイプ | FIA公認 | ||||
TAKATA/タカタ 4点式シートベルト RACE 4 N SNAP グリーン |
門間 龍一 FIA公認!プロ仕様の安全性 |
3インチ | アルミ製ロータリーバックル | 〇 | ||
Sabelt NISMO ニスモ スポーツハーネス |
門間 龍一 「NISMO」印の4点式シートベルト |
3インチ | ロータリー式 | 〇 | ||
sabelt/サベルト SALOON-S 433UN サルーンカーハーネス |
FIA公認競技対応のサーキットユース仕様 |
₋ | ロータリー式 | 〇 | ||
AAAA Aces Racing 4点パッド入りハーネス (ブルー) |
オフロード4点式車用ハーネス |
2インチ | ₋ | ₋ | ||
STVMotorsports 4ポイントハーネス レッド |
オフロード仕様のハーネス |
3インチ | ラッチメカニズム | ₋ | ||
Pro Armor 4点ハーネス 2インチパッド付き A114220OR |
挟み込み防止パッチ付き |
2インチ | ラッチ | ₋ | ||
クスコ(Cusco) レーシングハーネス 00B CRH N4RD |
FIA公認!機能性、安全性に加えデザインも◎ |
3インチ | ロータリー式 | 〇 |
プロも厳選!おすすめの4点式シートベルト7選
そこで今回、自動車ライターの門間さんにおすすめの4点式シートベルトをご紹介いただきました。
それに加え、CarMe編集部がAmazonをはじめとするECサイトでの売れ筋商品をピックアップし紹介します。
TAKATA/タカタ
4点式シートベルト RACE 4 N SNAP グリーン
4点式シートベルト RACE 4 N SNAP グリーン
62,177円〜(税込)
FIA公認!プロ仕様の安全性
- ベルト幅
- 3インチ
- バックルのタイプ
- アルミ製ロータリーバックル
- FIA公認
- 〇
Sabelt
NISMO ニスモ スポーツハーネス
NISMO ニスモ スポーツハーネス
62,370円〜(税込)
「NISMO」印の4点式シートベルト
- 門間 龍一
35年にわたってレーシングハーネス制作の実績があるSabelt社製なので、シートベルトとしての性能は申し分ありません。
特徴は何といっても、鮮やかな赤いカラーにNISMOロゴが入っていることでしょう。
少々値は張りますが、NISMO純正アイテムを使いたい方におすすめのベルトです。
- ベルト幅
- 3インチ
- バックルのタイプ
- ロータリー式
- FIA公認
- 〇
sabelt/サベルト
SALOON-S 433UN サルーンカーハーネス
SALOON-S 433UN サルーンカーハーネス
30,352円〜(税込)
FIA公認競技対応のサーキットユース仕様
サベルトのレーシングハーネス サルーンSは、ワンタッチで脱着可能なロータリーバックル仕様のハーネスです。
また、走行時の姿勢をホールドしてくれるので、スポーツ走行時に高いパフォーマンスを発揮してくれます。
- ベルト幅
- ₋
- バックルのタイプ
- ロータリー式
- FIA公認
- 〇
AAAA Aces Racing
4点パッド入りハーネス (ブルー)
4点パッド入りハーネス (ブルー)
22,433円〜(税込)
オフロード4点式車用ハーネス
Aces Racing は主にアメリカ合衆国でオフロード車向けにシートやハーネスなどを展開するカー用品メーカーです。
こちらの商品はオフロード車向けの4点ハーネスで、Polaris RZR、ヤマハ、Canam、Wildcat などのモデルに対応しています。
巻きつけもしくはボルトによる組付けの2つの取り付け方法で取り付けることができます。
- ベルト幅
- 2インチ
- バックルのタイプ
- ₋
- FIA公認
- ₋
STVMotorsports
4ポイントハーネス レッド
4ポイントハーネス レッド
26,512円〜(税込)
オフロード仕様のハーネス
STVMotorsports はラスベガスを拠点に活動するメーカーで、モーターサイクルからボート、オフロード車まで幅広い乗り物の用品を取り扱っています。
中でもオフロード車向け製品に特化しており、本品もオフロード仕様の構造をしています。
また、クイックリリースラッチ機構を採用しているためバックルの開きづらさはなく、万一の時の脱出のことも考慮されています。
- ベルト幅
- 3インチ
- バックルのタイプ
- ラッチメカニズム
- FIA公認
- ₋
Pro Armor
4点ハーネス 2インチパッド付き A114220OR
4点ハーネス 2インチパッド付き A114220OR
19,003円〜(税込)
挟み込み防止パッチ付き
Pro Armor の「A114220OR」はH字型の4点ハーネスです。
正面下部のバックル裏には革製のパッチが当ててあり、バックルの金具による挟みこみなどといったアクシデントを防ぎます。
また、パッドには防水仕様のスマートフォンポケットなども付いています。
オフロード用のハーネスなので、対応車種などは購入前にチェックしてくださいね。
- ベルト幅
- 2インチ
- バックルのタイプ
- ラッチ
- FIA公認
- ₋
クスコ(Cusco)
レーシングハーネス 00B CRH N4RD
レーシングハーネス 00B CRH N4RD
28,745円〜(税込)
FIA公認!機能性、安全性に加えデザインも◎
日本の自動車パーツメーカー「クスコ (CUSCO)」の4点式シートベルトです。
厳しいテストをクリアしたFIA公認製品で高い品質はもちろんのこと、デザインにもこだわっており、スポーティな見た目が高く評価されています。
アルミ製で軽量かつ堅牢なロータリー式のバックルは、万が一の際にも素早くリリースでき、速やかに車内から脱出できます。
- ベルト幅
- 3インチ
- バックルのタイプ
- ロータリー式
- FIA公認
- 〇
3点式と4点式シートベルトの違い4つ
4点式シートベルトは、よりしっかりと身体を固定してくれるので、サーキットなどのスポーツ走行におすすめです。
具体的に、どんな違いがあるのか、4つのポイントを見てみましょう。
3点式と4点式シートベルトの違い1:固定方法
車両にトラブルが起き、少しでも速く車外へ脱出しなければならない場合、3点式シートベルトならば、すぐに外して動くことができます。
また、車外から乗員を救助する時も、ワンタッチでシートベルトを外せるので速やかな救出が可能です。
一方、4点式シートベルトは、身体をしっかりと固定しているため、装着する際、外す際に手間がかかります。
ワンタッチで外せるものもありますが、3点式シートベルトに比べてストラップが多い分、取り外しに時間がかかるのです。
3点式と4点式シートベルトの違い2:自由が利くか
公道を運転する際には、安全確認のために後方を見たり、前方に身を乗り出したりすることがあります。
また、エアコンやオーディオなどの操作をすることもあるでしょう。こうした身体の動きが多いため、自由度が高くなっているのです。
一方で、サーキット走行時は公道走行時のよな後方確認等は必要なく、あくまでも身体を固定するのが目的なので、4点式シートベルトはほとんど身体の自由が利きません。
3点式と4点式シートベルトの違い3:公道での使用
前述のとおり、公道では身体をひねって後方を確認するなどの安全確認や、身を前に出して安全確認する必要があるなど、ある程度の自由度が必要になります。
しかし、4点式シートベルトを着用していると身体が固定されるため自由に動けなくなり、公道走行時は危険になってしまうのです。
3点式と4点式シートベルトの違い4:安全性
しかし、正しく装着しなければ、安全性は大きく下がるので、注意が必要になります。
4点式シートベルトは、両方の肩にベルトをかけ、腰回りに回して身体を固定するため、3点式シートベルトよりも安全性が高くなっています。
4点式シートベルトの取り付けポイント4つ
これから、4点式シートベルトの取り付けポイント4つを紹介していきます。
4点式シートベルトの取り付けポイント1:後部座席を取り外す
肩部分のハーネスを、後部座席のシートベルトが固定されている場所から引っ張る構造のため、その部分を露出させなければならないからです。
後部座席は外したままでも構いません。レース走行のために、取り外したままにしているドライバーも多いです。ただし、車内の騒音はひどくなるので注意しておきましょう。
また、外したまま公道走行する場合は、乗員人数が変更になるため改造申請が必要です。
4点式シートベルトの取り付けポイント2:肩部分金具の取り付け
アイボルトは、シートベルトに付属していることが多いですが、長さが合わないこともあるので、注意が必要です。
取り付ける時には、後部座席のシートベルトのバックルの方向に注意してください。間違えると、シートベルトが使用できません。
4点式シートベルトの取り付けポイント3:後部ハーネスの取り付け
しっかりと固定できていることを確認したら、取り外していた後部座席を元に戻します。
このとき、取り付けた4点式シートベルトの後部ハーネスを、座席の座面と背もたれの間から引き出す形になります。
ベルトが後部座面の下敷きにならないよう注意しましょう。
4点式シートベルトの取り付けポイント4:腰ベルトの取り付け
前部ハーネスは、前部座席のシートレールの固定部分に取り付けるのが一般的です。
右側は右後ろ側のシートレールのボルトに装着するほか、純正の3点式シートベルトのボルトにステーを固定し、共締めして装着する方法もあります。
装着した前部ハーネスに腰ベルトのハーネスを取り付けて完了です。
4点式シートベルトで安全にスポーツ走行を楽しもう
そのためにも、正しい方法で装着するのが重要です。しっかりと装着することで、初めて4点式シートベルトのメリットを生かせます。
確実な装着で、安全にスポーツ走行を楽しみましょう。
タカタのレーシング部門は、さかのぼること1996年から最高品質のマルチポイントハーネスを開発し、日本国内のみならず世界のトップチームに供給してきました。
そのタカタが世界中で培ったレース経験をもとに、最新の設計と製造技術をもって立ち上げたブランドが「レースシリーズ」と「ドリフトシリーズ」です。
値は張りますが、FIA公認であることに加え、特別なターンバックルが使われていること、アンチサブマリンシステム付き、3インチショルダーであることが特徴です。
世界中のレースで実績のある「本物」を取り入れたい方に、おすすめのシートベルトです。