SUVで燃費性能を上げたいならこのタイヤがおすすめ!5つをご紹介!

ホンダ・ヴェゼルやトヨタCH-Rが大人気モデルとなり、3年ぶりに日本で復活したトヨタRAV4にヒットの兆しが見えるなど盛り上がっているジャンルがSUV。そんなSUVのタイヤを交換する際に、燃費を意識したタイヤ選びを考えている人も多いことでしょう。実は昨今、新車のSUV販売台数が増えたことで、SUV用タイヤのラインナップも激変。従来からあるオフロード用タイヤやオールラウンダー的なタイヤだけでなく、舗装路でのスポーツ性を追求したタイヤや快適性を重視したタイヤも選べるようになっています。

文・工藤貴宏

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では、燃費を意識したSUVタイヤを選ぶ際のポイントはどこなのだろうか?
1.ブリヂストン ALENZA001 255/50 R19
2.ヨコハマ ブルーアース RV-02 225/45 R19
3.ミシュラン ラティチュードスポーツ3 255/50R19
4.トーヨー プロクセスCF2 SUV
5.グッドイヤー イーグルF1 アシンメトリック3 SUV

では、燃費を意識したSUVタイヤを選ぶ際のポイントはどこなのだろうか?

トヨタ 新型 RAV4 宮越孝政

写真:宮越孝政


まずは、オフロード用や舗装路のスポーツ性能重視のタイプは避けることです。タイヤにはいろいろな性能が求められますが、すべての性能を最高とすることはできません。どこかの性能を際立たせれば、一方でどこかの性能が控えめになるのです。ですから走行性能を重視したタイヤは、一般的に燃費が優れることはないと考えていいでしょう。

トレッド(地面と接する部分)が、ゴツゴツとしたオフロードタイヤは武骨で見た目がカッコいいですが、走行抵抗が大きくて燃費は期待できません。逆にハイグリップのスポーツタイヤも、ゴムが柔らかい構造としているので走行時のエネルギー損失が大きく、燃費性能は優れていないと思っていいです (一部例外もあります)。

レンジローバー イヴォーク 宮越孝政

写真:宮越孝政


燃費を求めるのであれば、もっとも近道なのはタイヤメーカーが「低燃費」とうたっているものを選ぶこと。近年はタイヤが燃費に与える性能も重要視されているので、タイヤメーカーや燃費に優れたタイヤにはそれを明記していることが多いです。

さらに詳しく低燃費タイヤを知る方法もあります。それは、商品のカタログやウェブサイトなどに記載されている「ラベリング表示」を確認すること。実はタイヤにはメーカーをまたいでウエットグリップや転がり抵抗(すくないと燃費が良くなる)の共通基準が定められ、燃費を意識したタイヤにはそれがカタログやウェブサイトに明記されているのです。

燃費を左右する「転がり抵抗」は、アルファベットの大文字で示されていて、「AAA」が最高ランク。以下「AA」「A」「B」そして「C」と続きますが、低燃費タイヤは「A」以上であることが求められています。

そこで「A」以上を目安にタイヤを選ぶと、燃費の伸びを期待できます。

1.ブリヂストン ALENZA001 255/50 R19

ブリヂストン ALENZA001(アレンザ001)

主要サイズで転がり抵抗係数「A」を取得した、運動性能と快適性を両立したSUV用タイヤ(一部サイズは「B」)。舗装路でも濡れた路面でもハイレベルな走りを実現しつつ、乗り心地や静粛性にも配慮したプレミアムタイヤだ。快適性を重視する人にもオススメ。

2.ヨコハマ ブルーアース RV-02 225/45 R19

ヨコハマ(YOKOHAMA) サマータイヤ BluEarth RV-02 225/45R19

ヨコハマのエコタイヤブランドである「ブルーアース」のSUV向けモデル。全サイズで転がり抵抗係数「A」を取得しているほか、濡れた路面での滑りにくさを示すウエットグリップ性能でも最高ランクの「a」を取得。燃費が良く、雨の日にも安心のタイヤと言える。

3.ミシュラン ラティチュードスポーツ3 255/50R19

MICHELIN(ミシュラン) LATITUDE SPORT 3(ラティチュードスポーツ3) 255/50R19

ハイパフォーマンスSUV向けとして走る歓びを求めたスポーツタイヤながら、全サイズで転がり抵抗係数「A」を取得し低燃費タイヤの認定も受けている。ハンドリング性能やブレーキ性能を高めつつ、摩耗を減らしてロングライフ性能が伸びているのも特徴だ。

4.トーヨー プロクセスCF2 SUV

トーヨー(TOYO) PROXES(プロクセス) CF2 225/60R18

転がり抵抗係数「A」を実現した、SUV向けの低燃費タイヤ。プロクセスシリーズは爽快な走りと静粛性や乗り心地など上質さを兼ね備えたブランドで、「CF2 SUV」はそのSUV向けかつ快適性と燃費性能を高めた銘柄だ。静かでウェット性能が高いのもポイント。

5.グッドイヤー イーグルF1 アシンメトリック3 SUV

GOODYEAR(グッドイヤー) サマータイヤ EAGLE REVSPEC RS-02 225/45R17

高速走行時の走行安定性を追求した「イーグルF1」シリーズの、SUV向けモデル。サイズは19インチから22インチとハイパフォーマンスSUVにターゲットを絞った展開としている。グッドイヤーのSUV用トップスポーツタイヤながら、転がり抵抗係数「A」を取得。さらにウエットグリップ性能でも最高ランクの「a」認定を受けている。

工藤 貴宏|くどう たかひろ

1976年生まれの自動車ライター。クルマ好きが高じて大学在学中から自動車雑誌編集部でアルバイトを開始。卒業後に自動車専門誌編集部や編集プロダクションを経て、フリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジン搭載のマツダCX-5。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。

工藤 貴宏|くどう たかひろ